牧野植物園
僕が深山に入って受け取ってきたものは、
ある人にとっては些細なもので、気に留めることのないものですが、
またある人にとっては心を震わせるもので、かけがえのないものになるかもしれません。
そんな些細なものに人生を捧げた人物がいました。
日本植物学の父、牧野富太郎先生です。
昨年の香川での展に併せて早朝の便に搭乗して、
高知県の牧野富太郎植物園に行ってきました。
僕はおもに日本の野草を制作していますので、
牧野先生が命名された植物を一番多く制作しています。
次いでカール・フォン・リンネ、次いでマキシモビッチです。
牧野先生とマキシモビッチの交流や須川長ノ助さんのことなど、
とても興味深く拝見しました。ありがとうございました。
僕はまだまだ植物に対しての愛が足らないなぁと思いました。