7月のatelier gallery

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

曇りの多い梅雨でしたが、

 

太平洋高気圧からの風が強くて、

 

すっきりとした晴れが続いています。

 

しかし暑いですね。

 

 

 

7月のatelier galleryは16日の土曜日、

 

18日月曜日の海の日から23日の土曜日までのオープンとなります。

 

17日の日曜日はお休みとなります。

 

変則的なオープンとなりますので、

 

お間違いのないようお願いします。

 

 

 

久しぶりの通常オープンとなります。

 

2019年の12月以来ということで、

 

随分と長い間オープンできていなかったんだなぁと思いました。

 

この間に高里はワッツさん、中村はidee tokyoさんで、

 

それぞれ個展がありましたが、

 

それ以外の機会は非常に少なかったと思います。

 

年に2回くらいは外部で個展の機会が作れればと考えていますが、

 

なかなかお話しがありませんでした。

 

この数年、atelier galleryは常にオープンできない環境にありますが、

 

これからは出来る限りオープンしていけるように、

 

いろいろと変えていこうと考えています。

 

ようやく長くなってしまった現代アートは終わりましたし、

 

展示場所が見つからなければ自分たちで作るしかありませんから、

 

始めた頃の原点に還って、

 

atelier gallery中心の活動に戻りたいと思います。

 

 

 

 

 

僕はコツコツと作り貯めていました、

 

尾瀬に生息する植物26点を展示します。

 

この数日の天気、尾瀬最高でしょうね。

 

行けるかなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

慰霊の日

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

摩文仁で日本軍が投降してから、77回目の6月23日を迎えました。

 

加えて、今年は本土復帰50年という大きな節目でもあります。

 

 

 

 

沖縄の戦後の歩み、その一歩一歩は、

 

祖父や親、叔父叔母たちの人生そのものです。

 

いろいろな話を聞きました。

 

アメリカ世の時代、コザの街の様子、AサインやB円のこと、

 

PIZZA HOUSE、JIMMY、BLUE SEAL、A&Wの創設時、

 

平和通り、山形屋、沖国、桜坂が一番栄えてた頃、

 

タームー、イナムドゥチ、煮付けの味の違い、

 

イッセンマチヤー、ミルクユガフ、ウシーミーの思い出、

 

昔の泡盛の瓶に浮いていた不味い油の味、

 

オリオンビールが潰れる寸前の話などなど、

 

みんなが一同に集っていた在りし日のお正月は、

 

今でも自分の宝物です。

 

 

 

 

戦後77年。

 

沖縄の戦後は、まだまだ続いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

「根っこだ、伸びろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

真っ赤な空間に緑です。ハレーションがすごいですね。

 

昔、映画館でジョーズ3を観た時に、

 

右側が赤で左側が緑のメガネを掛けましたが、

 

眼がチカチカしながら一日中作業してみて、その時のことを思い出しました。

 

そもそも立体なのに、3D感がハンパありません。

 

 

 

 

この展示は、岡本太郎賞と敏子賞という2つの賞を受賞した作家に与えられる展示です。

 

個展ではなく、太郎さんとの二人展になりまして、

 

対峙するといいますか、バトルをするような展示が求められます。

 

今回の展示では太郎さんのキャンバスに直接根っこやツルが触れています。

 

多分ダメだろうなと思いましたが、

 

展示のコンセプトのくだりが評価されて許可されました。

 

細かいことはいいよ、面白いからやろうと、

 

太郎もそう言うよ。

 

館長の平野さんは言って下さいました。

 

TARO賞は現代アートのアワードの中でも、

 

他とは全く違う概念で、フェアでブレがないんだなと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TARO賞の制作を開始したのが2020年の6月、

 

2年に及ぶ取り組みもようやく終わりを迎えます。

 

振り返ると、一番嬉しかったのは入選の通知が届いた日で、

 

受賞後に作家さんやギャラリストと話す機会があって、

 

それからはいろいろずっとしんどかったです。

 

現代アート、コンテンポラリーアートの世界は、

 

作家もギャラリーも批評家も、より上の評価を求めています。

 

普通の人々に作品が売れることよりも、

 

芸術美術に精通し影響力がある5名に評価されるために、

 

作品を作るべきという考えが主流です。

 

ギャラリストもより上のアートフェアへ、

 

批評家もより上の作家の批評や大きな媒体へ、と。

 

僕には上というものが何か、

 

評価という概念がさっぱり分かりませんでした。

 

評価されたいと思うことはごく普通のことで、

 

良いことだと思います。

 

この世界でずっと頑張っている人たちを尊敬しました。

 

同時に、僕にはちょっとキツそうだなと思いました。

 

実際に体感してみないと分からない世界でしたから、

 

貴重な経験ができました。

 

 

 

 

近頃は持病のヘルニアで体力的に厳しくなってきまして、

 

長距離の車での移動や、

 

高い標高を目指す登山が難しくなってきてしまいましたが、

 

それでも何とかひとつひとつの植物たちに会いに行きます。

 

この子にはこれからどんな未来が待っているんだろう、

 

100年200年とずっと守られていてくれるといいな、

 

そんなことを考えながら植物を見ています。

 

 

 

自分にとって評価や芸術的な価値は、

 

大切にしてもらうことや、

 

少しでも先の未来へ残してもらうためには、

 

あった方がいいと思うくらいのものです。

 

他者の評価で判断されない人にとっては、

 

不必要なものかもしれません。

 

 

 

 

記念館のグッズショップにフレームの作品が飾られています。

 

ホワイトキューブに囲まれた壁ではありませんが、

 

設営の作業を終えて、眺めてみて、

 

とても誇らしく思いました。

 

自分の作品をそう感じることは、

 

とても大切なことですね。

 

 

 

 

 

 

第24回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞受賞特別展示

 

岡本太郎 x モリソン小林

 

「根っこだ、伸びろ!」

 

 

会期:2022年6月8日(水)〜27(月) 火曜休館 10:00〜18;00

 

会場:岡本太郎記念館

 

南青山6-1-19 03-3406-0801

 

 

 

 

※TARO賞の時には、間違って記念館に向かわれた方々が続出しました。。

 

今回はくれぐれも向ケ丘遊園には行かないで下さい。

 

表参道駅を目指して下さい。

 

 

 

 

 

7月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

青山の岡本太郎記念館での展示が始まっております。

 

赤と緑のハレーションがすごい、

 

そもそも立体なのに3D感がハンパない、

 

ジョーズ3を映画館で観たことを思い出したなどなど、

 

苦情ではありませんが、

 

眼がツラいという感想をたくさんいただいております。。

 

ご来場くださいました皆さまありがとうございます。。

 

 

 

 

さて、来月7月は久方ぶりにateliergalleryをオープンいたします。

 

個展ではなく、3人の作品を展示いたします。

 

中村の山びこ、高里の絵画、

 

僕は作りためておいた、

 

尾瀬に生息する植物フレームを26点展示する予定です。

 

気付けばかなりの点数となっていました。

 

ちょうど梅雨が明けて夏が到来となる時期ですので、

 

夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬遠い空 を、

 

感じていただければと思います。

 

 

 

 

通常のギャラリーオープンとなりますので、

 

予約制にはしない予定ですが、

 

初日お早めのご来場をご予定の方は、

 

事前にメールにてご連絡くださればと思います。

 

密になりそうな場合は、

 

メールをいただいた順にご入場していただく予定です。

 

ご連絡が一定数あるようでしたら、

 

始めの1時間を予約という形にするかもしれません。

 

会期は7月16日、18日〜23日を予定しております。

 

通常通り12:00-18:00オープンになります。

 

 

 

 

 

それでは、雨が多い季節となりました。

 

皆さま、雨の日も曇りの日も晴れの日も、

 

どうかご無事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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