
立体作品のベースを作りに、高尾にある永井理明くんの工房に行ってきました。

コークス炉です。
コークスとは石炭を蒸し焼きにしたもので、
石炭より高温度の燃焼を可能にするのと、
発煙もほとんどないものです。
下にあるファンから風を送って火の調節をします。

ひたすら叩きますが、
ものすごく熱いので、分厚い革手袋をしていても
耐えられません。
顔も熱くて大変な思いをします。
これは夏は本当にヤバいと思いました。

こんな感じで出来ました。

分厚いものは、じっくり熱を入れます。
角鋼や丸鋼などは大丈夫ですが、
板ものは半端じゃありませんね、大変でした。

永井くんは芸大出身の造形作家です。
大ちゃんと同じ10歳下ですが、
個展活動などは僕よりずっと先輩です。
鉄に向き合う姿勢もずっと先輩です。
いろいろと教えてもらいました。
たくさん吸収させてくれて、
ありがとうございました。
さて、このベースをどう使うかということなんですが、
額縁の方は押し花で、ステンドガラスに入っていて、ある程度完成型なんですが、
立体は今のままの方向性でもいいと思うんですが、花に応じたベースというか
花器であって器の機能を満たしていなくてもいいもの、
生け花ではないんですが、すごく近いアプローチをしてみようと考えています。
例えば、千利休は割れた壷や錆びた農具などに花を生けました。
勅使河原蒼風さんもそうですが、自分でオブジェを作られてもいました。
僕はもうひとつ欲張って、花も器も作ってオブジェにする方向でしょうか。
答えはまだ見えませんが、時間はありませんね。
頑張ってやってみたいとやってみましたが、すごい筋肉痛に襲われています。
本格的な鍛造は、本当に大変な仕事だと改めて実感しました。
カテゴリー:未分類
投稿日:2011年1月20日 15:15
名古屋から東京へ帰る前に、どうしても行きたいところがありました。
truss boxの伊藤洋介くんと、beleteの熊谷さんに会いに、豊橋市へ向かいました。



carafeさんのある名古屋ICから豊川ICを下りて1時間ちょっとで到着しました。
昨年の世田谷ものつくり学校での展示会では、鉄でスカルを制作していたので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

工場には、1/1スケールのスカルがいました。
かっこいいです。
彼にはいつも刺激されます。
離れたところにいますが、
共鳴し合っていると言うか、
僕にとっては、なくてはならない存在です。

カブのカスタムもいました。

工場に隣接しているオフィスはコンテナです。
これがまたかっこいいです。
フローリングや板きれや額縁なんかを
全部まっすぐ切らないでつぎはぎにした
入口ドアなんて最高にクールです。
truss boxのwebサイトはこちらをご覧下さい。

今回のcarafeさんを惹き合わせてくれた
beleteの熊谷さんのショールームもあります。
3年前の春に原宿でmodern piratesのお店のときに
仕事をご一緒してからのお付き合いになります。
初めてお会いした時には、天は二物を与えずという言葉は嘘だと
本当に思ったことを覚えています。

去年制作したツバキも置いてありました。
beleteの品物に囲まれているのを見ると、
初めからここに来ることになっていたかのように思えてしまいました。

海外に買い付けに行かれることも多く、
感性の良い品物が並んでいました。
beleteの品物はwebでも購入できるそうです。
是非beleteのwebサイトを訪ねてみて下さい。

それにしても、どこへ行っても大ちゃんと石井さんは楽しそうでした。
石井さんのジィオデシックでの球根草花展にも熊谷さんは来てくれていたので、
さすが、石井さんは覚えられていました。
応援してくれるみなさんのためにも、
人と人とのつながりを大切に、しっかりと紡いでいきたいと思います。
最後に豊橋のみそかつの名店で、みんなでみそかつを食べておしゃべりをして、
楽しい時間は本当にあっという間なんですね。
帰りはずっと運転していた僕に替わって、免停明けの大ちゃんが運転しました。
ですが、ずーっと半分ウトウトしながらの運転だったので、
さすがに僕も石井さんも身の危険を感じずにはいられないので、
一刻も早く替わりたかったのですが、
「大丈夫です、だいじょうぶれす」とか言って、ろれつが回らない状態で
最後まで運転していたので、
ずーっと顔にギャッツビーを当てられたり、叩かれたりしていました。
運転している大ちゃんよりずーっと疲れたのは言うまでもありませんね。
石井さんも、大ちゃんの活動時間の短さを目の当たりにして、
僕がいつも言ってる通りで、「やっぱりか」と思ったそうです。
カテゴリー:未分類
投稿日:2011年1月11日 12:21
この春に、初めて東京以外での展示会を行うことになりました。
声をかけていただいてから、伺うまでに1年かかってしまいましたが、
lifestyle shopのcarafeさんのある、名古屋に行ってきました。

carafeさんは、家具や雑貨などを扱うインテリアショップですが、
コーディネートの他に、新築リフォームなどの設計施工や、
キッチン、造作家具などのデザインも行っています。
僕らも同じような仕事をしているので、床や壁の仕上げにまず目がいってしまいました。


お店はとても広く、居心地が良いです。
個展の展示スペースは1階右側のグレーの壁の空間と、2階が中心になりますが、
お店全体を使い、それぞれの空間に合わせて、いくつかのシーンを作ろうと思っています。


植物を作り始めてから、春に展示会をしたことがなかったので、
今から楽しみですが、春はとても早足でやってきます。
間に合うかどうか、作る時間が出来るかどうかの不安もあるんです。
でも、そういう不安を感じさせないくらい、
春の花色は優しくて柔らかいように感じます。
ふくよかに、匂やかに、心弾む春の歓喜を
語りかけてくるような気がするんです。
そう感じさせてくれるcarafeさんの空間に合う春の花たちを、
これから制作しようと思っています。
carafe:名古屋市天白区鴻の巣1-706 詳細はHPをご覧下さい。
会期(予定):3月5日(土)から3月27日(日)
営業時間:11:00~19:00 ※水木定休日
今回、ジィオデシックの石井さんに同行してもらいました。
展示会を開催した側から、気づいたことなどを伝えていただきました。
人柄も手伝って、とても打ち解けた顔合わせになりました。

富士川SAにての記念撮影。

渋滞で遅れたにも関わらず、
名古屋でお世話になるんですからということで、
名古屋城をバックに記念撮影。
年末のブログでは、今年個展は行わない予定と書いていました。
説明が足りませんでしたね。都内では個展を行わないというのが正しい文章でした。
すみませんでした。
今回のcarafeさんでも新作の個展になります。
お近くの方は是非お立ち寄り下さい。
進行状況や詳細については、このブログでお伝えしていきますので、
どうぞよろしくお願いします。
さて、日帰りの強行スケジュールは、予想通りの珍道中になりました。
続きはまた後ほど。
カテゴリー:未分類
投稿日:2011年1月10日 15:05

shawn&meguの久保田さんに頼んでいたバッグが出来上がってきました。
specialsourceの文字を入れてくれていました。

とても使い易いです。ありがとうございました。できるだけ大切に使います。
これでSPOLOGUM&GASA*のコラボノートを入れて打合せに行けます。
良い仕事が出来そうです。
カテゴリー:未分類
投稿日:2011年1月7日 12:38

新年あけましておめでとうございます。元日はわたし、青の日記です。
みなさんはどんなお正月をお過ごしですか?
わたしのお正月の過ごし方です。

朝はきいと一緒にベッドでぬくぬくしてます。
家主が起きて来たら、きいに気付かれないように、
そ〜っとベッドから出て、スリスリしに行きます。

この季節はさすがに寒いんですけど、
ベランダのお散歩だけは外せません。

だって、こうしてローリングするのが、
とっても気持ちいいんです。
家主は、わたしがスリスリしておねだりすると、
どんなに忙しくてもお散歩させてくれるんです。
でも、きいは沖縄で脱走して大騒ぎを起こしてから、
外出禁止なので、ベランダはひとりでゆっくりと
いろんなことを考えたり出来る大好きな場所なんです。

お昼寝もきいといっしょです。
本当はうざい時もあるんですけど、
今は寒いのでしょうがないなと思っています。

夜は家主が、めずらしくテレビを見てるので、
わたしときいは冷蔵庫の上からテレビを見ます。

きいは、いつもわたしについてまわってきます。
ちっちゃい頃はかわいかったんですけど、
わたしより大きくなってきてからは、
ちょっとうざいんですが、まだ子どもなんですね、
いつも甘えてくるんです。
みなさん、今年もきいともどもよろしくお願いしますね。
カテゴリー:青の日記
投稿日:2011年1月1日 17:38