僕のテント一泊でのバックパッキング重量は、
テントや寝袋、着替えや雨具、防寒着などのベースウェイトで5kgくらい、
そして食料、水などが加わり7〜8kgほどになります。
これプラス撮影機材となるわけですが、
これが年々しんどくなってきております。。
10年ちょっと前の発売当時最軽量だった、
フルサイズデジタル一眼カメラとレンズおよそ3本で2.2kg、
いつか写真展をとの思いを込めて中判フィルムカメラ67判1.3kgを、
おまけに三脚も必須でトータル4.5kgという、
本当に毎回毎回持つ度にガッカリする装備です。。
ワンゲル部の学生からしたらそんな12kgくらいで、と嘲笑されそうですが、
もうこの辺りでギブアップでございます。。
それにしても、この10年あまりのデジタルカメラの進化は著しく、
スペックオーバーな感じで困りますね。
要らない機能をなくしてもらえれば相当軽くなるんじゃないかと、
素人目には見えるのですが、
万人に受け入れてもらわないと成立しないのでしょう、
個人的に残念なカメラが多いです。
そんな中で山で必須な防塵防滴と35mmサイズという枠の中で、
何とか行けそうなモノが見つかりまして、
カメラもレンズも今までの半分の重量になります。
しかもスペックがかなり上がります。
これで決まりか、というところで、
そもそもフィルムカメラ一本でいいのではとか、
フィルムカメラは中判である必要があるのかとか、
bigminiとか写るんですとか、
コンパクトデジタルでも良くないか、という意見も出てきて、
暗礁に乗り上げております。。
この時代ですから、デジタルカメラだけで良いのではと、
思う人の方が圧倒的に多いと思うのですが、
何かが違うのです。フィルムにしか出せないものがあるのです。
だからフィルムカメラは必須です。
そうなるとデジタルも必要な訳です。
デジタルでしか撮れないものがあるからです。
それでいて、画質は眠たいとガッカリする訳です。
大変ですね。現代に生きるということは。。
iphoneまでもあるというのに。。。。
なんとか夏が来るまでには決めないといけません。
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投稿日:2023年2月26日 23:04
こんにちは。
今年は鎌倉に通っています。
長谷駅の近くです。
スチールドアなどでお手伝いをさせていただいています。
小学校から神奈川県ですので、何度も訪れているのですが、
何遍来てもいいですね。
空気が滞留しないからなのか、
それとも何か特別な磁場があるのか分かりませんが、
自分にとってとても落ち着く場所です。
山は低いなりにいい山がけっこうあるのですが、
どうも登る人が少ないみたいでして、
道が見えないくらい草が生い茂っていて、
危険な生きものが蠢いています。
何と言うか、人間界とあっちの境目、
もしくは出入り口的な感じが漂っています。
鎌倉は霊場なのでしょうか、単にケモノが多いだけなのでしょうか。。
それでもここのものの怪たちは、
みんなどこか愛嬌があって優しい種族のような気がしています。
仕事を納めた後も通い続けたいですね。
カテゴリー:未分類
投稿日:2023年2月24日 21:52
梅花黄蓮が咲く季節になりました。
春はもうすぐ、花粉ももうすぐです。。
梅花黄蓮といえば牧野富太郎博士が愛した花として有名ですが、
学名にはMakinoとは記されていません。
命名されたのは19世紀、おそらく1840年から1860年代頃で、
オランダの植物学者フリードリヒ・アントン・ヴィルヘルム・ミクェルが名づけました。
ミクェルはオランダ国立植物標本館の館長を務めた人でしたが、
海外へ採集に出向くことはなかったそうですので、
日本にしか自生していない日本固有種の梅花黄蓮の標本を、
どうやって手に入れたのでしょうか。
時代は江戸末期の日本が大きく変わろうとしていた頃になります。
長崎に来ていた採集家が運んだのでしょうか。
その頃に日本にいて、植物学に精通していた人物と言えばシーボルト。
シーボルトが来日していたのは1820年代と1860年頃で、
このどちらかの来日時に採集されたものかもしれません。
12,000点以上の植物標本を持ち帰ったようですので、
オランダの著名な植物学者が手分けして分類、命名する流れで、
ミクェルの手に渡ったものと思われます。定かではありませんが。。
日本の植物を日本の植物学者が命名していくのは、
残念ながらもう少し後になってからになるんですね。
牧野先生が誕生された1862年頃は、
山野の至る所で群生していたようですが、
それから160年が過ぎた今では、
なかなか見かけない花になってしまいました。
梅花黄蓮
バイカオウレン
Coptis quinquefolia Miq.
キンポウゲ科オウレン属
本州の福島県以南及び四国に分布
山地から亜高山帯の針葉樹林林床などに自生します。
雪解けが始まるまだ緑の芽吹きを探すのに苦労する土色の景色の中に、
小さいけれど瑞々しい緑の葉を広げ、
真っ白できれいな萼片を開くこの花には、
牧野先生をはじめ、多くの人々が魅了されてきたのでしょう。
私もそのひとりです。
大ちゃんは通り過ぎましたけれど。。
カテゴリー:未分類
投稿日:2023年2月12日 16:58
冬の夕暮れの海は居心地が良い。
ゆっくりと日が暮れるのを眺める間、
静かな時間を約束してくれる。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2023年2月4日 23:30