戦後71年
戦後71年を迎えました。
戦争を生き抜いた人々も老い、
聞かされてきた戦時中の話しの数々が、
記憶の中で薄れていってしまうのではないかと思う度に、
胸が苦しくなってしまいます。
できることならばいつまでも生きていてほしい、
記憶の中だけではなく、ずっと話していてほしい。
凄惨な戦争の中で誰もが感じた帰らぬ人々への思いが、
年々周囲の老いとともに、
自らにも巡るようになっているのでしょうか。
本当に語り継いでいけるのだろうか。
時空を超えて巡ってくる思いに、
ただ為す術もない慰霊の日です。