こんにちは。
先日岩手県盛岡市内にmina perhonenさんのお店がオープンされました。
シャンデリアとハンガースタンドを手がけました。
設置の日の数日前に腰を痛めまして、
なんとか行く予定でしたが、
その日に限ってなぜか寒波に見舞われてしまい、
盛岡には大ちゃんひとりで行ってもらいました。。
ご心配をお掛けしました。。
盛岡は皆川さんと非常に縁が深い場所で、
随分と前からお店を作る計画があり、
場所を探していたそうです。
お店は古民家を改修して作られましたが、
敷地内にはもう一棟が建てられていて、
来春にはカフェやギャラリーなどがオープンするそうです。
オープン後には盛岡のクラフトフェアが開催されていまして、
大変な賑わいをみせていたようです。
ここもクラフト系のギャラリーになるそうですので、
僕らが展示でお邪魔する機会はなさそうですね。
今週末11月2日から始まるand wanderさんでの展示ですが、
腰痛の影響で長時間の移動が難しいこともあって、
大ちゃんのみの在店になります。
その代わりと言っては何ですが、
12月の三週目あたりにatelier galleryをオープンする予定です。
その際には全日在廊しておりますので、
質疑等お有りの方は、そちらへお越し下さいませ。
カテゴリー:未分類
投稿日:2024年10月27日 13:34
こんにちは。
夏はなかなか進まない感覚でしたが、
10月はあっという間に時間が過ぎて行くような気がします。
丸の内のレンガの道沿いの路面店、
and wanderさんでの展示が近づいてきました。
アウトドアブランドというカテゴリーになるのでしょうか。
登山という共通項を持つ場所での展示は初めてとなります。
お店のエントランスにギャラリースペースがあります。
毎回、山をテーマに創作されている作家さんの展示をされています。
ショップでの展示ですので、
ギャラリーのように少々入りづらいということはないかと思います。
どなたでも気軽にお立ち寄りできるかと思います。
コンテンポラリーのギャラリストから、
ショップ作家と揶揄されることがありましたが、
敷居が高そうなギャラリーはもちろんのこと、
特に初見の方などは、
なかなか行きづらいのではないかと思いますので、
僕にとっては、こういったショップでの展示というものは、
大変重要な位置づけになっています。
今年の春に愛媛の瀬戸内海の大三島で展示がありました。
その際に、お隣の島から老齢のご夫人が来られたそうです。
その方は長い間ご鑑賞されると深々とお辞儀をされて帰られましたが、
明くる日に再度ご来場されました。
片方の手には、家中を探して工面されたというお札が握りしめられていたそうです。
その作品の花をご覧になったことはなかったそうですが、
ご自分が野山を駆けていた幼少の頃の、
純粋で素朴な記憶が蘇ってくるように感じられたそうです。
作品をご覧になって感動される方々は、
皆さん同じような理由で琴線に触れるわけではないと思います。
金属で出来ていることであったり、
知人の紹介であったり、十人十色なのでしょう。
その中で素朴さというのは、
何といいますか、自分自身大変感動しました。
どうもありがとうございます。
Geum pentapetalum Makino
チングルマ
稚児車
バラ科ダイコンソウ属
本州中部以北から北海道に分布
高山の雪渓周辺に自生
観察地:大雪山、北アルプス、中央アルプス、鳥海山、他
夏の高山を彩る高山植物の代表的な種になります。
雪解けとともに芽を出し、
真っ白な花を咲かせます。
盛夏を迎えると花が落ち、
ヒゲのようにふさふさと痩果を揺らします。
穂高の涸沢も良いですが、
大雪山のスケール感は素晴らしいと思います。
モリソン小林 中村大介
「金属植物と山びこ」展
会期:11.2 sat – 24 sun
会場:and wander丸の内店
千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
open 11:00 – 20:00
会期中無休 最終日は18:00まで
※11.19 tue – 24 sunに高里の個展が、
銀座の森岡書店さんで開催されます。
同じエリアになりますので、併せてどうぞよろしくお願いします。
詳細は後日改めてお伝えします。
カテゴリー:未分類
投稿日:2024年10月19日 22:31
こんにちは。
10月を迎えています。
夏の疲れが全然取れないなと思っていましたが、
まだ夏だからなのでしょうか。
諸々なかなか落ち着かない日々です。
来月11月2日からのand wander丸の内での二人展、
ようやく1点仕上がりました。
エゾムラサキというムラサキ科ワスレナグサ属の花です。
ワスレナグサではありません。
そっくりですが少々違います。
このムラサキ科の種は初めての制作となりました。
花の径が1cm満たないくらいで小さいというのと、
花の中央の黄色いところ、この微妙な盛り上がり、
これが難しくて全然できなかったのです。
芯をめくる方法はアールをかけられないので5角形になってしまいますし、
盛るには板が薄すぎるのと、花が小さ過ぎて溶けてしまいます。
さてどうしようかというところで、
十年近く放置していました。
老眼も激しくなってきましたし。。
来年の作品集のことを考えると、
どうしてもムラサキ科は何点か入れたいですから、
なんとか形にしたかったというところです。
蝦夷紫
エゾムラサキ
ムラサキ科ワスレナグサ属
北海道から本州中部の深山に分布
観察地:尾瀬ケ原
sizeA4: h282 w201 t44 / 1.7kg
and wander 丸の内 出展作品
ムラサキ科はこの他に6種ほど見てきていますが、
このエゾムラサキが一番青かったような印象があります。
どれも花が小さいのですが、青の印象は鮮烈で、
その姿は脳裏に焼き付いてしまいます。
青は少々ずるいなと思いますが、
野生で目にする機会が非常に少ない色ですので、
いつまでも咲いていて欲しいと思います。
カテゴリー:未分類,金属の植物
投稿日:2024年10月3日 21:35