真夏の屋外現場と高校野球
今年の夏は、例年に比べると過ごし易いようですが、屋外の現場は関係なく暑いです。
一年の半分以上で現場仕事に出るスペソーですが、完全屋外の仕事はほとんどないので、
屋外現場連続のこの夏は、逆にいつもより暑いと感じるほどでした。
原宿の入り組んだ路地の一画にある
お店の改装に伴って、テラスを作ります。
設計施工は、七里ケ浜の複合施設で
知り合ってから、金物工事で仕事を依頼して
くれているKSEさんです。
工房である程度作ってから、現場で組んでいきます。
まず床の水平レベルを合わせながら固定して、
腰壁までを組んでいきます。
天井の梁の100×50をつけると、全体の強度が出てきました。
勾配を取った天井には、ステンレスのチャンネルを
つけてます。雨樋の役目です。
この年齢になると、脚立での高所作業は
きついんです。帰る頃には脚はフラフラです。
いつものことですが、工期がないので、
作業と平行して、プライマーを塗っていきます。
KSEの大ちゃんが塗ってくれて、助かります。
高さ2800mmの大きいアンティーク扉をつけます。
このテラスは、この扉を基準に作ったので、
入らないとシャレになりません。
枠側の蝶番はないので作ってつけます。
うまいことつきました。
表はグリーンです。
アンティークの扉は、こういった表と裏の色が
違うものが多いです。
3日間続いたこの現場作業も、無事納まりました。
これから大工さんと塗装屋さん、ガラス屋さんが
仕上げていってくれます。
真夏の現場作業中、BGMはもちろん高校野球です。
沖縄はあっさり負けちゃいましたが、KSEの大ちゃんの地元、新潟の日本文理が
勝ち進んでいたので、連日みんなで応援していました。
あと一歩というところで負けちゃいましたが、最後まであきらめない姿に感動しました。
それにしても、高校野球は地域の戦力差がなくなりましたね。みんな頑張ってきたんですね。
今週もまた現場ですが、BGMは普段に戻ってFMになるのがちょっと寂しく思います。