春の訪れを告げるスプリングエフェメラル、
春の妖精と呼ばれる花の中で、最も早く咲く花です。
古くから親しまれてきた花で、家楡(いへにれ)と呼ばれていました。
標高のあまり高くない里山の林床に咲く花です。
開発などで里山の多くは切り開かれ、この40年ほどで激減してしまい、
現在は準絶滅危惧種NTに指定されています。
2月3日頃の節分の日あたりに咲く花でしたが、
その時期に咲いていたような人里近い場所では、
もう見ることはできなくなってしまいました。
僕は3月の終わり頃に奥秩父北部の山麓でこの花に出会いました。
とても小さく、ひっそりと咲いていましたが、
その姿は誤って踏みつけようもないくらいに、
真っ白く輝いていました。
節分草
学名:Shibateranthis pinnatifida Maxim.
size:w200 h282
カテゴリー:金属の植物
投稿日:2018年2月24日 13:13
こんにちは。
今シーズンはどこも雪が多く、いつにも増して厳しい雪山シーズンを迎えていますが、
こんなときほど、高山はその原始的な姿を現してくれるものです。
しかしなかなか天候が安定しないのもこの時期の特徴ですので、
もうしばらくは山へ脚が向かわないという人の方が多いのではないでしょうか。
アウトドアブランドのセールが始まりましたので、
そちらの方が忙しいかもしれませんね。
さて、2018年はじめのオープンとなります2月のatelier galleryは、
今週末10日の土曜日から、12日月曜日の祝日までの3日間となります。
今月は盛りだくさんの内容となっております。
寒さはまだまだ厳しいですが、お時間ございましたらお立ち寄り下さいませ。
カテゴリー:atelier gallery
投稿日:2018年2月9日 18:03
仙丈薊 w420 h827 t50 自然礼賛 2017
こんにちは。
2017年を振り返る時間もなく、あっという間に2018年を迎え、
早くもひと月が過ぎていきました。
2017年の4月と7月にもお伝えしていましたが、
作品で使用しているステンドグラスの件の続報です。
残念ながら作品で使用していたガラスは廃番となってしまいました。
次回の京都のイベント分で最後になります。
アメリカのSPECTRUM社が廃業してしまいましたが、
OCEANSIDE GLASS TILE社というメーカーが引き継ぐことが決まり
昨年春にメキシコ工場が稼働し始めました。
現在は北米の流通がまだ安定していない状況のようで、
これから安定供給されてから、欧州そしてアジアの順で流通が再開するそうです。
なんでも、今まで4ラインだったのが1ラインになってしまったようで、
かなりの時間と労力が必要だそうです。
作品に使用できるステンドグラスが流通されるかどうかは今のところ不明です。
安定供給されるクリアガラスに変更するという案も出てきていますが、
可能性がなくなるまでは待ちたいと考えています。
さて次回のイベントの予定ですが、
minä perhonenさんの京都店にて、
3月9日(金)から21日(水)までの開催を予定しています。
1月開催は巻きに巻いても難しく、3月になりました。
それにしても制作がはかどりません。。
心技体がバラバラなのはどうすることもできないのでしょうか。
いまだかつてうまくかみ合ったことがありませんが。。
以降のイベントはガラスの件がありますので、
再度の調整が必要になってしまいました。
ご迷惑のかからないように今後についての検討を重ね、
ご相談させていただきたいと考えております。
カテゴリー:未分類
投稿日:2018年2月1日 10:13