
いよいよ秋も深まり、週末に各地で開かれる秋の各種イベントを過ぎれば、
初冬の産声とともに、ひたひたと師走への助走が始まります。
昨年12月にオープンいたしましたatelier galleryも、
先日の11月のオープンにて1年を経過いたしました。
この1年間にお越しいただいた皆さまに感謝いたしております。
どうもありがとうございました。
さて、来月12月のatelier galleryは1周年を迎えるということで、
「金属の像刻花」というテーマで、僕の展覧会を開催いたします。
今回は、”古来より愛されてきた草花”です。
心と身体に癒し、そして歓びを与え続けてくれる花たち。
人と花たちが紡いできたかたち「貌」を表現いたします。
また、会期中にワークショップを開催いたします。
今回は、[kuku]主宰 大橋あかねさん(AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)をお招きして、
クリスマスにぴったりの「share(分ち合うこと)」をテーマにしたワークショップです。
植物のessence(精油)に触れて自分と世界が愛おしくなる、
そんなひとときをatelier galleryにて過ごしていただければと思います。
会期中盤の土日の2日間、お昼の11時〜14時くらいの日程になると思います。
ぼくらも12月ということもあって相当な疲労が蓄積されていますので、
今からとても楽しみです。
詳細は近日中に、まずはワークショップの告知と募集要項をお伝えいたします。
カテゴリー:atelier gallery
投稿日:2013年11月21日 10:06

冬の足音を聞きに山へ

温暖な秋のおかげで、木々は色づき始めたところのようす

冠雪した富士山。頂上はなかなか姿を見せてくれない

ひとりトレッキングポール持参のだいちゃん、ややペースダウン。リュックもややダウン気味。。

冬の足音は聞こえず、そこかしこで秋を謳歌する山の意匠

頂上への道しるべとともに健脚が戻るだいちゃん

遠く南アルプスを眺め、何も言葉が出てこないふたり

仰ぎ見る富士山は、少しだけその頂を見せる

山頂には、足下に少しだけ冬の足音が

針葉樹に見送られてゆっくりと山を下りる

少し高度が下がると落ち葉に覆われた山道 がつづく

危うく踏んでしまいそうな越冬準備中のスミレ

暮れ始めると早すぎるほどの、山の夜の訪れ

日暮れの富士山は神々しく、風は冷たくて息は白い
雪山への準備に心躍る冬の足音はまだかすかに、
色濃く深まる秋の美しさに癒された一日でした。
カテゴリー:山
投稿日:2013年11月17日 20:14
今週末の10月のatelier galleryは、9(土)から11(月)までの3日間のオープンで、
『special source x manuteria* 球体関節人形』です。
映像はクエイ兄弟の名作「street of crocodiles」。
GASA*concept room 3+Re²の空間は、この物語の空間をイメージして作りました。
クエイ兄弟をはじめて知ったのはいつだったか定かではありませんが、
大竹伸朗さんが80年代の当時、クエイ兄弟に会ったという話を、
いつぞやの美術雑誌で拝見したのがきっかけだったと思います。
もともとGASA*さんではシュヴァンクマイエルの世界観をコンセプトに展示会を行っていて、
クエイ兄弟はそのシュヴァンクマイエルを崇拝している映像作家でしたので、
GASA*concept room 3+Re²の空間のコンセプトを決めるのには、
さほど時間はかかりませんでした。
いつか時間ができたら、クエイ兄弟の映像に出てくるような人形を制作してみたいと思っています。
今回は、GASA*concept room 3+Re²の空間の中にあった、
メインの大きなガラスショーケースを1台お借りして、
今までとはまた違ったatelier galleryの空間になります。
皆さんのお越しをアリスやショーケースともどもお待ちしております。
カテゴリー:atelier gallery
投稿日:2013年11月6日 0:49