晩秋
冬の足音を聞きに山へ
温暖な秋のおかげで、木々は色づき始めたところのようす
冠雪した富士山。頂上はなかなか姿を見せてくれない
ひとりトレッキングポール持参のだいちゃん、ややペースダウン。リュックもややダウン気味。。
冬の足音は聞こえず、そこかしこで秋を謳歌する山の意匠
頂上への道しるべとともに健脚が戻るだいちゃん
遠く南アルプスを眺め、何も言葉が出てこないふたり
仰ぎ見る富士山は、少しだけその頂を見せる
山頂には、足下に少しだけ冬の足音が
針葉樹に見送られてゆっくりと山を下りる
少し高度が下がると落ち葉に覆われた山道 がつづく
危うく踏んでしまいそうな越冬準備中のスミレ
暮れ始めると早すぎるほどの、山の夜の訪れ
日暮れの富士山は神々しく、風は冷たくて息は白い
雪山への準備に心躍る冬の足音はまだかすかに、
色濃く深まる秋の美しさに癒された一日でした。