自然礼賛

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

昨日より、2019年の自然礼賛展が始まりました。

 

前回の初日に多くの方々が集中してしまったという反省を踏まえまして、

 

今回はDM発送、webサイトでの告知に限っておりました。

 

SNSなどでの事前告知は、混雑を避けるために行いませんでした。

 

皆さまに少しでもごゆっくりご鑑賞いただければと考えての判断でした。

 

加えまして、artページでは今回のすべての出展作品がご覧いただけます。

 

こちらも少しでも余裕を持ってご鑑賞いただければと思いました。

 

静かに今日を迎えられ、静かに終えることができ、

 

自分の道標を確認できた1日となりました。

 

 

ご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

長かった梅雨が明け、夏本番となります。

 

暑さ厳しい日が続きますが、

 

お時間ございましたら、是非ご高覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会期:

 

7月27日(土)〜29日(月)

 

8月1日(木)〜4日(日)

 

8月8日(木)〜11日(日)

 

open12:00~18:00

 

会場:special source atelier gallery

 

神奈川県川崎市高津区久地4-11-46

 

 

 

 

 

梅花黄蓮

 

 

 

 

 

 

梅花黄蓮は牧野富太郎記念館のマークにもなっているように、

 

可憐な植物の象徴です。

 

困難な時代を生き抜き、小さな生命の輪廻のドラマに、

 

すべてを注いだ優しい眼差し。

 

この花を見かけると、牧野富太郎先生を思い浮かべます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅花黄蓮

 

キンポウゲ科オウレン属

 

本州福島以南、四国の深山、亜高山帯に自生

 

観察地:燕岳(長野県中房温泉より入山)

 

size:h282w282d44/2.2kg

 

自然礼賛 2019

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾瀬ヶ原の池塘に浮かぶヒツジグサ。

 

水面に映る空の青と樹々の緑が、白い花をより美しく見せていました。

 

水が反射するので、根幹を支えているものは遠目からは見えませんが、

 

近づくと透明な水の中には、幾重にも重なって根から伸びる葉柄が見えます。

 

ヒツジグサの容姿を間近で観察しましたが、

 

後日になって思い浮かべられるのは、自然の風景と解け合った姿でした。

 

自然に生きるものは、ひとつのものだけを切り取って思い浮かべることはできません。

 

青空に飛ぶ鳥も蝶も自然の風景とともに記憶されます。

 

尾瀬ケ原のヒツジグサが美しいのは、尾瀬のすべてが美しいからなのでしょう。

 

 

 

 

今回の自然礼賛展では、立体作品を4点制作しています。

 

ヒツジグサの立ち姿から、尾瀬ケ原の風景を思い浮かべていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未草

 

Nymphaea tetragona Georgi

 

スイレン科スイレン属の水生植物

 

山地の沼や亜高山帯の高層湿原などに自生

 

観察池:尾瀬ヶ原(群馬県鳩待峠より入山)

 

size : h400 w330 d300

 

2019自然礼賛 出展作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蔓立壺菫

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

今年は例年になく梅雨らしい梅雨となっております。

 

先週まで連日現場に入っていましたが、雨が毎日降る天気が続き、

 

少しでも止めば外での作業にとりかかり、降れば中での作業と、

 

日によって工程を変えながら何とか乗り切りました。

 

作業が少し残りましたが、オープンまでには納められる目処がついて、

 

ホッと一息つきたい今日この頃です。

 

 

 

画像は、今年の春に金沢のmina perhonenさんにて開催しました、

 

alpine plants展で出展したツルタチツボスミレになります。

 

昨年六本木のIDEEさんでの展に出展したニオイスミレと同じサイズのものでした。

 

スミレは小さいので、A4sizeでしか制作していませんでしたが、

 

地中でつながった株をトリミングせずに大きめのサイズのフレームに入れることで、

 

小さな花の新しい見え方を見つけることが出来ましたし、

 

どこかのびのびと見えるような気がしました。

 

一花の方が可憐さはありますが、これはこれで賑やかでいいなと思っています。

 

 

 

今月末7月27日(土)からの「自然礼賛」では、

 

このサイズでのスミレは1点、タカネスミレを制作中です。

 

高山の稜線上、頂上辺りの砂礫地に自生する黄色いスミレです。

 

他にA3でナガハシスミレ、A4でヒメスミレとオクタマスミレを出展する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蔓立壺菫

 

ツルタチツボスミレ

 

スミレ科スミレ属

 

日本海側の標高1700Mくらいまでの亜高山帯に分布

 

観察地:鳥海山(山形県側の鉾立より入山)

 

size:A3Square h400w400

 

 

 

 

 

 

 

2019.4「alpine flora」出展作品

 

 

 

 

 

 

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