山びこ「葱魚（ネギョ）」
11月のatelier galleryは、「中村大介・秀野祐介展」を7日間開催しました。
ご来場していただいた皆さま、どうもありがとうございました。
心配された天候も大きく崩れることもなく、
会期を無事に終えることができました。
山びこ「エンリギ」
今回の世界観にはまってしまった、知人の写真家の方に作品を撮影していただきました。
その方曰く、なにかもやもやするような引っかかる感じがするので、
もっと時間をかけてじっくり見てみたい、とのことでした。
作家ともどもとても嬉しかったです。どうもありがとうございました。
作家として最初の一歩を踏み出した今回の展示会、
いろいろな経験をして、様々な感想をいただくことができて、
今まで気づけなかったことや見えなかったものが、
すこしだけわかるようになったようです。
これからも中村、秀野をどうぞよろしくお願いいたします。
11月のatelier gallery「中村大介・秀野祐介展」、
前半の4日間を終えました。
連休のお忙しい中お越しいただいた皆さま、
どうもありがとうございました。
会期は週末8日（土）、9日（日）、10日（月）の3日間となります。
お時間ございましたら、是非お立ち寄りください。
僕は友人や先輩などで作家活動をしている人がいなかったこともあって、
クライアントさんのお店で個展を開催させてもらいました。
初めての作品展は僕も2人展でした。
会期は10日間ほどありましたが、僕の作品を観に訪れる方はほとんどおらず、
友人を含めても10名ほどでした。
その時の作品はおおよそ手元に残っていますが、
今改めて見ると、制作時の楽しさやポジティヴィティが感じられて、
良い作品だなと思います。
当時はこんなように思うことはできなかったと記憶していますが、
作品を作ることは前向きな思考がどこかに存在しないければ続けられないことのようで、
そんな苦さも時間とともに許容できるようになっていくようです。
今回の2人展が彼らの今後の創作活動において、
精神の働きを拡げるポジティビティを与えていってくれることを願っています。
残りの3日間もどうぞよろしくお願いします。
「中村大介・秀野祐介展」
会期：2014年11月1日（土）〜4日（火）、8日（土）〜10日（月）の7日間
会場：special source atelier gallery
11月を迎えました。
今月のatelier galleryは、第一週目の本日1日（土）からのオープンとなります。
今回は「中村大介・秀野祐介展」。
木という共通の素材から生まれる、
中村の木彫・山びこと、秀野の生活の道具たち。
今回のatelier galleryは、ハンドメイドの温もりとものつくりの楽しさが溢れています。
秀くんは皮革を用いた作品もいくつか出展しています。
毎回新しい試みを見せてくれていますが、
よく見なければ気づかないシンプルなエスプリが利いているのが、
彼の作品の良さのひとつです。
この「気づき」というものは、ものつくりにはとても大事なことだと考えます。
いろいろな気づきの中でものは作られていきますが、
自らが気づくことができなければ、
誰からも気づいてもらうことはありません。
秀くんは作業を進めていく上ではもちろんのことなのですが、
誰かの作り上げたものを見ても、
誰よりもその人が気づいてほしいことに気づくことができます。
さりげない発見の喜びを知り、ささやかな共感に満たされる幸せを、
僕は彼の作品から分け与えてもらっているように思います。
今回は本日11月1日（土）より平日3日間の休館日を挟んで、
10日（月）まで開催しています。
お時間ございましたらお越し下されば幸いです。
「中村大介・秀野祐介展」
会期：2014年11月1日（土）〜4日（火）、8日（土）〜10日（月）の7日間
会場：special source atelier gallery