薄雪草

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

それなりの標高がある登山口で33℃。

 

しんどい猛暑日の登り。

 

風が吹き抜ける場所に出ると、

 

薄雪草の群落が涼しそうに揺れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ULの奥義とは

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

このところ暑さにやられているのか、気圧の上下動が激しいからなのか、

 

朝からだるくて体が重いです。

 

 

 

昨今の登山業界を席巻する「UL」。

 

ultra lightという意味で、

 

必要最低限の荷物だけパッキングして山へ向かうスタイルです。

 

登山における重量を減らせるアイテムは、

 

ザック、シューズ、ポール、テントやシュラフなどなど、

 

キリがありませんが、カメラなども当然軽くしたいものです。

 

いくらUL装備を充実させても、

 

重い一眼レフにでっかいレンズをぶら下げては本末転倒です。

 

 

 

カメラのことはさておき、

 

UL化はなかなか難しいものです。

 

軽くすれば良いというものではありません。

 

何でもそうですが、必ず得手不得手があります。

 

 

 

人気のULザックを使ってみると、

 

8kgまでOKとあったのが、4kgで1時間背負ったら肩が痛くなるとか、

 

汗で背中がびしょびしょになって重くなるなど、

 

重いけれど機能性に優れたザックでは考えられないことが次々と起こります。

 

軽くするために調節機能を削除しているため、

 

重くなると肩のパットが浮いてしまい、

 

紐一本で背負っているのと同じになってしまいますし、

 

背中も汗に対しての対策はされていませんから当然のことです。

 

それらは我慢してでも軽くしましょう、

 

というのがULということなのです。

 

確かにどんなに機能性が高くても、

 

2〜3kgにもなってしまうと、それだけで重いですから。

 

ザックに関しては、ショルダーハーネスを調整する、

 

ストラップが付いているものが必須で、

 

夏山では背面パットと背中が密着しない構造のものも、

 

必須になると思います。

 

 

 

シューズは高山ならソールが硬いものが必須です。

 

岩場ではトレランシューズなどのようなものは、

 

余計に歩数が必要になりますのでかなり疲弊します。

 

柔らかい靴は低山、もしくは脚力が十分でないと厳しいです。

 

硬いとは言っても、アイゼンを付けられるような硬くて重いものはオーバースペックです。

 

片足の重量が700gを超えないものがバランスが良いと思います。

 

 

 

そんなこんなでUL化に勤しむ訳ですが、

 

理想的なものはなかなか見つかりませんね。。

 

薬とか健康食品とか、それこそ食べ物でもそうですね。

 

ひとつで全部賄えるものなんてありません。

 

いろんなものを幅広く浅く摂り入れる方が、

 

案外体に良かったりするのかもしれません。

 

ULも状況に合わせて使い分ける方が、

 

多くの引き出しを得ることに繋がるのかもしれません。

 

 

 

以前月山で修験道の方たちの後を登りましたが、

 

木の棒とホラ貝以外何にも持っていないように見えて、

 

ずっとナントカセイジョウと大声で唱えながら歩を進めていました。

 

息も切らさずです。

 

あれこそが本物のULなのかなと思いました。

 

重量を伴う物体ではないものの方が、

 

ずっと重く感じるのかなと。

 

いやはや、奥が深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バテない方法

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

この夏の暑さで、すでにグロッキーです。

 

水分を1日4リットルくらい摂っても、

 

なかなかトイレに行かないということは、

 

全然足りてないということなのでしょうか。。

 

 

 

盛夏の登山でも、水分摂取は最も重要です。

 

ただ水だけを摂るのも良くないですし、

 

ポカリスエットなんかだけを摂取するのも良くないといわれています。

 

僕らはボトルに沖縄の天日塩をひとつまみ入れて飲んでいます。

 

精製塩に比べて天然塩はミネラルバランスが良いらしく、

 

これを教えてもらってからは、日常でもなかなか良いような気がしています。

 

 

 

しかし、1日5時間以上の登山工程がある場合は、

 

水分摂取だけでは全然バテます。

 

出発前に鶏肉を摂るのがベストだと思ってますが、

 

何でもいいからたくさん食べるに越したことはないかなと思います。

 

行動中も30分おきくらいでナッツやおにぎり、

 

ゆで卵や枝豆なんかを食べると違います。

 

8時間以上の行程になると、とんでもない量の行動食が必要になるかと心配しますが、

 

道中に必ず、山小屋があるルートを選ぶようにしています。

 

荷物が重くなると最悪ですから。

 

山小屋ではカレー1択ですね。

 

ラーメンはやめました。

 

過剰な塩分摂取は、疲弊している胃に負担がかかり過ぎるようです。

 

とは言うものの、しっかり食べても水分摂っても、

 

結局はバテバテで下山するんですが。。

 

 

 

登山でバテてしまうと、なかなか立ち直ることができません。

 

バテるほど眠りが浅くなるように思いますし、

 

疲労感も消えないのかなと思います。

 

これは登山に限らず、日常でもそうですね。

 

しっかり身体を休ませないまま、

 

騙し騙しなんとかやってきましたが、

 

登山でバテているのではなく、

 

日々の疲れが溜まったまま登山に行くからバテるのだと、

 

ようやく分かった今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

シュヴァンクマイエル

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

大ちゃんの山びこがアトリエに入ってくる虫を食べて、

 

次第に通りがかる生きものまで全部食べるようになってしまって、

 

最後には大ちゃんも食べられてしまいそうになる夢を見ました。

 

冷や汗ものでした。。

 

 

 

先日ヤンシュヴァンクマイエル展を観に恵比寿に行ってきました。

 

小泉八雲の怪談をテーマに描かれたコラージュ作品が、

 

たくさん展示されていました。

 

20年くらい前に買った本に載っている、

 

大冒険物語のコラージュ作品と同じようなアプローチの作品でした。

 

観ることができてとても嬉しかったです。

 

シュヴァンクマイエルといえば、

 

映像作品が大変人気があったと思いますが、

 

今でもすごい人気でした。

 

平日の14時過ぎでも多くの来場者で賑わっていました。

 

 

 

 

 

 

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