気がつけば、いつの間にか8月もあとわずか。
夏が行ってしまう前に八ヶ岳へ。
いつものように静寂に包まれた苔のむす森。
夏の初めにたくさん咲いていた花たちは、すでに来年への準備に入っている様子。
そんな中、お気に入りのヤマハハコが見頃を迎えていた。
この花はとにかく可愛くて微笑ましい。
樹林帯の勾配がきつくなると稜線は近く、清々しい日差しが差し込む。
しらびその樹々たちの縞枯れが目立つようになれば、
そろそろ山頂が見える。
疲れた両脚を、容赦なく迎えてくれる岩の海。
明日から何日くらいロボットのような動きを強いられるのか。
山頂で待っていたのはもうひとつの山頂。
この天狗岳は西と東のふたつの頂がある。
山と山を結ぶ稜線。
峰と峰をつなぐ尾根。
その先には少し低い頂、さらに先には少し高い頂。
いくつも越えていかなければ辿り着けないと思わないで、
いくつもの稜線を歩いていけると思えるか。
なんだか勉強になる。
西から東へはゆっくり歩いても30分ほど。
森林限界を越えて、気軽に楽しめる稜線はなかなか少ない。
ピークハンターはご満悦。
夏の名残をわずかに醸す緑。
見上げれば、空には秋の気配。
暮れかかる山の向こうに北アルプスが見える。
間近では天気が悪くて姿を見せてくれないけれど、
離れるとこうして少しだけ見せてくれる。
気を惹くのが嫌なくらい上手い。
八ヶ岳は9月を待たずに秋に変わっていた。
これからしばらくすると樹々は色づきはじめ、
空は青く高い日が多くなり、一年で一番賑やかな季節を迎える。
その紅葉の季節と夏山の間の、なんて言っていいかよく分からないのが今の季節。
その分登山道は静かで、気に入った場所でのんびりすることができる。
僕のような人混みが苦手な人には、一番過ごしやすい山の季節なのかもしれない。
カテゴリー:山
投稿日:2014年8月30日 14:21
Open late next week.
カテゴリー:space product
投稿日:2014年8月27日 20:01
Gimmicks of the steel doors for Brownrice Cafe.
カテゴリー:未分類
投稿日:2014年8月23日 10:16
夏の風物詩の花火。
自然の中で見つけた花火には派手な音はないが、
その分静謐で、僕らだけではなく蝶や虫たちも魅了する。
カテゴリー:未分類
投稿日:2014年8月21日 10:13
季節は盛夏が続いていますが、
先日フライング気味にお伝えしてしまいました、
ワークショップを含めた秋のatelier galleryの予定が決まりました。
9月13日(土)14日(日)15日(月) 常設展示
10月11日(土)12日(日)13日(月) 企画展
11月8日(土)9日(日)10日(月) ワークショップ
以上になります。
ワークショップを9月に行うことは、
業務の都合上不可能ということが判明してしまいまして、
今回は11月に行うことにしました。
そして10月は企画展を開催する予定です。
詳細は後日改めてお伝えします。
また、ワークショップの募集要項などの告知は、
9月頃にお伝えする予定です。
今回は果物などを彫刻する内容の予定です。
先の予定が変更してしまいまして大変ご迷惑をおかけしました。
秋のatelier galleryもどうぞよろしくお願いいたします。
また、atelier galleryの日程や企画展、ワークショップなどのお知らせなどについては、
今後atelier galleryのページにてお知らせいたします。
トップページにあります上部のatelier galleryからご覧下さい。
カテゴリー:atelier gallery
投稿日:2014年8月17日 13:33
静かだし、道は空いているし、
いつもよりゆっくりとした時間が流れているような気がします。
集中できていいですね、お盆は。
カテゴリー:未分類
投稿日:2014年8月11日 18:32
夏がくれば思い出す風景といわれますが、
確かにここに来ると、日本の夏の原風景への郷愁を感じます。
遥かなる悠久のときを超えてなお佇む、
思い思いの美しい記憶が、そう思わせるのかもしれません。
カテゴリー:山
投稿日:2014年8月8日 12:06
遥かなる彼の地にて
熱帯のスイレンとは比べものにならないくらい小さなヒツジグサ。
見頃は日差しが厳しい未の刻。
涼しい顔をして、気持ち良さそうに浮いている。
螺旋階段のように花をつけるネジバナ。
湿原の草むらの中にひっそりと咲いている朱鷺草。
この花といいネジバナといい、野生ランの放つスペシャル感はやはり素晴らしい。
どこまでも続いていく道。
途絶えることのない生命の躍動。
カテゴリー:山
投稿日:2014年8月6日 12:05
遥かなる彼の地へ
目の前に百名山が二山あっても登る気にさせてくれない。
ここは、老若男女万人がラブアンドピースになれる場所。
カテゴリー:山
投稿日:2014年8月4日 9:45
先日の個展の際に、虎ノ門の案件についてのご質問等がいくつかありましたので、
この機会に少々ご説明いたします。
6月にオープンしました『虎ノ門ヒルズ』にANDAZ TOKYOというホテルが入っています。
その52階のルーフトップバーというところのアートワークの依頼を受けていました。
ここは日本の茶房をコンセプトに作られているバーということで、
W1,800xH1,000の金属の植物大判作品には、お茶として飲用されている28種の葉などを制作しています。
その他カウンターやエントランスなどに、立体作品などあわせて28作品が飾られています。
ここはホテル内の施設ですが一般の方も入れるようですので、
この施設にお越しの際にお時間ございましたら一度お立ち寄り下さい。
http://tokyo.andaz.hyatt.jp/ja/hotel/dining/rooftop-bar.html
作品を納めたのは5月の頭でしたが、現場は押せ押せのフェスティバル状態でした。
ホテルやビル側との契約の関係で、写真やお問い合わせにない情報はお伝えすることができませんでした。
今回のこのプロジェクトには、海外の方も含めて数名の作家さんが参加されていました。
皆さんとても良い方たちでした。
制約の多い案件でしたが、自分のまとまった作品が常にご覧いただける場所というのは、
とてもありがたいことです。
関係者の皆さまにはとても感謝しています。
この場を借りて御礼申し上げます。
カテゴリー:未分類
投稿日:2014年8月2日 9:34