精霊の彫像

最初に彫った精霊です。
この時の展示会から、
「自然との共生と物質の循環」というテーマを掲げて制作していますが、
当時はまだ麓を徘徊して、自然を理解しようとしていました。
現在は少しずつ標高を上げて、
自然への傾倒の範囲を広げています。
精霊の存在は、麓の雑木林から苔むす深い森や荒涼とした岩の海、
急峻なキレットやルンゼ、
そして、たおやかな稜線など至る所で感じることができます。
この2年、毎年1体しか彫っていませんが、
今年もなんとか1体は彫りたいと思っています。

最初に彫った精霊です。
この時の展示会から、
「自然との共生と物質の循環」というテーマを掲げて制作していますが、
当時はまだ麓を徘徊して、自然を理解しようとしていました。
現在は少しずつ標高を上げて、
自然への傾倒の範囲を広げています。
精霊の存在は、麓の雑木林から苔むす深い森や荒涼とした岩の海、
急峻なキレットやルンゼ、
そして、たおやかな稜線など至る所で感じることができます。
この2年、毎年1体しか彫っていませんが、
今年もなんとか1体は彫りたいと思っています。

材料待ちの祝日、山の天気予報は終日快晴。
連日の疲れが残っていたので、近くて手軽に登れる北八ヶ岳へ。

ロープウェイを下りると広がる雪原。
軽やかに進むスノーシュー。

人気の山ということもあって、
登山道は終始トレースがあり歩きやすい。
アイゼンに履き替えて、樹林帯を進む。

高度を上げていくと雪を冠った樹々たちが見える。
暖冬の今シーズン、雪は格段に少ない様子。

稜線に出ると遮るものは少ない。
2500Mに近づくにつれ風が強くなる。

山頂は混雑中。

昨年登った蓼科山が間近に見える山頂に到着。
360度の景観。

好天にご満悦のピークハンター。
ポージングも様になってきた。

左から南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス。

そして北アルプス、槍穂高連峰。
槍の穂先は雪が見えないほどの強風にさらされている。

太陽が雪に反射して眩しい。
西風が強くなり、早々と山頂を後にした。

水滴したたる霧氷。

風が作り出すさまざまな造形。

天候が荒れると生命への危険が迫ってくる雪山だが、
好天に恵まれれば快適な登山ができる。
生きものたちの胎動はまだ感じられないが、
季節は確実に春への準備を整えようとしていた。

2016年の初めとなります2月のatelier galleryは、
今週末13日(土)より15日(月)の3日間のオープンです。
今月は、昨年個展を開催していただいた陶芸家の川口江里さんの作品の中から、
僕と高里がセレクションしておいた作品を展示販売します。
その他には中村の山びこ、僕の彫像と金属の植物、
そして高里の絵画を展示します。
彫像は年末の個展ですべて売れてしまったのですが、
遅い納品のものがありますので3体展示します。
植物で販売出来るものは4点になります。
3日間とも終日在廊しています。
天候が荒れるという予報ですが、
なかなかバラエティーに富んだ展示になりますので、
お時間ございましたらお立ち寄り下さい。