to North America
「そこで見られる樹木や草は、ヨーロッパのものとは夜と昼ほどに違っている」
アメリカ大陸を発見した、かのクリストファー・コロンブスが語った言葉だそうですが、
当時のヨーロッパの人々にとっては、アメリカの自然は実に謎に満ちた別世界でした。
18世紀に入ってもその広大な土地のほとんどは未だに原始の状態を留めていて、
風変わりな動物や植物が生息する魅力ある新天地だったようです。
そんな中、北米大陸へと渡った博物学者たちはどんな収穫を得て師であるリンネに標本を送ったのでしょうか。
今では新大陸というものは世界中を探してもどこにもないようですが、
僕にとっては世界で行ったことのないところというのはたくさんありますから、
ほとんどが新大陸のようなものですね。皆さんはどうですか。
名古屋地区のA井さんから、「atelier galleryを始めようとしたきっかけはなんだったんですか?」
という質問を受けました。
単純に、どうせ作業をするのなら気持ちのいい雰囲気の中で作業がしたい、というのが一番ですが、
今後は遠方での個展を小規模でもやっていきたいと思っているので、
12坪というこの空間はとても良いプレゼンテーションになるのではないかと考えていますが、
果たしてうなっていくのでしょうか。。
写真は階段です。ちょっと急ですので、難しい方のために2Mx1Mのリフトをご用意しましたので、
お気軽にお申し付け下さい。
階段の壁には鉄の黒や錆や磨き、真鍮や亜鉛板などが貼られています。
それぞれ金属板のサンプルとしてご覧になっていただいても良いかと思います。
いよいよ2週間後となりましたお披露目展ですが、現在の進行状況ですと、
完成とはいかなくて改装途中でのお披露目になりそうですが、どうぞよろしくお願いします。