遅ればせながら、今年は卯年ですね。
沖縄は茜陶房さんから干支の置物が届きました。
思えば、この干支のシリーズを始めたのが羊からだったと思うので、
これで九番目となって、1周りまであと3年というところまで来ました。
このうさぎには青色の蝶が止まっています。
青い蝶は、沖縄ではニライカナイから幸運を運んでくる使者なんだそうです。
沖縄でちょうどこの季節は、桜が満開だそうです。
桃色の花色が、暖かさを感じさせてくれますが、
今年の沖縄は、例年にない寒さのようです。
3月は花粉を避けて、1ケ月くらい帰省できたらいいなと、
毎年思っていますが、実現にはまだ時間がかかりそうです。
茜陶房さんのサイトはこちらです。
沖縄に行かれることがあったら、是非立ち寄ってみて下さい。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2011年2月17日 12:53
興南高校の春夏連覇の興奮が、未だに覚めやまない沖縄ですが、
このところ人気のエリア、城間外人住宅地域に行ってきました。
人気エリアは城間2丁目なんでしょうが、茜陶房の4丁目も僕としては人気エリアに
ねじ込みたいところです。
ギャラリーには、この夏の新作たちが並んでいました。
ネコやトリたちもいます。
物質の循環のガラスパネル。
沖縄の日差しはさすがに強いです。
葉の色はあせていまっていましたが、
いい味が出ていました。
その名の通り、物質の循環を感じます。
さて、お隣のカフェ「musy(ムージー)」では、
タロちゃんが居眠りしていました。
タロちゃんの他に、3匹ほどウロウロしています。
ネコ好きにはたまらないカフェです。
茜陶房とムージーの城間4丁目から
港川小学校のあたりで学園通りを渡ると、
見えてきました外人住宅地域。
まずは、家具や内装などスペソーに近いお仕事を
されているチューイチョークさんが経営する、
おいしいタルトや雑貨を扱うお店、
「oHacorte(オハコルテ)」に行きました。
続いてはスコーンとパンのお店、「ippe coppe」です。
ここは、去年壷屋にギャラリーを移した、
「よかりよ」の八谷さんが住んでいたところだと、
茜陶房の与儀先生が言っていました。
雑貨屋さんやカフェが立ち並ぶエリアですが、実際は住宅地ですので、
静かな雰囲気です。
ちょっと小腹が空いたので、かるく一杯のつもりで、「rat&sheep」に入りました。
ここrat&sheepは夜カフェです。
オーナーのタイラジュンさんは、雑誌「LP」をはじめ、
写真家としてもご活躍されている人で、料理も凄腕。
「鼠と羊」と聞くと、春樹好きの僕としては
敏感になりますが、どうやらオーナー2人の干支から
来てるようでした。
一杯のつもりが、2杯、3杯とビールだからね、と言いながら進んでしまいました。
ご飯は「飛天」でいただきました。
外人住宅の中とは思えないかんじです。
お客さんもいっぱいしてました。
おいしいワインを炭酸のと赤2本いただきました。
もうすでに、記憶が飛び始めていました。
飛天だけに…。
最後は「favorite blue」に行きました。
ミーツーさんに会うのも8ケ月ぶりです。
おいしいシングルモルトをいただきました。
何をしゃべっていたか、どうやって帰ったか
記憶がトンでしまいましたが、みんなとても楽しそう
だったのは覚えています。うちの嫁はカウンターで
ずっと寝てたような気がしますが…。
こうして、11年振りの夏の沖縄はいろんなことがありました。
愛猫のきいが2回も脱走を謀り、さんざん逃げまくったあげく、材木に挟まって
身動きが取れなくなって、「ニャ〜ニャ〜」泣きそうな声で助けを求めてようやく捕えたり、
ジャングルの中をかき分けてお墓の掃除をして、長袖シャツの上から背中を10数カ所
血を吸われて悶絶したり、台風の中バスに乗ったら、キンキンに冷えた車内で
風邪を引きそうになったりしましたが、みるくウンケーやヤンバルの海、
友人たちとの楽しい時間、おじさんおばさんたちの元気そうな姿など、
とても良い時間を過ごすことが出来ました。
そして、沖縄中が熱狂した甲子園も素晴しかったですね。
脱走したきい。
きいは去年のお正月に、この沖縄のおうちの
庭にいた子猫で、青がいいと言ったので、
東京に連れて帰った男の子です。
自分の庭って覚えているんですね。
もうちょっと遊びたかったのにごめんね、きい。
今度のお正月はリードをつけて首里城に行こう。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年8月23日 13:11
今回の帰省では16年振りに、おうちの前を通る「みるくウンケー」を見ることができました。
もう300年も続いている伝統行事で、無病息災、五穀豊穣を願い、みるくがスネーイ(道を練り歩く)します。
写真の真ん中、右手にうちわを持ってるのがみるくです。
みるくとは弥勒菩薩の弥勒を指していますが、その昔、弥勒菩薩の化身として現世に現れたといわれる
布袋様の姿が元になっているようです。
でも、僕としてはみるくはみるくという神様だと思っているので、
そのへんのことはどうでもいいんですけどね。
みるくが通るのは、赤田、鳥堀、崎山の三町の
スージグワー(細い路地)です。
町内の子どもたちが赤田首里殿内を奏でながら
おうちの前を通り過ぎていきます。
みるくをウンケー(迎える)できて良かったです。
それにしても、本当にみるくは幸せそうな顔を
していますね。ご利益をいただいた感があります。
みるくが帰る首里クラブのある首里殿内
ではありませんが、夕飯は金城町の石畳下の、
首里殿内に家族で行きました。
朝早くからお墓の掃除まわりをして疲れていましたが、
ご先祖様、神様に感謝できた良い一日でした。
東京にいると、お祭りなんかにはまず行かないのですが、
こういう伝統行事は、年に一回は訪れたいですね。
何か浄化されたような気がします。
また来年もこの時期に帰って来れるといいなと思いました。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年8月16日 15:59
久しぶりにヤンバルに行ってきました。
ヤンバルと言っても、ヤンバルクイナがいるところまでは行っていません。
水族館とかある本部の方です。ヤンバルって広いんですよ。
沖縄の上半分くらいヤンバルみたいなもんですから。
沖縄けっこう変わってきてますよ。
まず、高速が無料になってました。
なので、すごい混んでました。
天気は相変わらず、かたぶいです。
あっちは晴れてるのにこっちは雨みたいなのです。
でもこれは、僕が雨雲を連れて走ってるからですが…。
けっこう前からですが、
カフェでいいお店が増えてきました。
北中城の安谷屋にあるカフェが良かったです。
「プラウマンズ・ランチベーカリー」という名前でした。
多分ですが、内地の人がやってるんだと思います。
内地ってうのは、日本の本土のことです。
沖縄県以外の人はみんな内地の人ということです。
沖縄に移住しててもないちゃーです。
沖縄で生まれた人は東京にいてもウチナーンチュで、
沖縄で生まれていない人は、親がウチナーンチュでも
内地の人なのです、難しいけど。
上戸彩ちゃんはないちゃーですよね。
でも、お母さんはウチナーンチュみたいな…。
本部の伊豆味にある「カタチ」という雑貨屋さん。
ご夫婦で三重から来たんだそうで、
沖縄にはあまりない雰囲気のお店でした。
このように、最近僕がいいなぁと思うお店はたいてい、
内地の人がやっているように思われます。
それから、北谷の美浜も変わってました。
サンセットビーチ側に、ショッピングモールが
出来ていました。
でも、僕はアメリカ屋が閉店するというのに驚きました。
ヤンバルの海に入りました。
海もけっこう変わりましたね。残念ですが、
10年前とは比べ物になりません。
でもなんて言うか、10年前も同じこと
言ってたような気がします。
首里の「あしびうなぁ」でご飯を食べました。お店の比嘉さんが三線で歌ってくれました。
観光客のみなさんはとても嬉しそうに
ノリノリでカチャーシーを踊っていました。
以前、恥ずかしそうに踊らない人がいたのがうそのように思えます。
沖縄はいろいろ変わってきているんだなぁと実感しましたが、
一番変わったのは、沖縄の方が東京より涼しく感じる、ということですね。
そのうち東京でハブやらマングースが捕獲された、なんてニュースがあるかもしれないですね
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年8月14日 17:26
8月初めで物件を引き渡すことができたもので、スペソーを立ち上げてから初めて
お盆に沖縄に帰省しています。みなさんはどうお過ごしですか。
沖縄でまず行きたいのは、みなさん「海」でしょうか。
僕はというと、おうちの階段の滑り止めを買いに「メイクマン」に行きました。
「メイクマン」はホームセンターです。東京にあるそれらと同じです。
でも、なぜかメイクマンに行っていつも何か買ってしまうんです。
東京でも売ってるのにです。
まあ、沖縄に帰ってくるとあれこれ修繕作業したり、親戚、友人たちに会ったりして
忙しいんですけど、なんとなく精神的に『暇』なんですよね。
今回は11年振りに夏に帰省できたので、久しぶりに海にも行こうかなと思ってます。
東京は今日も暑いですか?
沖縄は風が気持ち良くて、東京からだと避暑地に来たような感じさえしますよ。
※業務連絡です。
沖縄ではネット環境が離れたところに行かないとないので、お急ぎの方は電話して下さいね。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年8月13日 16:47
首里の街にはお花がたくさんあります。
昔に比べると野草は少なくなりましたが、おうちの周りをお花でいっぱいにしている人が多いんです。
小さな花でも、咲かせるのは大変なんですよね。その気持ちわかります。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年3月22日 14:19
茜陶房から徒歩数分の港川小学校のそばにあるBAR”favolite blue”。
沖縄に帰省すると行きたいところがいくつかありますが、この15年くらいは毎年帰省出来てるので、
だんだんと行きたいところがなくなって、会いたい人のところに行くようになっています。
短い時間ですがfavoliteでおいしいお酒を飲んで、みーつーさんやみんなとおしゃべりする時間は、
楽しくてゆったりできるとても好きな時間なんです。
今年6月~10月頃に帰れたら、favoliteで「ロッキンオンNIGHT」をやろうという話で盛り上がりました。
こないだの「アイドルベストテン」面白かったんで、ボードもせっかく作ったし、ベストテン企画ですかね。
洋楽はやったけど邦楽の一発屋はやってないし、でも東京組は誰も来れないだろうから、
沖縄組で企画を考えてもらったほうがよさそうな気がします。
お客さん、アラフォーがメインになりそう….。
まあこれからいろいろと考えましょうか。
大橋くん、黒柳来れるかなぁ…。良三郎、久米さんどうかなぁ…。
favolite blue : 沖縄県浦添市城間4-39-3-2F 営業時間 : 20:00~26:00不定休
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年1月30日 15:36
毎年楽しみにしている茜陶房の干支の置物、今年の寅です。
僕は2003年の未からなので、8つ目。あと4つで十二支が揃います。
去年の初めに改装したギャラリーはいい感じでオープンしています。
沖縄を訪れる際は、立ち寄ってみて下さい。
ギャラリーの営業時間等はこちらを、ブログも好評です。
あと、もう東京で仕事してますので、まだ沖縄かって間違わないように…..。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年1月27日 14:56
みなさん、いかがお過ごしですか。
今年の年始の沖縄は去年とは打って変わって、平年並みに20℃ほどの気温なので暖かいです。
ご覧のとおり首里城あたりでは、観光客の方々も薄着で気持ち良さそうです。
でも、今日の沖縄ではもっと熱いところがあったんです!
安里の交差点を過ぎて「今日はやけに混んでるなぁ」と思いつつ、
渋滞の波にもまれながら進んでいくと、崇元寺の手前で事件が起こっていました。
道の真ん中で、数台の白バイが取り囲む中、ピンクのハッピのお兄さんたちと
警察の方々との間で、かる〜く睨み合いが行われていました。
「あ〜自分ら、これで走っちゃいけないさぁ」
「今日は成人式だからさぁ〜、いいさぁ〜」
「この長〜いの1、2…全部取って、後ろもよ!」
「これ作んのでーじかかったさぁ〜」
「だからよ….」
色めき立つ彼らの姿を目で追いながら、
僕らは予定通り、お土産を買いに久茂地へと車を走らせた。
ここにもいました、今度は白いハッピ。
国際通りをさっそうと闊歩する白チーム
「お、ろ、く!お、ろ、く!」
「はい、車道に出ない!叫ばないよ〜!」
「だからよ…」
警察の方々に囲まれながら進む彼ら。
取り巻きの連中に混ざりながら
なんとなくついて行ってしまう僕ら。
通りの反対側からまた新しい奇声が。
続いては黒チーム、のぼりには寄宮。
「よ、り、み、やっ!寄宮!」
「はい、立ち止まって記念撮影しないよ!」
「いいさぁ、記念なんだから….」
今度はブルーに誠の文字が!
「はい、そこの新撰組!一列で歩きなさい!」
「ええっ!?けっこう一列さぁ、俺ら….」
あいっ!次は黒に金だ。
「か、ね、し、ろ!」
「オラオラ!道に出るなって!」
だんだんマジ切れになってくる警察の方々。
いつの間にか、みんな久茂地の交差点に集結。
県庁前だし、警察の方々の人数もハンパじゃないです。
信号が変わるまで、緊迫した時間です。
も、も、もみ合いが始まりました!というかあわや乱闘か!
しかしハッピを着た当の本人たちではないようです。どちらかというとOBか?
「コリャコリャ!」「ヤメロヤメロ!」「アガッ!」「くるすどー!」「カクホ!確保ー!!…………….」
そんなこんなで、このもみ合いに紛れ込んでしまったため、どこかへ連れていかれそうです。
僕はなんとか逃れましたが、連れがど真ん中でなにかを…..
僕はふと気付いた。10月の大綱引きもすごいけど、こっちも別の意味ですごいなぁと。
1月初めの沖縄は、本当に熱かった。
※くれぐれも成人になった沖縄の若者はみんながこうではないですよ。
でも一生に一度と思ってのことですから、警察の方々、どうぞ多めに見てあげて下さいね。
それと、この連休は沖縄への旅行を控えた方がいいかもです。
街はこんな感じだし、意味不明な渋滞は多発してるし、
夜もいいお店は全部予約でいっぱいだし。(実際ぼくらも首里殿内いっぱいしてて入れんかった)
まあ、この雰囲気を味わいたい方はいいでしょうけど…..。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2010年1月11日 16:02
今日6月23日、摩文仁の丘で、沖縄全戦没者追悼式が行われました。
64年の歳月が流れたんですが、戦争を経験していない僕ら世代も、年を重ねるごとに
この戦争の実相と教訓を、より深く胸に刻めるようになってきたように思えます。
守礼の門の脇に一本のヤシがあります。首里城周辺でも、この高さのはあまり見かけません。
写真家の坂本万七さんが、沖縄の昭和14年の風景を写した写真集を見ると、
首里城も守礼門もハンタン山も円覚寺のあたりも、高々と生い茂るヤシやアカギ、ガジュマル、
デイゴで覆われるくらいになっていたようです。
戦争でほとんどなくなってしまったんですが、このヤシと、ハンタン山のガジュマル、
金城町の大アカギだけは、今でも残っています。
沖縄を訪れた方も多いと思いますが、
この木をよく見てみると、銃撃痕が
多数あるのに気付きましたか?
首里にはこうした銃撃痕が、至る所に
見られるんですが、
この木は、どれほどの悲惨な風景を
目の当たりにしてきたんでしょうね。
今では、ようやく訪れた平和の日々を一番待ち望んでいたかのように、
まっすぐ伸びていっているようです。
カテゴリー:沖縄
投稿日:2009年6月23日 14:13