ミス・プリント
制作するためのスケッチをミスプリントに描いていますが、
なぜか罪悪感を感じさせられてしまいました。
大ちゃん的には新しい紙に描いておいて欲しいようです。
なので、「あ〜、またですか。。。」と言ってがっかりしています。
でもこのスケッチの上に材料を置いたりして制作していくので、
出来上がる頃には焦げて穴があいたり汚れてしまうので、僕はミスプリントでいいと思っています。
そんなことよりも、材料を形にするのに手指の感覚がなくなってもずっと作業をしている僕の横で、
せんべいをボリボリ食べながらせんべい臭をアトリエ全体に漂わせたあげく、
せんべいのしょうゆが付いた手でスケッチを持ってため息をつき、
せんべいのしょうゆがついてしまったスケッチをあわてて消しゴムで消そうとする大ちゃんを見ると、
やっぱりミスプリントで良かったって思ってしまうんです。
今回のテーマは海ですが、
タイトルはまだ決まっていません。
ずっと野山の繊細な花を作ってきたので、
夏ですし、カラフルに葉っぱも大きく、
生命力を感じられるようなのもいいかなと
思って試行錯誤しています。