春の妖精

 

 

 

 

 

 

 

スプリングエフェメラルと呼ばれる、

 

春の数日間、ごくわずかな時間だけ現れて、

 

生命を謳歌する春の妖精に会いに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山口の林道ではツツジ、

 

山腹を見上げればヤマザクラ、

 

登山道に入ればタチツボスミレ、ヤマルリソウ、ヒトリシズカ、

 

ナガバノスミレサイシン。

 

瑞々しい春の息吹きを感じながら、

 

春の妖精へと近づいていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹林帯の芽吹きが鈍くなる標高まで辿り着くと、

 

妖精の食草である、カンアオイが散見されるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足元で静かに翅を休める綺麗な蝶。

 

春の妖精、ギフチョウでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スミレの蜜を吸い、

 

山頂で仲間たちと飛び交い、

 

地上で翅を伸ばす彼女たち。

 

絶滅危惧種に指定され生息域が少なくなる中、

 

近郊ではこの山以外ではいなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂に咲くヤマザクラも見頃を過ぎ、

 

わずかに残ったつがいのギフチョウたちも、

 

よく見ると翅はほころび、

 

綺麗な容姿を保ったものはいませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新緑の季節を迎え、樹々の緑の深まりに、

 

多くの生命が希望を向かわせる中。

 

静かに、可憐に、素朴に、

 

そっと翅を広げて生命を目一杯謳歌して、

 

朽ちていく姿を見せずにすっと消えていく。

 

彼女たちはこれから、再び長い地中での生活が始まります。

 

地上に現れた時だけの尺で見れば果敢ないのかもしれませんが、

 

春という季節をかけがえのないものにするためには、

 

人間が考えるよりずっと逞しく生きなければならない、

 

そう彼女たちに教えられているような気がして下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

犬雁足

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

新緑の季節を迎えました。

 

先日、丹沢山系の低山を2つ歩いてきました。

 

タチツボスミレやマルバスミレ、ニオイスミレ、ヒトリシズカ、

 

ヤマルリソウ、ヤマザクラ、そしてチゴユリなどが咲いていました。

 

新鮮な空気を目一杯いただいて、というと聞こえは良いのですが、

 

近郊の低山の樹林帯といえば、スギとヒノキばかり。。

 

都内では大丈夫でも、さすがに浴びるほどさらされるとグズグズになりますね。。

 

色とりどりの花が咲く中で、群を抜いて活況を呈していたのがシダ植物たちでした。

 

夏に向けてこれからグングン成長していく彼らとともに、

 

見上げる頭上の樹々たちの若芽も、益々緑鮮やかに映っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬雁足

 

Pentarhizidium orientale Hayata

 

シダ植物門オシダ科

 

A2size h587 w415 d44

 

2018年制作作品

 

 

 

 

 

 

先のforest floorに出展した作品です。

 

錆で覆われて消えてしまいましたが、葉芯だけでなく細かい葉脈も入れたり、

 

ソーラス(胞子葉)まで作ったりしましたので、随分と時間がかかってしまいました。

 

上代も今までで一番となってしまったため、非売にすることにしました。。

 

今月4月のatelier galleryで展示します。

 

今月新作は小判A4サイズの州浜草などをご用意しました。

 

お時間ございましたらお立ち寄り下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

尾瀬の稚児百合

 

 

 

 

 

 

 

 

夏がくれば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空

 

 

 

 

いや、尾瀬は秋こそが素晴らしい、

 

いやいや、水芭蕉が咲き山に雪が残る初夏こそが尾瀬の景色などなど、

 

それぞれに思い描く尾瀬がありますね。

 

 

 

 

登山の経験がほとんどないという方々から、

 

植物に会えるおすすめのところを訊ねられるときは、

 

決まって尾瀬をおすすめしています。

 

鳩待峠〜山ノ鼻〜尾瀬ケ原の往復なら、

 

登りがほとんどないので日帰りができますので。

 

僕の両親が若い頃は、それこそ遥かな尾瀬と歌われたように、

 

いくつかの峠を夜通し歩いて越えて、

 

明け方にようやく辿り着くというアプローチだったそうです。

 

現在でも都心からのアクセスはそれなりにかかってしまいますが、

 

朝早くの新幹線に乗れば、お昼前には尾瀬ケ原でランチができます。

 

1泊できるのなら朝霧の立ちこめる幻想的な風景にも出会えますし、

 

尾瀬沼まで足を伸ばすこともできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾瀬の植生の豊富さは国内屈指です。

 

至仏山を含めると貴重な高山植物や林床の花、

 

湿地帯の植物に水生植物、絶滅危惧種のランなども数多く見ることができます。

 

 

 

鳩街峠からはじめは下りです。

 

下りが終わる頃にはたくさんの植物が周囲を取り囲んでいます。

 

神聖な空気が全身に優しく降り注いでいるのを感じられると思います。

 

 

 

どうして山にまで登るのですかと訊ねられることがあります。

 

たくさんの情報がすぐに手に入る昨今では、

 

花を作るために何時間もかけて遠方へ、

 

しかも重い荷物を背負って3,000Mの山々まで登るなどどいうことは、

 

あまり考えられないことなのかもしれません。

 

しかし、この尾瀬のようなところに行かれたら、

 

その理由を理解してもらえると思います。

 

 

 

僕は偶然にも植物を作るようになったことで、

 

いろいろな人が自分のatelier galleryや、

 

個展などに足を運んでくれるようになりました。

 

だから植物たちには、自分の足で会いに行かなければならないと思うようになりました。

 

何も話さない彼らだからこそ、

 

生命を直に感じなければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チゴユリは、エンレイソウやゴゼンタチバナ、

 

アマドコロやオオバタチツボスミレなどと一緒に咲いていました。

 

小さな植物なのですが、とても力強い葉っぱですので、

 

すぐに見つけることができます。

 

花期は5月中ごろから1ヶ月くらいで、

 

それを過ぎると赤い実をつけます。

 

その冬の雪の量によっては、7月中ごろまで花が見れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の「Forest Floor」では、このチゴユリも制作しました。

 

花期を過ぎて枯れかけた一株のチゴユリ、

 

尾瀬の夏の記憶とともに、いつでも思い出すことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稚児百合

 

Disporum smilacinum A. Gray

 

ユリ科チゴユリ属の多年草

 

日本各地の落葉樹林帯の林床に生えますが、

 

九州をはじめ、各地で生息域が減少しています。

 

 

 

A4S size(h282w282)

 

2014年6月 尾瀬鳩待峠〜山ノ鼻 標高1,600M付近にて

 

「Forest Floor」出展作品(2018年制作)

 

 

 

 

 

 

 

Forest Floorと3月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

春分を迎えました。

 

「Forest Floor」会期無事終了しました。

 

ご来場いただきました皆さまどうもありがとうございます。

 

 

今回はかなりタイトなスケジュールで四国〜関西と駆け抜けましたので、

 

9日の初日しか在廊できませんでしたが、

 

久しぶりの京都を楽しめたかなと思います。

 

minä perhonenさん京都店の皆さま2週間という長い期間大変お世話になりました。

 

どうもありがとうございます。

 

 

今回のDMの写真は、2014年の初夏に訪れた八ヶ岳の森です。

 

桜平の登山口からヤマオダマキ、ゴゼンタチバナ、リンネソウなどが咲く林道を歩き、

 

ヤツガタケアザミが咲く夏沢鉱泉、

 

グンナイフウロやキバナノコマノツメが咲くオーレン小屋を過ぎ、

 

稜線の山びこヒュッテまでの間の樹林帯で撮影しました。

 

麓の晴天から徐々に霧が立ちこめていく中でしたので、

 

硫黄岳の山頂では、残念ながら深い霧に覆われて眺望はありませんでしたが、

 

苔むす八ヶ岳の深い森を、いつも以上に実感できた山旅となりました。

 

 

「Forest Floor」は10年ほど前に制作した大判作品のタイトルです。

 

高山植物とまではいかない植物が主体となり、

 

ふかふかの落ち葉の下、雪解けをじっと待っていた植物たちで、

 

いつかイベントのテーマとして扱ってみたいと考えていました。

 

今回、皆川さんから葉っぱの大判を制作して欲しいという依頼がありましたので、

 

テーマは「Forest Floor」はいかがでしょうか、ということになりました。

 

「Forest Floor」にはまだまだたくさんの植物たちがいますので、

 

また扱ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月のatelier galleryは「Forest Floor」と会期が重なりましたが、

 

遠方からも含めて多くの方にご来場いただきました。

 

どうもありがとうございます。

 

今月は2015年制作の彫刻「天使たちの目から」を展示しました。

 

2016年の「記録集」の最後のページにも掲載されていますので、

 

すでに多くの方にご覧になっていただいていた彫刻だと思います。

 

今回は新しいものを彫るきっかけにしたいと考えまして、今月展示販売しました。

 

手元を離れることになりましたが、多くの時間を共に過ごすことができて、

 

とても感慨深い作品となりました。

 

以前同じような時間を過ごした作品がありまして、

 

「岡虎の尾」という植物作品でした。

 

今回の「天使たちの目から」は、その「岡虎の尾」の方の元へ行くことになりました。

 

オープンの前日に決めましたので、事前の告知などは行ないませんでしたが、

 

巡り合わせというか、引き寄せるものがあるのでしょうか。

 

大変なご縁を感じずにはいられません。

 

どうぞ作品たちのことをよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、来月4月のatelier galleryのオープンは調整中です。

 

決まり次第atelier galleryページにてお知らせします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

先月の2月のatelier galleryは2018年最初ということもあって、

 

大変多くの方にご来場いただきました。

 

どうもありがとうございました。

 

3月のatelier gallery は今週末の17日(土)から3日間オープンします。

 

 

 

現在は京都にてイベントを開催中でして、

 

初日にはいつもatelier galleryにご来場されている方をはじめ、

 

4年ぶりに会った友人やもの作りの仲間たちから、

 

作品について何か変えたのかという指摘を受けました。

 

毎回いろいろと変えている部分はありますが、

 

2016年の記録集刊行展を境に、

 

何かという部分的なことではなくて、すべてを見直しました。

 

作品を作れば作るほど経営を圧迫してしまいまして、

 

作品を作る意欲までも失っていってしまうというような状況になり、

 

なんとか踏ん張ったというところですが、

 

振り返ると、いろいろと見通しが甘かったということですね

 

この辺りのいきさつは改めてここでお伝えしたいと思います。

 

 

 

さて、今月は京都のイベントに間に合わなかった作品を含めて、

 

大小サイズ違いで6点ほどご用意できそうですので展示します。

 

先日このblogでご紹介した両神山麓の節分草は、

 

わけあって非売としますが、

 

讃岐山脈の雪割一花や木曽駒ヶ岳の黒百合、

 

白馬岳の金星蘭など見応えがある作品かと思います。

 

作品の裏書きもご希望あればご覧いただけます。

 

それでは3月のatelier galleryもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香川〜大阪〜京都

 

 

車一杯に荷物を積み込んで、瀬戸内に浮かぶ香川県の豊島に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝一に出発して高速道路を走り続けて、

 

豊島に向かう最終のフェリーに乗るために、

 

岡山県の宇野港を目指しました。

 

港に着く頃にはもうすっかり真っ暗で、

 

大急ぎで3食分の食料を買い込み、

 

車とともに乗船しました。

 

夜の海はとても暗く静かでしたが、

 

学生の頃、沖縄の離島へ船で向かったときのことを思い出して、

 

とてもリラックスした気分になりました。

 

デッキに上がるとテレビで松田聖子さんが情熱的な歌唱を披露していましたが、

 

途中で電波が届かなくなってしまい、テレビまで真っ暗になってしまいました。

 

聖子さんの歌を思い出しながら島に着くと、

 

満天の星空が迎えてくれました。

 

 

 

翌日も朝から快晴で、

 

島猫たちものんびり春の陽射しを楽しんでいました。

 

現場作業も予定通り順調に進み、

 

巻き巻きで作業を進める職人さんたちに笑顔で見送られながら、

 

魅力的な美術館もアートオブジェも海の幸も堪能できずに、

 

フェリーに駆け込み乗船して、バタバタと島を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡山宇野港から再び高速道路を走り、

 

大阪は池田のクライアントさんのお店へと向かいました。

 

まだ日のあるうちに鉢塚にあるguriguriさんに到着すると、

 

落ち着いた雰囲気のカフェでお茶とケーキをいただき、

 

1階から4階までの広いお店を拝見させていただきました。

 

大阪にお越しになられる際には、

 

是非お立ち寄り下さい。

 

guriguriさんどうもありがとうございました。

 

再訪の際はどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

その後再び高速道路に乗り、

 

大阪市内のクライアントさんのお店へと向かいました。

 

大阪市内北浜のリバーサイドにあるセレクトショップのeuさんは、

 

スペソーと親交のあるGASA*さんとSPOLOGUMさん、

 

そしてminä perhonenさんを取り扱っているお店です。

 

高里がアクセサリーブランドのLucchiの活動をしていたときも、

 

ずっと取り扱ってくれていました。

 

僕の作品も9年ほど前の植物展で購入していただいていたり、

 

いろいろなつながりを持って下さっているクライアントさんです。

 

今回北浜店のあるビルの6階に新たにギャラリースペースを設けられて、

 

one-offテーブルを納品させていただきました。

 

追加のご依頼のために現調もしました。

 

明るくて楽しいオーナーさんとたくさんお話しをしながら、

 

おいしいランチをいただきました。

 

euさんどうもありがとうございました。

 

再訪の際はどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

砂糖醤油の甘い汁加減が苦手な僕にとっては、

 

久しぶりの大阪では舌鼓が止まらず、

 

胃袋にだけでなく、街も人も僕にやさしく感じました。

 

できればもう一泊というところでしたが、

 

だいちゃんに襟を掴まれながら大阪を後にして、

 

最終ミッションを遂行するべく京都へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか右折ができなくてウロウロしているうちに、

 

予定時刻を大幅に過ぎて、minä perhonenさんの京都店に到着しました。

 

由緒ある建物にあるお店は天井も高く、

 

なんとも素晴らしい空間が広がっていました。

 

巻きに巻いた設営も無事に終了して、

 

お店の方たちと京野菜たっぷりの夕食をいただきました。

 

とにかく関西は出汁がほんとうにおいしいです。最高です。

 

宴も数々のだいちゃん伝説で大爆笑の連続となりまして、

 

0時を過ぎるまで時間が気にならないくらいに、

 

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

初日を迎えた朝は、

 

自分たち以外全員欧米の方という祇園のスタバで朝食を取ると、

 

すぐ近くの八坂神社にお参りに行きました。

 

イベントは遠方からも友人知人の方や、

 

クライアントさんなどにお越しいただきました。

 

貴重なお時間をどうもありがとうございました。

 

会期は21日までとなっております。

 

今回は制作時間もかなり費やしました。

 

お時間ございましたらご高覧下さいませ。

 

 

 

初日を終え高速道路に乗り、京都を離れて帰路につきました。

 

道中、夕べお店の方たちの前で

 

「あんまり寝れないんですよ。睡眠時間はすごく少なくて大丈夫なんです。」

 

と豪語していただいちゃんがめちゃくちゃ眠そうに運転していました。

 

かなり危なかったので、ギャッツビーを顔にはたいてあげながらSAを待ちました。

 

しかしサービスエリアでだいちゃんが買った飲みものは、

 

眠気覚ましのコーヒーなどではなくておしるこでした。

 

意味がわかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Forest Floor」

 

会期:2018年 3月9日(金)~ 3月21日(水)

 

*3月15日(木)定休日

 

12:00〜19:00

 

作家在店日 3月9日(金)

 

会場:galleria

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

節分草

 

 

 

 

 

 

 

春の訪れを告げるスプリングエフェメラル、

 

春の妖精と呼ばれる花の中で、最も早く咲く花です。

 

古くから親しまれてきた花で、家楡(いへにれ)と呼ばれていました。

 

標高のあまり高くない里山の林床に咲く花です。

 

開発などで里山の多くは切り開かれ、この40年ほどで激減してしまい、

 

現在は準絶滅危惧種NTに指定されています。

 

2月3日頃の節分の日あたりに咲く花でしたが、

 

その時期に咲いていたような人里近い場所では、

 

もう見ることはできなくなってしまいました。

 

僕は3月の終わり頃に奥秩父北部の山麓でこの花に出会いました。

 

とても小さく、ひっそりと咲いていましたが、

 

その姿は誤って踏みつけようもないくらいに、

 

真っ白く輝いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

節分草

 

学名:Shibateranthis pinnatifida Maxim.

 

size:w200 h282

 

 

 

 

 

 

 

2月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

今シーズンはどこも雪が多く、いつにも増して厳しい雪山シーズンを迎えていますが、

 

こんなときほど、高山はその原始的な姿を現してくれるものです。

 

しかしなかなか天候が安定しないのもこの時期の特徴ですので、

 

もうしばらくは山へ脚が向かわないという人の方が多いのではないでしょうか。

 

アウトドアブランドのセールが始まりましたので、

 

そちらの方が忙しいかもしれませんね。

 

 

 

 

さて、2018年はじめのオープンとなります2月のatelier galleryは、

 

今週末10日の土曜日から、12日月曜日の祝日までの3日間となります。

 

今月は盛りだくさんの内容となっております。

 

寒さはまだまだ厳しいですが、お時間ございましたらお立ち寄り下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展覧会の予定とステンドグラス再生産についての近況

 

 

 

 

仙丈薊 w420 h827 t50 自然礼賛 2017

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

2017年を振り返る時間もなく、あっという間に2018年を迎え、

 

早くもひと月が過ぎていきました。

 

2017年の4月と7月にもお伝えしていましたが、

 

作品で使用しているステンドグラスの件の続報です。

 

残念ながら作品で使用していたガラスは廃番となってしまいました。

 

次回の京都のイベント分で最後になります。

 

アメリカのSPECTRUM社が廃業してしまいましたが、

 

OCEANSIDE GLASS TILE社というメーカーが引き継ぐことが決まり

 

昨年春にメキシコ工場が稼働し始めました。

 

現在は北米の流通がまだ安定していない状況のようで、

 

これから安定供給されてから、欧州そしてアジアの順で流通が再開するそうです。

 

なんでも、今まで4ラインだったのが1ラインになってしまったようで、

 

かなりの時間と労力が必要だそうです。

 

作品に使用できるステンドグラスが流通されるかどうかは今のところ不明です。

 

安定供給されるクリアガラスに変更するという案も出てきていますが、

 

可能性がなくなるまでは待ちたいと考えています。

 

 

 

 

さて次回のイベントの予定ですが、

 

minä perhonenさんの京都店にて、

 

3月9日(金)から21日(水)までの開催を予定しています。

 

1月開催は巻きに巻いても難しく、3月になりました。

 

それにしても制作がはかどりません。。

 

心技体がバラバラなのはどうすることもできないのでしょうか。

 

いまだかつてうまくかみ合ったことがありませんが。。

 

以降のイベントはガラスの件がありますので、

 

再度の調整が必要になってしまいました。

 

ご迷惑のかからないように今後についての検討を重ね、

 

ご相談させていただきたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

man in the corner shop

 

 

 

 

 

 

 

先日インテリアデザイナーの方々との打ち合わせで、

 

インテリアデザインはたくさん物件をこなさないと利益につながらないので、

 

どうしても過密スケジュールになってしまう。

 

それからクライアントありきのところがあって、

 

これはこの人といった自分のデザインのできるデザイナーは一握りしかおらず、

 

僕のようなスタイルの仕事を羨ましく思うとのことでした。

 

僕はその方たちをとても尊敬しています。

 

僕も10数年前まではその方たちのようなインテリアデザイナーになりたいと思っていました。

 

でも、素質がなかったので流れについてゆけず違う方向に向かいました。

 

少しずつ時間をかけて、いつかその方たちのような仕事をしてみたいと今でも思います。

 

人の家の芝生は青く見えるということでしょうか。

 

 

 

そんなことがあったその数日後、今度はファッションに携わる方とお会いしました。

 

毎年2回のコレクション、常にアンテナを張りつづけ、

 

その中で全国の店舗やイベント、海外にも足を運び、工場もまわる。

 

どうしても過密スケジュールになってしまう。

 

その方も僕のようなスタイルというか、

 

純粋に作家として生計を立てている人をとても尊敬しているとおっしゃっていました。

 

僕は常に新しいことに挑戦し続ける姿勢を大変尊敬しています。

 

僕もそうなりたいと思いますが、僕は人間力が全然足りません。

 

 

 

その日の夕方、あるクライアントさんの倉庫兼アトリエに伺いました。

 

家具のリペアを担当している若い職人さんが、

 

鉄の仕事も興味があり憧れていると言いました。

 

僕は木工作業の逆算していく作業の緻密さや生真面目さを、

 

とても尊敬しています。

 

そして古き良きものを愛する姿勢も共感しています。

 

素晴らしい仕事だと思います。

 

 

 

それからその次の日、友人の工場に行きました。

 

彼は大きな工場の跡取りですが、もっとクリエイティブな仕事をしたいと言いました。

 

僕は彼を充分クリエイティブだと思っています。

 

 

 

 

 

浦安から帰る道中でThe Jamを聴いていたら、

 

Man In The Corner Shopという曲が流れました。

 

僕はこの曲が大好きで良く聴いていました。

 

歌詞の意味とは少し違うかと思いますが、

 

工場の友人や他のみなさんを、

 

この曲の景色の中にいる人たちと重ね合わせて聴いていました。

 

 

 

 

 

 

 

「Man In The Corner Shop」

 

 

Puts up the closed sign does the man in the corner shop

 

Serves his last and says goodbye to him

 

He knows it is a hard life

 

But its nice to be your own boss really

 

 

Walks off home does the last customer

 

He is jealous of the man in the corner shop

 

He is sick of working at the factory

 

Says it must be nice to be your own boss really

 

 

Sells cigars to the boss from the factory

 

He is jealous is the man in the corner shop

 

He is sick of struggling so hard

 

He says it must be nice to own a factory

 

 

Go to church do the people from the area

 

All shapes and classes sit and pray together

 

For here they are all one

 

For God created all men equal

 

 

 

 

 

Closedの札を掛けるコーナーショップの店主

 

最後の客におやすみを言う

 

つらい人生ではあるけれど

 

自分の店の主でいるのは本当に素敵なこと

 

 

 

家路へとつく最後の客

 

彼はコーナーショップの店主をうらやましがっている

 

彼は工場の仕事にうんざりしている

 

自分の店を持つのもいいな、などと言いながら

 

 

 

工場主にタバコを売りながら

 

コーナーショップの店主はうらやましがっている

 

彼はつらい生活にうんざりしている

 

工場を持つのもいいだろうな、などと言いながら

 

 

 

このあたりの人々が教会に集まる日

 

いろんな姿や階層の人々が一緒に祈っている

 

ここではすべての人がひとつになる

 

神はあらゆる人を平等に作られたのだ

 

 

 

 

from The Jam「Sound Affects」1980

 

written by Paul Weller and trancelated by Landy Takeuchi

 

 

 

 

 

 

 

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