4月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

4月になり、新しい元号が決まりました。

 

万葉の時代の自然との接し方が感じられる素晴らしい元号となり、

 

自然への造詣がお深い殿下にふさわしく感じられます。

 

また、権力者だけではなく平民の歌も取り入れられている万葉集からの出典ということで、

 

民とともに寄り添ってこられた陛下との歩みも想起させ、

 

大変感動いたしました。

 

平成の世を愛おしみ、令和の世を待ちわびる今日この頃です。

 

 

 

 

今月4月のatelier galleryは通常の曜日と少し違いまして、

 

11日の木曜日から14日の日曜日まで4日間のオープンとなります。

 

木曜日と金曜日しか休めない方々から幾度となく、

 

「一生行けません」と言われてきたということもありまして、

 

配慮出来ることはしていこうというところです。

 

今月も新作を数点ご用意しております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

月末4月26日(金)より5月6日(月)に開催予定の金沢での展示につきまして、

 

いくつかお問い合わせをいただいております。

 

今月のatelier galleryオープンの際には、DMは間に合わないと思います。。

 

詳細が決まり次第お伝えいたしますが、

 

大型連休と重なっての開催となりますゆえ、

 

早い段階での告知ができませんでしたこと、大変申し訳なく思っております。

 

 

 

 

 また、今週4月4日の木曜日になりますが、

 

IDEEさんが4階に入り、ホテルもあるMUJI GINZAさまがオープンとなります。

 

昨日プレオープンに行って参りました。ありがとうございました。

 

IDEEさん店内に、鉄製樹木を天井よりぶら下げております。

 

同年の盟友山口一郎さんの絵画も販売されております。

 

是非お立ち寄り下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステンドグラス続報

 

 

 

野路菫 Viola yedoensis Makino var. yedoensis

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

3月のatelier galleryにご来場くださいました皆さま、

 

どうもありがとうございました。

 

4月は曜日を変えまして、11日(木)から14日(日)まで4日間オープンいたします。

 

現在はスケジュールに余裕がありますので、急な変更はないと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

さて、フレームの作品に使用しているステンドグラスの続報です。

 

ようやく入手可能な状況となりました。本当に良かったです。。

 

作品を作れる状況にあってもなかなか作れず、

 

展覧会の依頼があってもなかなかGOが出せない状況が続いていました。

 

2016年からですから、もう3年です。それにしてもこの停滞期は長かったです。。

 

本年2019年はこのステンドグラスの問題があり、

 

ガラスの在庫が無くなる見通しで、

 

個展等の予定を入れていませんでしたので、

 

時期的なことを勘案すると外部は難しいと思いますので、

 

atelier galleryにて2回くらい個展を開催しようかと考えています。

 

まず「自然礼賛展」です。これは夏になるかと思います。

 

そしてスケジュールにもよりますが、年末にも何かできればと思います。

 

個展等の予定は、中村と高里を含めまして詳細がほぼ決まってまいりましたので、

 

近いうちにお知らせ出来るかと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

3月のatelier gallery

 

 

 

 

2019年が明けて最初のatelier galleryは、

 

3月9日土曜日から12日の火曜日まで4日間オープンします。

 

友人知人のショップオープンやイベントなどが重なっていて、

 

どうするかと二転三転していましたが、

 

1月2月と閉めてしまっていましたので、オープンすることにしました。

 

バタバタしていてすみません。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

山上の幕営

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

本年の展覧会の予定について、お問い合わせを頂いていますが、

 

もうしばらくお待ちください。

 

毎年ご期待頂いています木彫作品展の開催は、

 

やはり本年も難しいかもしれません。。

 

金属植物作品の自然礼賛展が本年の軸になると思います。

 

会期は夏か年末かというところで、まだまだ決められません。

 

 

 

 

さて、話はずいぶんと変わりますが、

 

山上での幕営で楽しみは何かというと、

 

昔、大ちゃんが北アルプスの稜線の幕営場まで豚汁を担ぎ上げてくれたときは最高でしたが、

 

この頃は軽量化のためフリーズドライが多いので、

 

何でしょうかね。星空でしょうかね。それともご来光でしょうか。

 

黎明のときに植物たちが起き上がる姿もいいですし、

 

大自然と時間軸が重なっていくのを感じるときかもしれません。

 

大切な時間ですね。

 

 

 

今年は、北海道や九州を遠征の目標に定めていますが、

 

さてさてどうなるでしょうか。

 

まずはきっちり低山の春の花たちを観察しながら体力をつけて、

 

というところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀河鉄道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年末になりますが、岩手県に行ってきました。

 

宮沢賢治と舟越さんです。

 

銀河鉄道に乗って、石川啄木。

 

岩手県立美術館で舟越保武さんと桂さんの彫刻に触れ、

 

花巻の宮沢賢治記念館へ。

 

注文の多い料理店にも行きました。ご馳走さまでした。

 

僕が彫刻を始めるきっかけとなった舟越保武さんの作品が、

 

一番たくさん見ることができるのは岩手県立美術館です。

 

桂さんの彫刻も版画作品も見ることができました。

 

ありがとうございました。

 

とても幸せな時間を過ごすことができました。

 

宮沢賢治も大好きな作家です。

 

涙が出てどうしようもなかったです。

 

花巻では駅で降りたときも、記念館のバス停にいるときも、

 

バスを乗った時も降りた時も、

 

子供たちが挨拶の声をかけてくれました。

 

文化として根付いているということなのでしょうか。

 

教育の大切さを改めて感じることになりました。

 

また、世界観という言葉が使われて久しいですが、

 

舟越さんの彫刻作品、宮沢賢治の文章を前にすると、

 

世界観という言葉では整理しきれないなと思いました。

 

世界観というのはあくまでも単発なものであるのかなと。

 

彼らから感じるのは人生そのものです。人生観です。

 

物故の作家の展覧会が人々を惹き込むのは、

 

その作家の人生そのものに触れることができるからなのかもしれません。

 

ライブで今を生きる僕たちにとって、

 

大いなる未来への指針となる術を感じながらも、

 

到底埋められない距離感のようなものがあることを突きつけられました。

 

脆弱な基盤で作られたようなものとは明らかに異なり、

 

まるで別の次元にあるもののように見えました。

 

今に比べれば不便で大変だったと思いますが、

 

彼らは不惑でストイックに自分を貫けることができる

 

良い時代を生きていたんだなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄製幹枝制作工程

 

 

 

 

 

金属植物の制作工程の中で、幹と枝を制作している動画を撮ってみました。

 

あらかじめ削って溶接しておいた鉄材のパーツを、

 

バーナーであぶって曲げて、溶接して曲げてという作業になります。

 

この後葉っぱを枝に溶接してつけていきます。

 

ムービーの添付ができませんでしたので、

 

興味のある方は下記のyoutubeをご覧下さい。

 

https://youtu.be/8ASLwp1dfAU

 

 

 

 

 

 

誇り

 

 

 

 

 

 

2015年の11月、奥秩父山塊の山を登った際、日暮れまでに下山が間に合わずに、

 

暗闇の中を2時間かけて下山したことがありました。

 

 

 

 

その日は午前中から晴天でしたが午後から霧が出始めたため、

 

山頂に立った頃は視界がありませんでした。

 

いつもならそのまま下山するところでしたが、

 

せっかくだから霧が晴れるまで少し待とうということになり、

 

山頂でゆっくりと遅い昼食をとりました。

 

霧から徐々に厚い雲に覆われ始めたころ、ようやく下山を開始しました。

 

通常の登山では登りよりも下りの方が時間がかからないのですが、

 

特に山深い山域では、登りと下りの差がほとんどないこともあり、

 

この山は確実に後者に属するほど山深く、

 

下山工程の半分をただでさえ視界が利かないうえ、

 

霧が立ちこめる暗闇の中を進むことになりました。

 

暗くなる少し前から、遠くでカラスが鳴いていました。

 

暗くなってから鳴き声は聞こえなくなりましたが、

 

ずっと羽をばたつかせているような音がしていました。

 

僕たちは自然と、走るくらいのスピードになっていました。

 

しばらくすると、妙な異臭が漂っていることに気づきました。

 

雨上がりに野良犬や野良猫に出会った時のような、

 

動物園に入った時のような匂いです。

 

それに生臭さ、魚とはまた違う嗅いだことはないけれど、

 

身体が記憶しているようなものでした。危険だと。

 

 

 

その時、犬の遠吠えが聞こえました。

 

犬のような、ではなく、あれは確かに犬だったと思います。

 

とても長く感じました。心に響き、心に残る遠吠えでした。

 

実際にはそんなことはなかっただろうと思いますが、

 

顔の周りに動物の毛らしきものがまとわりついているような感覚がありました。

 

風に流されて来ていたのかもしれません。

 

早く駆け下りたくても膝が言うことを聞いてくれない状況の中、

 

後ろを振り返ると、闇の中で何かが僕のヘッドライトに反射しました。

 

眼です。あれは間違いなく眼でした。

 

鋭い眼光で僕らをじっと追っているようでした。

 

目を凝らすとヘッドライトに照らされたその姿は犬でした。

 

もう一匹以上近くにいる気配がしました。

 

見たことがない犬でした。

 

犬は大好きで小さい頃からいつもそばにいました。

 

病院でも犬の系統図を見ていましたし、犬は良く知っていると思います。

 

友人がいつも連れていた琉球犬に似ていたかもしれません。

 

でも、目にしたことがない犬でした。

 

牙が見えました。下あごの牙が上あごの牙と擦れ合いながらやや内側にありました。

 

興奮はしていませんでした。

 

僕らの吐く息はずっと白かったのですが、

 

彼らは息を吐いているようには見えず、僕らを冷静にじっと追っているようでした。

 

それから1時間以上をかけて駆け下りましたが、それ以上は何も覚えていません。

 

林道脇の車までやっとの思いで辿り着きましたが、

 

大ちゃんがパニックになっていて車のキーを何度も差し間違えて、

 

足元にある大きめの石を拾って姿勢を低くしていたほどでした。

 

 

 

 

 

それからしばらくして、その近くの山域の登山道で出会った人から、

 

ある絶滅種の獣の話を聞きました。

 

その獣は今からおよそ100年前の1905年に最後の個体が奈良県で捕獲されましたが、

 

その後も目撃情報が絶えず、近年では1996年に同じ秩父の山域で目撃され、

 

2000年代にも秩父や九州や四国の山域でも写真に収められているというものでした。

 

それはニホンオオカミ。

 

オオカミ?まさか、と思いました。

 

僕は、もののけ姫のオオカミのイメージしかありませんでした。

 

そんな僕が、その写真を見せられたとき、息をのみました。

 

あの時の犬だ。

 

 

 

 

 

絶滅危惧種やすでに絶滅しているといわれている植物種を、

 

稀に山の中で目にすることがあります。

 

その時の感覚は、目で見たというよりは、身体が近くにいるのを感じた、

 

そういう表現が的確かもしれません。

 

それでも絶滅したとされてはいますが、

 

自生地がないだけで、保護区域では存続している種でした。

 

100年前に絶滅した、植物ではなく、動物。

 

あれは幻だったんだと思います。

 

絶滅種は絶滅種のままでありつづけるべきなのではないでしょうか。

 

僕は犬を見たのです。野犬です。

 

でも、あの遠吠えは胸に突き刺さりました。

 

僕は日本人として生を授かり、あの遠吠えを聞くことができました。

 

あの時、この胸に涌き上がった感情は生涯忘れることはないでしょう。

 

あれは間違いなく古代から受け継いで来た「誇り」という感情でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千手岩菲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上高地はとても明るい雰囲気で大好きな場所です。

 

1時間歩けば明神のイワナ料理、また1 時間歩けば徳沢のソフトクリーム、

 

さらに1時間行けば横尾山荘のスタミナ丼。

 

梓川沿いの林道歩きはとても長いけれど、

 

千手岩菲や山紫陽花など色とりどりの花たちを眺めながら、

 

お腹も満たされるという、至福の時間が待っています。

 

さて、横尾からは本格的な山路です。

 

橋を渡れば穂高連峰と圏谷が織りなす本場アルプスのような景観が待つ涸沢、

 

直進すれば日本アルプスのランドマークとしてそびえる槍ヶ岳へ向かいます。

 

そして涸沢はおでんと生ビール、槍ヶ岳山荘は焼きたてのパン。

 

僕はついつい橋を渡って涸沢に行ってしまいます。

 

今年は槍に向かえるかどうか、また秋にご報告いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千手岩菲

 

Lychnis gracillima Makino

 

ナデシコ科センノウ属

 

h586w285t44

 

Flora of Tystnad 植物誌出展作品

 

 

 

 

東北から中部地方の亜高山帯や林縁に生息する花です。

 

上高地では、徳沢から横尾までの間で見つけることが出来ます。

 

真夏の太陽が直接当たるか当たらないかという場所に咲いていました。

 

とても優雅で美しい立ち姿の美人さんで、

 

風に揺られて涼しげで気持ち良さそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

田淵行男

 

 

 

 

 

 

十数年前、ビンテージ家具を扱うhikeさんに置いてあった田淵行男さんの本。

 

「山の意匠」。

 

ゆっくりページをめくっていくと、

 

自分の前に新しい世界が開かれてくるのを強く感じました。

 

静かに湧き上がる感動が全身を包み込み、

 

人生を大きく変える一冊の本と出会うという、

 

生涯忘れられない貴重な体験となりました。

 

そのまますぐに神田の古書街へ向かい、

 

その「山の意匠」と、「山の季節」「安曇野」「浅間八ヶ岳」を手に入れました。

 

僕もお弟子さんの水越武さんと同じで、

 

山や植物や蝶の美しい写真ではなく、

 

田淵行男さんのストイックな姿勢に強くひかれました。

 

生命への親愛の思いが溢れていて、

 

写真集というよりは、確かに博物誌のように感じました。

 

水越さんが「山の季節」で、

 

『先生は山の自然をリアルに直視して、

 

それらをストレートに記録する作業をしていた』と述べられていました。

 

僕はこれにならって山に入り、目にしたものを作るようになりました。

 

その後数年をかけて「日本アルプス」「尾根路」「黄色いテント」「山の手帖」、

 

そして「高山蝶」などほとんどの著書を入手し、残るすべてを今でも探し続けています。

 

 

 

先日日曜美術館という番組で、田淵行男さんが取り上げられていました。

 

ご覧になった方も多いかもしれません。

 

田淵さんの本を初めて手に取ったあの時を思い出しながら、

 

改めて生涯の師となった田淵さんの本を読み直す毎日ですが、

 

まだまだまだ自然への愛が足らないなぁと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牧野植物園

 

 

 

 

 

 

 

僕が深山に入って受け取ってきたものは、

 

ある人にとっては些細なもので、気に留めることのないものですが、

 

またある人にとっては心を震わせるもので、かけがえのないものになるかもしれません。

 

そんな些細なものに人生を捧げた人物がいました。

 

日本植物学の父、牧野富太郎先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の香川での展に併せて早朝の便に搭乗して、

 

高知県の牧野富太郎植物園に行ってきました。

 

僕はおもに日本の野草を制作していますので、

 

牧野先生が命名された植物を一番多く制作しています。

 

次いでカール・フォン・リンネ、次いでマキシモビッチです。

 

牧野先生とマキシモビッチの交流や須川長ノ助さんのことなど、

 

とても興味深く拝見しました。ありがとうございました。

 

僕はまだまだ植物に対しての愛が足らないなぁと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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