命綱

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

今年は現場が立て込んでいるため、

 

山に行くことはできません。

 

職人さんたちと連絡も取れないと困らせてしまいますし。。

 

工期が夏になってしまった時点で仕方ありません。

 

 

 

 

急峻な岩場で使用するハーネス、

 

工事現場で言うと安全帯ですが、

 

今回の現場は2階ということで使用しています。

 

山みたいに落ちたら帰って来れないという高さではありませんが、

 

人生が変わってしまうくらいの大けがにはなりますので、

 

外側に全身を出して、両手で作業する場合には、

 

安全帯でカラピナをロックすることはすごく重要です。

 

 

 

メインフロントにあったアルミサッシを撤去して、

 

新規に上と両側の三方枠を取付けて、四枚引き戸に入れ替えました。

 

三面あるので全部で引き戸12枚になりました。

 

それにしても暑いです。

 

大ちゃんも汗びしょびしょでふらふらになってやっています。

 

今年も長い夏になりそうな気配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーンヘンジ

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

先日テレビを見ていたら、

 

どこかの環境保護団体だかなんだかが、

 

ストーンヘンジに塗料をばらまくという、

 

とんでもない出来事がありました。

 

こういった行為は他にも何回もあるんですが、

 

毎回思うのは、

 

何故環境にひとつも悪い作用をもたらさない建造物を対象にするのでしょうか。

 

まさか異星人に操られている人々が世界の実権を握っていて、

 

ストーンヘンジが異星人と何らかの通信を担っている拠点だからと、

 

私たちに気づかせようとしているのでしょうか。

 

 

 

ストーンヘンジは自然と共生して生きていた古代の人々が創ったものです。

 

彼らへの敬意なくして、環境保護の理念などありえません。

 

現代では環境に全く配慮されていない建造物はたくさんあります。

 

だからといって、意味のある行為とは到底思えませんが。。

 

 

 

彼の地を訪れたというよりは、通り道だったので寄った程度でしたが、

 

ここで感じられたパワーは未だに残っているような気がします。

 

遥かなる時代では、太陽や月、星などの天体や、

 

様々な気象、現象などへの畏敬の念が、

 

現代とは大きく異なっていたように思います。

 

 

 

それから今までの間で、地球は大きく変わりました。

 

地球そのものの営みも、地球に対する概念も。

 

もしかすると、

 

もう取り返すことができない分岐点を、

 

過ぎてしまったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慰霊の日

 

 

 

 

 

 

戦後79年。

 

慰霊の日です。

 

 

 

このところ池袋の現場に詰めていますが、

 

電気工事はいつも叔父にお願いしています。

 

叔父は沖縄県浦添市の沢岻というところの生まれです。

 

今は近くにサンエーができて住宅地になっていますが、

 

昔は村で畑が多く、牛や豚を飼っている家が多かったようなところです。

 

叔父の生家も牛がいました。

 

叔父はまだ米軍の統治下にあった沖縄から、

 

パスポートを持って内地にやってきました。

 

僕が独立してからは会う機会が多くなって今に至っています。

 

沖縄に帰省する時も毎回今年はどうするんだと聞いてきますし、

 

できるだけ一緒に帰るようにしていましたが、

 

最近はなかなか一緒に合わせて帰省ができないことも多くなっています。

 

おばさんたちはまだまだ元気でいてくれているみたいでホッとします。

 

叔父もまだまだ元気に現場に入ってくれています。

 

本当にタフな人だなと思います。

 

 

 

 

どうか沖縄が穏やかな日常を過ごせますように、

 

内地からいつも願っています。

 

 

 

 

 

ダブルアーチ

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

鎌倉長谷の現場が続いています。

 

2階に二つ目のアーチ扉です。

 

スペソーのアーチは一枚開きですが、

 

こちらは観音開きになります。

 

格段に難易度が上がります。

 

なかなか厳しいですが、なんとか納まりそうではあります。

 

枠を取付けて確認のために扉を吊りましたが、

 

扉にガラスが入ると重さで少し垂れるので、

 

再度の調整が必要になります。

 

ひとまず扉は持ち帰ってガラスを入れ、

 

再度吊りに行く感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

日々花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一見北欧かカナダ辺りの写真かと思ってしまいますが、

 

鳥取県の米子市の海沿いの建物になります。

 

ご紹介がかなり遅れてしまいましたが、

 

2021年の年末にatelier galleryにお越し下さいましたオーナーさまから、

 

アーチの入り口や窓の制作依頼を受けました。

 

遠方のため、メンテナンスなどが必要になるドアなどの可動ものではなく、

 

FIX窓のみをお受けすることになりました。

 

設計を担当される建築家の方が大変丁寧にご協力してくださり、

 

無事に取り付けしていただき、2022年11月にオープンされました。

 

3つのアーチ窓が印象的に配置されています。

 

 

 

 

日々花さんは工芸作家さんの作品や、

 

アパレルなども販売されているセレクトショップになります。

 

喫茶室も併設されています。

 

お近くにお越しの際にはお立ち寄り下されば幸いです。

 

 

鳥取県米子市祇園町2-262-17

www.hibika3.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼できるのかどうか、受けられるのかどうか、

 

まず聞いてからatelierにという流れが一般的なのかもしれませんが、

 

現在こういったスチールワークやspace productのご依頼は、

 

atelier galleryにてご相談にお越し下さっている方々から順に受けているため、

 

メールだけでの依頼は受けられてもかなり後になります。

 

その間にatelier galleryにご相談に来られる方がいればさらに後になります。

 

どうしても顔の見える人が優先になってしまいます。

 

展示の依頼に関しましては本年イレギュラーもありますが、

 

基本的には関わっている場所で行うという方向性は変わっていません。

 

日々花さんでは工芸オンリーということで、

 

今のところ展示の予定はありませんが、

 

理想としては、こういった場所があと3、4あるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

池袋

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

2005年からお店の設計制作施工を行っている池袋のhappy veryさん。

 

4店目の場所を3年前から探して物件を何度も内見してきましたが、

 

本店の近くで良い場所がようやく見つかりました。

 

大工さん水道設備屋さん電気は僕のおじさんと現場打ち合わせや、

 

その後消防署に防災設備などの指示を受けに行ったり、

 

保健所の書類をもらったりと、諸々せわしい日々となっております。

 

もう新規の仕事は受けていないのですが、

 

付き合いが長いクライアントさんの依頼はなるべく受けるようにはしています。

 

内装全般はなかなかできなくなっている中で、

 

今回はすごく久しぶりの工事になるのでどうなることやら。。

 

今年は暑さに加えて、体力的にもハードな夏になりそうで怖いです。。

 

 

 

 

 

サーバーメンテナンス

 

サーバーメンテナンスのため、

 

お問い合わせなどのメールが届かない場合がございます。

 

特に今までにメールでのやり取りをされていない新規の方は、

 

ほぼ届かない状況になっております。

 

2日間お待ちになっても返信がない場合は、お電話0448130783か、

 

instagramのspecialsource_atelierまでメーセージをお願いします。

 

お電話の場合はメールアドレスをお伝えください。

 

アドレスが不明ですとご連絡することができません。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

鳥海山

 

 

 

 

 

東北の山々は麓からブナの森が広がり、

 

たおやかで優しく、

 

標高もそれほど高くないのに森林限界が低いため、

 

短い工程で高山植物を見ることができる。

 

そのためなのか、

 

飲食が提供されるような山小屋はとても少なく、

 

避難小屋が多い。

 

幕営場も飯豊連峰や朝日連峰の山深い場所にしかなく、

 

私はもっぱら車中泊をしながらの山旅を楽しむ。

 

車中泊山行の利点は、パッキングの重量などを何も考えずに、

 

食料やカメラ機材やらをたくさん車に積み込んでいけるところにある。

 

下山の後の温泉は楽しみだし、

 

食事はフリーズドライではなく、

 

食べたいものが食べれるのも良い。

 

三脚があるから満天の星空を撮影することもできるし、

 

夜明け前に出発して森が少しずつ目を覚ます、

 

あの独特の清らかな香りに包まれるのもまた良い。

 

 

数多の東北の山々の中で、

 

私が好んで目指すのは、

 

やはりそこにしか自生しない希少な特産種がいる

 

飯豊連峰や早池峰山、鳥海山になる。

 

鳥海山はチョウカイフスマやチョウカイアザミなどの

 

特産の絶滅危惧種が多く、

 

お花畑も植生が豊富、

 

ブナの森から草原の石畳に青々とした池、

 

雪渓を横切り岩稜帯を登ると、

 

雲海の上をゆく稜線の先に日本海が広がる。

 

山伏が行き交い、麓の秋田も山形ものどかで美しい。

 

なんとも贅沢な山旅が待っている。

 

 

 

 

and wander

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

少し先になりますが、次回の展示のお知らせになります。

 

アウトドアブランドのand wanderさんの丸の内店にて、

 

11月に大ちゃんとの2人展になります。

 

登山に深く関わっているところでの展示を切望していたということもありまして、

 

随分長くかかりましたが、ようやく来ましたといったところです。

 

加えて、デザイナーさんが大ちゃんの20年来の友人でして、

 

キュレーションが森岡書店さんの運営に携わる方であったりと、

 

何かと縁あってつながったというところです。

 

 

 

今のところ会期は11月2日(土)〜24日(日)と、

 

長めになっております。

 

この期間中の11月19日(火)〜24日(日)には、

 

高里の個展が森岡書店さんで開催の予定です。

 

まだまだ先ですが、合わせてご覧下されば幸いです。

 

 

 

 

 

「鉄の花 鉄の草」

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

「鉄の花 鉄の草」展は無事会期を終えました。

 

ご来場下さいました皆さまどうもありがとうございました。

 

今回は特に初見の方々が多く、多様な感想を頂いております。

 

作品にはできる限り自分のこと、

 

主張などが見え隠れしないようにしています。

 

簡単に言えば、錆びがディティールを消し、

 

輪郭や色彩などのあらゆる境界をぼかしているのと同じになっています。

 

最も大切にしていることは自然そのものを表現することですから、

 

このようなものになっています。

 

超絶技巧なんだけど何かが違う、工芸品かと思ってたが違った、

 

標本だがよく見ると立体で今も息をしているようだ、

 

素朴な植物が放つ癒し効果なのか不思議なほど居心地が良かったなどなど、

 

会期中は常にシスギャラリーの佐々木さんがご説明してくださったことで、

 

作品の本質である自然そのものということは、

 

予想以上に伝わっていたように感じました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

この作品は色彩は枯れていくかの様に褪せていきますが、

 

形は千年以上は維持できるように制作しています。

 

数十年、数百年と様々な時代を経ていくことで、

 

現在とは全く違う見方や価値に変わっていくものになります。

 

五百年後に作品を所有されている誰かの生まれ変わりが、

 

倉庫の奥に眠っていた作品を見つけ、

 

心が震えるほどのノスタルジーを感じ、

 

作品を探す旅に出ると、同じ思いの人々と出会い、

 

この作品のルーツが自然であることに気づく、

 

そんなストーリーを想像しながら、

 

シスギャラリーからの搬出を終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2024年7月
    « 6月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
  • 新着記事

  • カテゴリ

  • 過去ログ

  • 画像及びテキストの無断使用は固くお断り申し上げます。

    Copyrights©2012 All rights reserved by special source & hot stuff associates