2013年の回顧その2「fragments at carafe」

 

 

 

 

 

 

 

 

一度は役目を終えて姿を変え、

 

ともすれば見過ごされてしまうような、小さなかけら。

 

そこには完璧ではない、果敢ない美しさがあります。

 

かつての姿を記憶しながら宝石のように輝きだすかけら。

 

不完全な一片から受け継がれていく生命の輪廻。

 

 

 

 

 

9月に名古屋にて行われた「fragments」。

 

一昨年の春に、はじめて東京以外で個展をさせていただいてから、

 

carafeさんでは2回目となりました。

 

今回は昨年夏の「around the sea」に続いて高里との二人展でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「fragments」では、新作のA3サイズの金属の植物フレーム作品を24枚、

 

ケルンを数点と彫像、蝶のケースなどを出展しました。

 

 

 

今までと違って、額縁いっぱいになるようなものではなく、

 

余白を多めにとって、不完全なかたちとして残った植物を制作しています。

 

すべて同じサイズのものを並べるというのも初めての試みでしたが、

 

やってみてとても収穫の多かったディスプレイでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の今回のコンセプトは、高里が考えたものです。

 

高里は陶器でかけらを表現しました。

 

アクセサリーブランドLucchiとして活動して16年。

 

GASA*さんのアクセサリーなども手がけさせていただいていますが、

 

今年は銅版画や木版画も制作して新しい方向性を模索していました。

 

陶器でのかけらたちはこの「fragments」でひとまず一区切りしますが、

 

来年はatelier galleryにて春頃になると思いますが、

 

Lucchiとしてはおととし2011年以来の新作発表会を開催する予定です。

 

皆さまも是非お越し下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年春のcarafeさんでの「春を謳う花展」で久しぶりに名古屋に訪れてからというもの、

 

昨年に施工したギャラリーhaseさん、

 

そして今年もhaseさんの2階のà l’étageの施工と、この「fragments」。

 

毎年名古屋に伺うようになっています。

 

atelier galleryでの「There by the Grace of God」、「金属の像刻花」でも、

 

名古屋方面から多くの方にお越しいただいていますが、

 

皆さんcarafeさん、haseさんにて作品をご覧になっていらっしゃいました。

 

大変ありがたく思っています。

 

いつもどうもありがとうございます。

 

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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