「自然との共生」そして「物質の循環」へ
作品がようやくいくつか仕上がってきました。
ようやっとです、ほんとに。
それにしてもまあ、今回に関しては「よし、これで行こう!」とならずに、
ズルズルとなんにも進まないまま、時間だけが過ぎていきました。
なんとなくはじめの頃に「こんな感じでいいかな」と思って作りかけていたものは、
全部最初から作り直したか、ゴミ箱へ行ってしまいました。
しかし、ここに来てひとつずつ仕上がるにつれ、
「お〜いいかもよ、これは」と思うようになって来ました。
鉄を主体に金属で制作しています。
今までにないものでなければ次のまたその次のステージには行けない、
模倣からはじめたものはそれ以上にはならない、
そうアドバイスをいただいていましたので、
だいぶ前から取り組んでいましたが、なかなかオリジナルを手に入れられないでいました。
今回、hikeさんのおかげでようやくその時が訪れてくれたのかなと感じています。
スペソーの持ち味として、
いろんな素材をいろんな仕上げで
見せられるということなので、
作り込んでみようと、開き直ったことが
良い方に出たようです。
この押し花はA3サイズで、
全部で10枚作りました。
冒頭のはnasturtium officinaleで
和名オランダガラシ、クレソンです。
下はpapaver rhoaesで
ケシ科の一年草のヒナゲシになります。
9月17日のブログで載せた
最初に作った赤い押し花。
色に深みを持たせていくと
雰囲気ある仕上がりになります。
marlva sylvestrisという学名で、
アオイ科の多年草でウスベニアオイという花です。
crepis gymnopus
キク科のフタタマタンポポです。
小さいのですが、中身は濃いです。
6素材で出来ています。
ウスベニアオイとタンポポはA4です。
A3より少ない6枚を予定してます。
会場のhikeさんは、欧州の良質なヴィンテージ家具やオリジナル、オーダー家具を扱っているお店です。
僕らのような仕事をしていれば、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。
作品は、壁に飾れるもの、家具の上に置けるものが主体になっています。
額装した押し花は、壁に飾れなくても、家具の上に自立することが出来るようになっています。
自分でどう飾ろうかとか、イメージできる空間じゃないかなと思っています。