時禱

 

時禱 Time for prayer

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

八雲茶寮さまで開催しております高里の個展も、

 

今週末30日までとなりました。

 

DMになりました作品「時禱」は、

 

抽象性が他の作品とは少し趣きが違い、

 

文様のような、線のイメージがあります。

 

初めは空間に合う画を描くことをまず考え、

 

なかなか進展しない日々が続いていました。

 

線に囚われたような日々だったのかもしれません。

 

そのあとは、徐々に自分の世界の深遠へと進んでいった工程でした。

 

一番初めにこの作品を描き、

 

その線をどこかにしまったまま、

 

カンバスに向かっているようでした。

 

すべての作品の設営が終わった時、

 

時禱がこの空間に最も合っている絵画だと知りました。

 

もう少しこの線を見てみたかったと思いました。

 

 

 

 

 

会期残りわずかとなりました。

 

お時間ございましたらお立ち寄りくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

左から

 

予言 Prophecy

 

立ち現れるもの Manifestation

 

リコリスの女神 Goddess of Lycoris radiata

 

 

 

 

 

 

高里千世 個展

 

「時禱」

 

 

 

会期:2019年11月6日(金)〜30日(土) 9時〜17時 日曜祝日休業

 

会場:八雲茶寮 目黒区八雲3-4-7

 

 

 

 

 

 

 

琉球の開闢

 

 

 

 

琉球の開闢(かいびゃく)

 

Creation of the Ryukyu

 

h450 w450 t25

 

 

 

 

 

 

琉球は、アマミキヨという女神が降りてきてからはじまりました。

 

その地は久高島だったと言われています。

 

琉球の大地を作り、人々に五穀の種を与えました。

 

アマミキヨが作った七つの御嶽は、現在でも残されています。

 

 

 

 

 

この画は、先日の首里城大火の前に描かれていました。

 

一見すると城を覆い尽くす業火のように見えるかもしれませんが、

 

赤々と湧き上がる大地の焔と、

 

女性が内に秘めた生命の胎動を感じさせます。

 

アマミキヨが作り出した琉球の物語は、

 

決して消えない灯火となって、

 

今も沖縄の女性に受け継がれているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高里千世 個展

 

「時禱」

 

会期:2019年11月6日(金)〜30日(土) 9時〜17時 日曜祝日休業

 

会場:八雲茶寮 目黒区八雲3-4-7

 

 

 

 

 

 

 

 

時禱

 

 

 

 

 

浮かんでは消え、消えては浮かぶ感情。

 

去来をかたちにすると、こんな感じではないのかと思いながら眺めていました。

 

日々、いろんな感情が心の中に去来しながら人は生きています。

 

 

 

 

「去来」

 

Recurrence

 

h480 w340 t38

 

鉄、岩絵の具

 

画・文 高里千世

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

11月に入り天候が落ち着いてきました。

 

山々では温暖化や多雨の影響で、紅葉シーズンが通常より遅れ気味となり、

 

現在まで色とりどりの景色を楽しめているようです。

 

 

 

昨日より高里の個展が、目黒は八雲茶寮さまにて始まりました。

 

本展は高里のルーツである沖縄の祭祀の原風景を辿った抽象絵画展となります。

 

太古から続いた自然崇拝、そして仏教やキリスト教の伝来を受け、

 

多様な祈りが混在する日常の中に見える、高里が感じてきた沖縄の祈りを表現しています。

 

 

 

 

作品はサロン内に10点、右の茶房に5点、左の個室に2点、廊下に2点飾られています。

 

冒頭の作品は茶房に飾られている「去来」。

 

さざ波が打ち寄せるような、夜明け前の黎明の刻のような、

 

静かな胎動を感じさせる作品です。

 

すべての作品はお食事をされなくてもお気兼ねなく鑑賞できます。

 

お時間ございましたら是非ご高覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高里千世 個展

 

「時禱」

 

 

 

会期:2019年11月6日(金)〜30日(土) 9時〜17時 日曜祝日休業

 

会場:八雲茶寮 目黒区八雲3-4-7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の首里城大火のことで、励ましのメールをいただいております。

 

お心遣い大変ありがとうございます。

 

業火とともに崩れ落ちる城に、涙は止まりませんでしたが、

 

すべてを懸けて取り組み、鬼籍に入っていった先人たちを思うと、

 

複雑な気持ちが残りました。

 

伝統文化を継承させていくことの難しさ、

 

技術だけではなく、その精神を後世に継承していくことの難しさを、

 

改めて実感しております。

 

 

 

 

 

 

時禱

 

御嶽より望む久高島

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

雨が多かった10月でしたが、気づけばもうすぐ11月です。

 

沖縄では立冬の吉日にタントゥイという儀礼を行う頃となります。

 

 

 

11月6日より、八雲茶寮さんにて高里の個展が開催されます。

 

「時禱」という題目で、祈りの時を描いた抽象絵画作品を出展します。

 

高里のルーツである沖縄の祈り。

 

沖縄は古代から、自然とともに生き、自然を敬い、

 

石や樹々などの自然物に神の存在を見出してきました。

 

王朝時代になると寺院が建立され始め、

 

廃藩置県後にはキリスト教が布教され、様々な信仰が混ざり合いますが、

 

人々の自然を敬う心は変わらずに受け継がれてきました。

 

自然のように許容する心を持ち合わせた、沖縄の風土が育んだと言えるかもしれません。

 

 

 

高里が生まれ育った首里という土地は、数多くの御嶽や拝所があり、

 

王朝があったことで数多くの寺院があり、

 

教会も首里教会、カトリック教会、アンデレ教会などがあります。

 

幼い頃からお正月にはお寺にお参りに行き、日曜日には礼拝、

 

そして毎朝火の神さまに手を合わせるといった日常を過ごしていました。

 

僕らが二十代の前半くらいまでは、手の甲や腕に刺青のあるおばあさんたちが、

 

御嶽や拝所でビジュルに祈りを捧げている姿を良く見かけましたし、

 

何もないような森の中や道端の樹の根に祈る姿も見られました。

 

ハンタン山のガジュマルや金城の大アカギ、弁ケ嶽など、

 

昔から変わらず、いつでも誰でも祈りを捧げることができる神聖な場所がたくさん残っています。

 

 

 

 

 

本展は、高里自身の祈りの記憶、そして受け継がれてきた祭祀の原風景となります。

 

お時間ございましたら是非ご高覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高里千世 個展

 

「時禱」

 

 

 

会期:2019年11月6日(金)〜30日(土) 9時〜17時 日曜祝日休業

 

会場:八雲茶寮 目黒区八雲3-4-7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山びこ展 at minä personen galleria 京都

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

9月を迎えました。月がきれいですね。

 

この季節からは、倉庫で埃をかぶっているドブソニアンを引っ張り出したくなります。

 

月面を見ていると、なんというか何も考えられなくなって、

 

心も身体も軽くなった気がするんです。

 

無人の天体の大地を観察できるなんて、すごいことですよね。

 

地球が豊かに感じられているから、月が荒涼と感じられるのでしょうが、

 

この絶妙なバランスは、万物にとってのお手本のように思う初秋の頃です。

 

 

 

 

さて、山びこです。

 

京都のminä perhonenさんのgalleriaにての個展となります。

 

いつもありがとうございます。

 

昨年の銀座森岡書店さまでの個展から一年が経ちましたが、

 

2回目となりまして、初めての関西での個展となります。

 

 

 

 

山びこの素材を収集するときは、ほぼ99%僕も同行していますが、

 

いつも何かしらの事件が勃発します。

 

すべって転んだところにいい樹が落ちていたとか、

 

いい感じの幹枝がいくつも落ちていると思って辿っていったら、

 

月の輪の熊さんがう○ちをしていてばったりとかは良くありますが、

 

得体の知れない鳥?が向かった先の樹上に、

 

山びこが刺さっていたりすることもありましたし、

 

モグラ?などが地中に持っていった山びこ体?なるものを、

 

発掘する時もあります。

 

こんなような時はいつも僕らは、

 

インジャンジョーの影におびえながらも宝を持ち帰った、

 

トムソーヤーとハックルベリーフィンのような気分になります。

 

例えがだいぶ古いですね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中村が初めて木彫作品を彫ったあと、

 

自分自身で「山びこ」という名まえをつけました。

 

「何がいいですかね〜」、

 

「真面目に聞いているんですよ〜」、

 

という問答はもちろんありましたが、

 

何十年もずっと自分のために、

 

常にそばにおいていて欲しいということもありまして、

 

自分自身で名づけるまで、僕と高里は何も言いませんでした。

 

「山びこ」って本当にいい名称です。

 

眠れない日々を過ごした甲斐があるってもんです。

 

山に登るたびにそう思います。

 

先日、丹沢に行ったとき、

 

山頂手前で一頭の鹿に出会いました。

 

つややかな金色の毛色に輝く可愛らしい子でした。

 

僕には驚いていましたが、だいちゃんには驚くどころか、

 

ぐっと近づいて匂いを嗅いでいました。

 

彼女たちが一目置く山びこの世界を、

 

少しずつ、じわじわと、気になっていただければいいなと思います。

 

 

 

 

関西方面の皆さま、是非この機会にお越し下さいませ。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

自然礼賛

 

 

 

 

こんにちは。

 

気づいたら夏はすっかり過ぎ去った後で、

 

19時にはもう暗くなってしまいました。

 

皆さんはこの夏をどう過ごされましたでしょうか。

 

 

 

 

さて、自然礼賛です。

 

まるで、自然礼賛展の間だけ夏だったような、

 

そんな錯覚さえ覚える連日の暑さの中でした。

 

ご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございます。

 

 

 

今回は蝶の作品を含めて47点出展しました。

 

これは過去10年を遡っても最多となりました。

 

植物や蝶の作品は小さな生き物、微視的なものです。

 

そんな小さなものたちも、集まれば山などの自然など、

 

巨視的なものを体感できます。

 

ただ、atelier gallery ではこれだけ点数が多いと狭いかなと感じました。

 

次回からは、初回と同じく半分くらいの25点が妥当なところでしょうか。

 

それにしても、やはり自然表現は難しいです。

 

販売に比重を置いたように感じられる展示は、

 

作品の特性上向いていないのかもしれません。

 

今後の課題です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳳凰沙参

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

厳しい暑さが続く中、自然礼賛展は会期折り返しとなりました。

 

ご来場下さいました皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

今展は42種の植物と5種の蝶の作品を出展しています。

 

違う種の作品を制作するのは難しいのではと思われる方も多いのですが、

 

1種ずつ1点1点one-offで作っていくことで、

 

それまでできなかった技術を得て、

 

新しい種をご覧いただくことができるようになります。

 

自然に身を委ねる生きものは皆、

 

何年もの時間を経て、今を生きる術を身につけています。

 

自分が歩いて出会った種を作っていくことでしか、

 

自然への畏敬の思いは表現できないように思います。

 

100種くらいは一度に見てもらえるような力を持ち合わせられればいいのですが。。

 

その時はどうぞ皆さまお力添えをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の画像の作品は鳳凰沙参です。

 

南アルプスの鳳凰山に咲くキキョウ科の種です。

 

岩場から垂れ下がるように咲くのは、

 

花が一輪ではないため、重みで垂れ下がるのだと思います。

 

鳳凰山は高山病になるほどの標高ではありませんが、

 

深い森に多様な動植物を有している山です。

 

観音岳、薬師岳、地蔵岳の三山からなるので、

 

鳳凰三山と呼ばれています。

 

地蔵岳の多数のお地蔵さまを見ればわかりますが、

 

古くから信仰が深い山です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳳凰沙参

 

キキョウ科ホタルブクロ属

 

観察地: 南アルプス鳳凰山青木鉱泉より入山

 

自然礼賛2019

 

size: h399w399

 

 

 

 

 

「自然礼賛」

 

会期:

 

7月27日(土)〜29日(月)

 

8月1日(木)〜4日(日)

 

8月8日(木)〜11日(日)

 

open12:00~18:00

 

会場:special source atelier gallery

 

神奈川県川崎市高津区久地4-11-46

 

 

 

 

 

 

 

自然礼賛

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

昨日より、2019年の自然礼賛展が始まりました。

 

前回の初日に多くの方々が集中してしまったという反省を踏まえまして、

 

今回はDM発送、webサイトでの告知に限っておりました。

 

SNSなどでの事前告知は、混雑を避けるために行いませんでした。

 

皆さまに少しでもごゆっくりご鑑賞いただければと考えての判断でした。

 

加えまして、artページでは今回のすべての出展作品がご覧いただけます。

 

こちらも少しでも余裕を持ってご鑑賞いただければと思いました。

 

静かに今日を迎えられ、静かに終えることができ、

 

自分の道標を確認できた1日となりました。

 

 

ご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

長かった梅雨が明け、夏本番となります。

 

暑さ厳しい日が続きますが、

 

お時間ございましたら、是非ご高覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会期:

 

7月27日(土)〜29日(月)

 

8月1日(木)〜4日(日)

 

8月8日(木)〜11日(日)

 

open12:00~18:00

 

会場:special source atelier gallery

 

神奈川県川崎市高津区久地4-11-46

 

 

 

 

 

梅花黄蓮

 

 

 

 

 

 

梅花黄蓮は牧野富太郎記念館のマークにもなっているように、

 

可憐な植物の象徴です。

 

困難な時代を生き抜き、小さな生命の輪廻のドラマに、

 

すべてを注いだ優しい眼差し。

 

この花を見かけると、牧野富太郎先生を思い浮かべます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅花黄蓮

 

キンポウゲ科オウレン属

 

本州福島以南、四国の深山、亜高山帯に自生

 

観察地:燕岳(長野県中房温泉より入山)

 

size:h282w282d44/2.2kg

 

自然礼賛 2019

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾瀬ヶ原の池塘に浮かぶヒツジグサ。

 

水面に映る空の青と樹々の緑が、白い花をより美しく見せていました。

 

水が反射するので、根幹を支えているものは遠目からは見えませんが、

 

近づくと透明な水の中には、幾重にも重なって根から伸びる葉柄が見えます。

 

ヒツジグサの容姿を間近で観察しましたが、

 

後日になって思い浮かべられるのは、自然の風景と解け合った姿でした。

 

自然に生きるものは、ひとつのものだけを切り取って思い浮かべることはできません。

 

青空に飛ぶ鳥も蝶も自然の風景とともに記憶されます。

 

尾瀬ケ原のヒツジグサが美しいのは、尾瀬のすべてが美しいからなのでしょう。

 

 

 

 

今回の自然礼賛展では、立体作品を4点制作しています。

 

ヒツジグサの立ち姿から、尾瀬ケ原の風景を思い浮かべていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未草

 

Nymphaea tetragona Georgi

 

スイレン科スイレン属の水生植物

 

山地の沼や亜高山帯の高層湿原などに自生

 

観察池:尾瀬ヶ原(群馬県鳩待峠より入山)

 

size : h400 w330 d300

 

2019自然礼賛 出展作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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