仙丈薊
こんにちは。
atelier galleryにて開催中の個展「自然礼賛」。
会期は中盤に入りました。
連日大変暑い中お越しいただいておりまして、
どうもありがとうございます。
今回の作品リストの1番目は、大判の仙丈薊です。
制作途中で花と葉を何度も作り直しました。
以前にも入山した際に観察していたのですが、
何かが違うと、ずっと引っかかったものがあり、
自生する南アルプスに再度入山して、
とげ針や葉脈の形状を書き写し、
ようやく納得のいく作品となりました。
仙丈薊(センジョウアザミ)
学名:Circium senjoense Kitam
size:w420 h825
日本固有の種で、南アルプスの亜高山帯から高山帯までに自生しています。
仙丈ヶ岳が基本標本ですが、北岳や鳳凰山にも多く見られます。
花期は7月頃からで、枯れたような色合いで咲きます。
他のアザミは割と鮮やかなピンク色に咲きますので、
少々独特なイメージがあります。
南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳、
その名を冠した女王のように気高いアザミです。
「自然礼賛」(しぜんらいさん)
会期:2017年 7月9日(日)〜17日(月・祝)会期中無休 12:00〜19:00
会場:special source atelier gallery