山びこ作品のスケール感になります。
背景の植物フレームをご参考にして下さい。
山びこ作品のスケール感になります。
背景の植物フレームをご参考にして下さい。
山びこ
漂 ヒョウ
h330w100d120
material: wood and steel/ steel base
¥60,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
山びこ
ムマ
h195w90d385
material: wood/steel base
¥60,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
山びこ
ヤットイ
h270w210d80
material: wood/steel base
¥45,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
山びこ
カセギ
h190w140d100
material: wood/steel base
¥50,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
山びこ
ナーカ
h235w130d80
material: wood/steel base
¥40,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
山びこ
フーポー
h190w140d76
material: wood/steel base
¥40,000-(税、送料込み)
daisuke nakamura
モリソン小林・中村大介2人展
生物多様性を育む日本の山々では
すべての生きものがつながりを保ちながら共生していました
希少な動植物たちもそれらを守る山びこもそして里に生きる人々も
本展では一山に一神と言われる山の神や
可憐な希少植物を探訪した旅の記録になります
会期:11月19日(土)〜 12月4日(日)12:00 ~ 18:00
*11月19日のみ12:00 ~ 17:30
*毎週火曜日・水曜日は定休日
作家在廊日:11月19日(土)
会場:GULIGULI
563-0024 大阪府池田市鉢塚2-10-11
072-743-7603
instagram @guliguli.jp2
初日は、ヴァイオリニストの新村隆慶さんと
ピアニストの上柿絵梨子さんによりますOpning Liveもございます
詳細、お申し込みはGULI GULIさんのサイトをご覧ください
モリソン小林金属植物作品の個展になります。
今回は北アルプスがテーマになります。
1/50000の地図8枚を、
白馬五龍、大町安曇野、穂高上高地、立山黒部の4つのエリアに分け、
11のルートを記し、そこで出会った40種の植物を出展します。
今回はフレーム作品のみになります。
山旅の情景を思い浮かべながら、
短い季節に命をつなぐ植物たちの可憐な姿をご高覧下さい。
期:2022年9月2日(金)〜10月11日(火)
会場:IDEE TOKYO
グランスタ東京B1Fスクエアゼロエリア48番
在廊日:9月2日(金)他
御前橘
ゴゼンタチバナ
Cornus canadense L.
ミズキ科ミズキ属
北海道から本州中部に分布
亜高山帯から高山帯の林縁に自生
ゴゼンタチバナは、僕が敬愛する田淵行男さんが愛した花です。
6枚の葉が輪生したところから花茎が伸びて花をつけます。
その佇まいが何とも良いですね。
4、5枚の葉を見かけますが、
どうやら6枚でないと花をつけないようです。
秋には真っ赤な実をつけます。
田淵さんの頃には群生地が多かったようですが、
現在ではすっかり姿を消し、
ポツポツと見られる程度になってしまいました。
白いものは総苞になります。
中央の花冠がかなり細かくて根気のいる作業でして、
なかなか向き合えませんでしたが、
ようやく納得できる形に仕上がりました。
A4 size:h282w201d44/1.7kg
立金花
リュウキンカ
Caltha palustris L. var. mambranacea Turcz.
キンポウゲ科リュウキンカ属
本州から九州に分布
亜高山帯の水湿地や池畔に自生
尾瀬といえば水芭蕉、
次にニッコウキスゲ、ワタスゲ、ヒツジグサにオゼコウホネ。
数々の名花になんとなく紹介される機会が少ないのが、
このリュウキンカです。
しかし僕は、尾瀬の中でもキング・オブ・オゼだと思っています。
この花の黄色と葉の緑の発色、
すごくないですか。
イエローって、こういう色です。
ビリジアンってこの葉っぱからできたんです。
そう思えるくらいパキッとした天然色だと思います。
水も滴る、という表現は、
この花のためにあるとも思ってしまいます。
A3 size:h399w282d44/2.9kg
未草
ヒツジグサ
Nymphaea tetragona Georgi
スイレン科スイレン属
北米北西部、欧州東北部、シベリア、東アジア、インド北部、
国内では北海道から九州に分布
海抜0Mから標高4000Mの高山帯まで自生するスイレンです。
コイやザリガニの食害に弱く、
全国の半数以上の都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
未の刻に花が咲くのが由来だそうですが、
実際は朝方から咲いています。
夏の尾瀬ケ原の池塘に涼しげに浮かぶ未草は、
思ったよりも背が高く、場所によっては2M以上にもなるそうです。
一度で良いから潜って見てみたいものです。
A2 size:h587w416d44/5.4kg
「根っこだ、伸びろ!」
会場:岡本太郎記念館
会期:2022.6.8-27
私はある時、岡本太郎の絵画を眺めていると、
根っこが一本生えているのに気づいた。
初めは気のせいかと思ったが、
他のあらゆる作品からも無数の根が伸びているのが見えるようになった。
その根は地中へと伸び、大地から養分を吸い上げているようだ。
なるほどこれが太郎がエネルギーを放ち続ける理由に違いないと思ったが、
それだけではなかった。
あろうことか新しい芽が伸び、ツルとなって空に向かって伸びているではないか。
私は本展で、新しい命や思想を生み出し続ける岡本太郎の不思議なパワーに迫りたい。
第24回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞特別展示
岡本太郎×モリソン小林<根っこだ、 伸びろ!>
2022年6月8日(水)~27日(月)
火曜休館
*観覧料 一般 ¥650 小学生 ¥300
10:00~18:00
岡本太郎記念館
東京都港区南青山6-1-19
03-3406-0801
西荻窪のpoefuさまにて、モリソン小林・中村大介の二人展を開催致します。
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3-2-3 松屋ビル1階・2階
poefu(1階): 03-6913-8019
fūga(2階): 03-6913-9212
営業時間 13:00-19:30
香川県高松市の+106さんにて12月18日より開催いたします。
本展では日本アルプスに自生する植物を制作しました。
山麓から針葉樹林帯を抜けて展望が広がる高山帯へ。
風雪に耐え、短い季節に輝く植物たちの姿から、
太古から輝く自然の尊さを感じていただければ幸いです。
モリソン小林
壮大な山々に守られるように咲く小さな植物たち。
その与えられた短い生命とうつくしさ、その一瞬の姿を
真摯なまなざしと類まれな技量で表現したモリソン小林の
金属植物の作品展を開催します。
+106
香川県高松市屋島西町2453-20
renowa yashima 106号
IG : plus106
www.plus106.net
木彫頭像 2
木彫像を個展で出展するのは2015年以来となりました。
長々とお待たせしたにもかかわらず、
2体しか彫ることが出来ず申し訳ございません。
この2体は2009年ころの、
精霊と呼んでいた像と同じイメージのものになります。
山で感じた自然を、樹木や岩などの姿と重ねながら、
人の形に彫り出したものです。
耳がないのが特徴です。
これにて本展の全ての作品が出揃いました。
ご覧くださいましてありがとうございます。
これらに高里の錆画、1階に中村の山びこがあります。
この度はご予約のひと手間をおかけいたしまして、
申し訳ございませんでした。
たくさんのご予約ありがとうございます。
当日はお気をつけてお越しくださいませ。
そして、ごゆっくりご鑑賞くださいませ。
size:w180d190h410(台座を含む)
自然礼賛2021
木彫頭像 1
僕は金属植物を制作する以前は、木彫刻の作品を制作していました。
段々と段々と少なくなっていき、
2015年を最後に、木彫作品を作る時間がなくなってしまいました。
今展で出展する作品は、本年に制作したものになります。
出来上がったのは今、というくらいですが、
何というか、感慨深いですね。
心の奥に残る彫刻になりました。
この木彫像は、
自然の中で感じた自然のイメージを人の形に具象化したものですが、
自分にとっては自然そのものです。
雄大で寛容で、厳しく、憂いがあって、
静かに微笑むかのように、ありのままの自分を受け入れてくれる自然な存在です。
植物作品だけでは伝えられない、
自然という存在をどう感じているのかを、
自分なりに表現できているのかなと思っています。
金属植物は自然光がいいと思いますが、
木彫作品は日が暮れてからの方が好きです。
出来れば最後の時間帯での鑑賞をお勧めします。
size:w170d210h450(台座を含む)
自然礼賛2021
霧ヶ峰檜扇菖蒲
キリガミネヒオウギアヤメ
Iris setosa Pall var. hondoensis Honda
アヤメ科アヤメ属
絶滅危惧IB類 EN
長野の霧ヶ峰八島ヶ原湿原のみに自生しています。
日本百名山でもある霧ヶ峰は、
たおやかな高原でアップダウンの少ない快適な登山ができる山です。
広い八島ヶ原湿原では、尾瀬に自生している植物も多く見ることができます。
シダのヤマドリゼンマイの群生も見られます。
このキリガミネヒオウギアヤメは、
アヤメの中では珍しく亜高山帯に分布します。
美しい紫色とやや橙がかった山吹色に真白が映える気高い花は、
古来より多くの人々を魅了してきたのでしょう。
霧ヶ峰は多くの人々が集まる催事場だったと言われています。
もう見ることは叶わないと思いますが、
紫色で覆われた景色はさぞ素晴らしかったのではないでしょうか。
いにしえの人々が羨ましいですね。
size:w200d200h385(スチール花器含む)
自然礼賛2021
名護蘭
ナゴラン
Sedirea japonica Garay & H.R.Sweet
ラン科ナゴラン属
絶滅危惧IB類 EN
暖温帯の樹林帯、樹上に着生する常緑のランです。
伊豆諸島から沖縄に分布します。
園芸用の栽培のために盗掘が後を絶たない種です。
初めて目にしたのは1994年で海洋博記念公園内(現美ら海水族館)でした。
沖縄県の名護市の名前が付いていますが、
名護市では2010年を最後に見つけられません。
やんばるでも同じですが、ハブが絶対いるような密林の奥地には、
まだ自生してくれているかもしれません。
size:w170d190h240
スチールベースw250d250、樹木h900を含みます。
自然礼賛2021
姫早百合
ヒメサユリ
Lilium rubellum Baker
ユリ科ユリ属
準絶滅危惧 NT
宮城、山形、福島、新潟の深山に分布します。
福島と新潟の県境の山塊に多く分布していると思われます。
粟ヶ岳や浅草岳、守門岳に飯豊連峰などです。
飯豊連峰は日本百名山ですが、どの山も素晴らしい山です。
ササユリとジンリョウユリに良く似ていますが、本種はより小さめです。
花は1、2個つきます。花期が残雪期から晩夏までと以外に長いので、
出会える確率の高い種です。
size:w160d200h450
自然礼賛2021
節分草
セツブンソウ
Eranthis pinnatifida Maxim.
キンポウゲ科セツブンソウ属
準絶滅危惧 NT
関東北部、中部から近畿にかけての落葉広葉樹林の林床に分布します。
埼玉県の西部で確認しました。石灰岩地の山中でした。
3月頃でしたので、まだ残雪が残っていてかなり寒かった記憶があります。
岡山や広島では保護区として自生地を守っています。
size:w100d100h150
自然礼賛2021
高野半鐘蔓
コウヤハンショウヅル
Clematis obvallata Tamura var. obvallata
キンポウゲ科センニンソウ属
絶滅危惧IA類 CR
落葉性の木本つる性植物です。
名前は高野山からきています。
紀伊半島と四国南部に分布します。
高野山といっても大峰山系を含めて非常に広域ですので、
探すのは至難の業かと思います。
現在も自生が確認できているのか心配なほど、
残された株が非常に少ないと思われる種です。
size:w300d380h350(スチール花器含む)
自然礼賛2021
山芍薬
ヤマシャクヤク
Paeonia japonica Miyade et Takeda
ボタン科ボタン属
準絶滅危惧 NT
北海道、本州、四国、九州の石灰岩地や落葉広葉樹林帯の林内に自生します。
長野や山梨、群馬や奥多摩でも見られます。
山中で見つけると神々しいまでに白く美しい花です。
茎葉の出方が秀逸で、2回三出複葉を3つくらい茎の中間付近に互生させ、
白い花をやや中央に配置しています。
すべてがやや中間、やや中央と言った具合で決まった出所がありません。
まるでバランスをとっているかのようです。
すべての株が同じ形ではなく個性的なところが素晴らしいと思います。
size:w450d450h450(スチールベース含む)
自然礼賛2021
川湯延齢草
カワユエンレイソウ
Trillium channellii Fukuda, J.D.Freeman & Itou.
ユリ科エンレイソウ属
絶滅危惧IB類 EN
北海道の川湯温泉周辺に分布します。
1996年に新種とされた新しい種です。
良く見かけられるミヤマエンレイソウや、
そこまで見かけられませんがオオバナエンレイソウに非常に近い種です。
ある程度の大きな株でしたら見分けがつき易いのですが、
小さめな株ですと、どうにも見分けがつきません。
長い時間をかけていくつもの株を観察できればいいのですが、
ここは北海道です。
樹木に爪痕やら、足元の落ち葉の上にうんちなどがあったりしますので、
秒で見て帰らなければいけません。
size:h140d140h225
自然礼賛2021
風車
カザグルマ
Clematis patens C.Morren et Decne.
キンポウゲ科センニンソウ属
準絶滅危惧 NT
本州、四国、九州の林縁や原野に分布する落葉性のつる性植物です。
現在は準絶滅危惧ですが、
100年後の絶滅確率が90%以上と非常に危険が迫っている種です。
園芸品種が多く市場に出回っている種ですが、盗掘は全く減らないようです。
自然にいるものを採ること、
生きたまま採って移植することも決して保護にはならないと思います。
中国原産のテッセンに良く似ています。
テッセンは6枚ですがカザグルマは8枚になります。
自生する姿を見たら、日本が誇る美しい種だと感動すると思います。
size:w300d150h600
自然礼賛2021
三角草
ミスミソウ
Hepatica nobilis Schreber var. japonica Nakai
キンポウゲ科ミスミソウ属
準絶滅危惧 NT
東北から九州の林縁などに自生します。
太平洋側では白花、日本海側では桃色が多いようです。
子供の頃は家の周りには雑木林がたくさんあって、
こういった小さな野草がたくさん咲いていました。
日本の原風景には欠かせない彩りだったに違いありません。
size:w130d100h120
自然礼賛2021