長嘴菫

ナガハシスミレ

Viola rostrata Pursh var. japonica Ohwi

スミレ科スミレ属

日本固有種

観察地:北アルプス白馬岳

 

北海道南部から本州の日本海側に分布します。

花の距が長いくちばし状になっているのが特徴のスミレです。

北米に自生する種の変種になります。

白馬岳ではミヤマナガハシスミレという近似種も自生しています。

非常に似ているのですぐには見分けがつきません。

昨今このA3以上のサイズは制作数が少なくなっています。

小さいサイズが人気があるというのももちろんあるのですが、

輸入しているステンドグラスの高騰があり、

なかなかatelier gallery以外の場所では出しづらくなってしまいました。

ガラスの取り合いが大きくなればなるほど悪くなりますので、

なんというか、もったいなく思ってしまっているというところです。

スミレは小さいものが多い中で、

花茎が20センチを超えてくる珍しいスミレです。

A3サイズに良く合うスミレと思います。

 

size A3: h400 w282 t44 /2.7kg

自然礼賛2023「枯葉枯色」