天蓋の扉が斜めで、中のものが見やすいアクセサリーケースです。底板はスチールの板を錆びさせてからヤスリをかけ、蜜蝋を塗布しています。このタイプは意外と底板の面積がありますので、その仕上げによって中に置くものの見栄えがだいぶ変わってきます。木の底板の場合は、和を感じるようなものが合うような気がします。アクセサリーやスペソーの作品などは、底板が木ですと写真を撮る時に若干困ってしまうことがありましたので、今回はスチール板のエイジングにしています。経年で錆が浮いてきますので、その都度ヤスリをかけて蜜蝋を塗布する必要がありますが、1〜2年でとてもいい風合いが出てきます。材質、色などのオーダーは可能ですが塗りつぶすような仕上げではなく、木の質感を生かした仕上げが良いと思います。