work wagon

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それぞれのアトリエにそれぞれの作業ワゴンがありますが、

 

10数年前、大森にあった取引先の工場にあった作業ワゴンはとても薄汚くひねこびていましたが、

 

とても素敵なワゴンでした。

 

「フランス製のものをカスタムしたりしてこうなったんだ」、

 

「見た目はボロいが使い勝手はバツグンだよ」と細部までいろいろと見せてくれました。

 

2、3年前に高齢が理由で工場を閉められてしまったようですが、

 

数ヶ月前にあのワゴンはどうしちゃったんだろうとの追憶が頭から離れない時期があって、

 

写真のはその時制作した作業ワゴンです。
 

 

 

 
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全体を錆させてから表面の錆を落としてクリアワックスを塗布しています。

 

ウレタンやラッカークリアなどを塗ってしまうと、

 

後から錆が膨れ上がってきて塗膜が剥がれてしまいます。

 

色を塗ってあれば味になるんですが、クリアだとただ汚いだけで全部剥がしたくなりますが、

 

大変なので結局汚いまま使い続けなければいけません。

 

こういうものは自分でメンテナンスするものなので、

 

錆が気になってきたらサンドペーパーで落としてまたワックスをかけます。

 

それを気長にやっていけばどんどん味が出ていきます。
 

 

 

 
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抽き出しは上段の木の方はストックしておいた古いものを使っています。

 

下の鉄のものは取り出して作業台の上に置いて使ったりもしています。

 

すべて鉄で味が出ているアメリカ製のものもかっこいいですが、木が少し入るといいですね。

 

こういったワゴンを使う方は皆さん自作される方が多いと思いますが、

 

それぞれに使い込んだ味があって、どの工場にお邪魔させてもらっても、まず初めに探してしまうものですね。

 

 

 



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w1040 d440 h900 スチール錆仕上げにクリアワックス

 

 

 

 

 

 

display stand

 

 

個展でいつも使用する台です。

 

心を込めて制作した作品を、ベニヤで出来た真っ白に塗られた台に飾るのは、僕にはできません。

 

こういった台は、絵画の額縁と同じ役割を担っていると思うからです。

 

仕上げは2種類。錆の鉄板に薄くモルタルを左官したものと、白でクラッキングを施したものです。

 

 

 

 

 

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wd300 or 250, h650〜900

 

concrete with rust steel, white crucking with rust steel

 

price 24,000(+tax)

 

白クラッキング仕上げの台は、数年経つと錆が出てきます。

 

風合いが出てきていい感じですが、気になる方は、白クラッキングをこの上から塗って下さい。

 

塗装方法などはレクチャーいたします。

 

 

 

 

 

 

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この台は、こうして経年の変化が生じてくるものですので、

 

定期的なメンテナンスが必要です。

 

しかし、メリットとしては、エイジングを覚えることができます。

 

きれいもの好きで、面倒が苦手な方は、メンテナンスをご依頼下さい。

 

(maintenance reform price 5,000- )※複数台の場合は値引きいたします。

 

こちらは複数制作可能となっております。

 

大きいサイズなどは、重くなるのでおすすめ出来ませんが、制作可能です。

 

お問い合わせはspesou@yahoo.co.jpまでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

showshelf of the ceramist

 

 

one off productの大きく分けて3つあるうちのふたつめは、

 

展示会などで商品や作品を見せるためのディスプレイのためのプロダクトです。

 

この「陶芸家の陳列棚」は、ひとつめと同じく普遍的な形状ですので、服飾店舗などでも

 

いいと思いますが、陶芸作家さんの作品が置かれているイメージで制作しました。

 

大きな器をぽんとひとつふたつ置くだけでもいいと思いますが、たくさんの作品を陳列して、

 

たくさん販売していただける方がいいとも思います。

 

 

 

 

 

 

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w2000d750h750

 

steelframe, french pine clear brown-aiging shelf

 

price 75,000- (+tax)

 

※棚のフレームと両サイドの組み立て式です。

 

ガラスは送料がかかるためオプションとなっております。(8mmガラス+20,000等)

 

こちらは、ハードにご使用いただいても大丈夫ですが、組み立て式のネジを、

 

しっかりと合わせずに入れてしまうと、ネジ穴がダメになってしまう心配があります。

 

くれぐれもご注意下さい。

 

黒いスチールの素地にクリアワックス仕上げです。

 

錆が出てきましたら、サンドペーパーで落としてワックスをかけて下さい。

 

数年で使い込んだ風合いが出てくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

one-off product はじめます

 

 

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『one-off』とは、”ある目的のために製作されたもの、または専用品”と定義されています。

 

僕が個展で発表しているような、”ひとつだけ作られたもの”という意味ではありません。

 

スペソーとしてのこの言葉の解釈は、”ひとつひとつが、あるコンセプトやテーマに基づいたもの”、

 

”複数制作可能であっても、すべてハンドメイドで、それぞれが形状や仕上げがまったく同じではないもの”、

 

”作家としての作品のような精神が宿っているもの”という解釈をしています。

 

以前にも旋盤などをお伝えしてきましたが、このone-off productの制作に取りかかっています。

 

アトリエギャラリーの改装はまだあまり進んでいませんが、HP立ち上げのために、

 

プロダクトを先行して進めているところです。

 

出来上がったプロダクトは今後、右のカテゴリのone-offにて紹介していきます。

 

販売、受注も少しずつですがはじめます。

 

お問い合わせはspesou@yahoo.co.jpまでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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