第25回岡本太郎現代芸術賞展

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

今年の5月は寒いですね。

 

 

 

 

今年度のTARO賞を観てきました。

 

今年は中央のガラス空間が、カーテンで閉じられていたせいか、

 

いつもと雰囲気が違って見えましたが、

 

今回も入選された24組の作品は見応えが有りました。

 

技術的にもかなりスペック高めの作家さんが集まった感じがします。

 

 

 

 

昨年は知り合いの作家さんからギャラリーの方々、

 

いろいろな人たちから、

 

どうしてTARO賞に挑んだのかを、

 

何度も何度も聞かれました。

 

総じて、必要がないんじゃないか、という意見でした。

 

 

 

 

TARO賞は、一番近い地元の美術館、

 

IDEE時代に敏子さんと仕事でご一緒していた、

 

太郎さんが沖縄を研究されていた、など数多あってですね、

 

いつかはこの門下に入りたいなと思っていたわけですが、

 

広い空間でインスタレーションを作ってみたいというのが一番の目的でした。

 

TARO賞はそれが可能な唯一の場所なんですね。

 

 

 

普段の展示では、個体としてモノとして作られている作品です。

 

僕が見せたかったのは、そのモノとモノとの間です。

 

何もないと思われているその間に、

 

実は根っこやツルが伸びている、というインスタレーションです。

 

植物作品をより生かせる、金属だからこそ出来る世界、

 

自然の中で感じられる宇宙的な広がりを可視化できないだろうか、

 

そんなところから、少しずつ考えを発展させて出来上がったのがあの作品でした。

 

根っこは植物にとっての脳とも言われていますが、

 

僕らの思想も同じように、

 

沢山の根っこがあちこちに伸びていっているとしたら、

 

何かいろいろなものが見えちゃうと怖さもありますから、

 

それが面白いと思えるのかもしれませんね。

 

 

 

 

さて、来週末からは西荻窪のpoefuさんにて、

 

大ちゃんとの二人展が始まります。

 

僕は高山植物のフレーム作品を18点、

 

絶滅危惧種の立体を2点制作しました。

 

この後6月8日から岡本太郎記念館、

 

青山の方ですね、元IDEEがあったところの。

 

こちらで、受賞記念の特別展示があります。

 

岡本太郎さんとの二人展になります。

 

太郎さんの絵画から根っこやツルを生やします。

 

太郎さんの作品から感じられるパワーを可視化するイメージですね。

 

DMは自主制作で、作らない作家さんも多いみたいですが、

 

僕はせっかくの記念なので100枚くらいは作ろうかなと思っています。

 

出来ましたらお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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