一編の詩のように
こんにちは。
高里の個展が近づいてきました。
今月の3月25日(木)から表参道のギャルリーワッツさんにて、
「一編の詩のように」と題しまして、
新作の錆画を展示いたします。
高里は沖縄の首里の生まれということもあり、
沖縄の古来から続く祭祀や、
御嶽をはじめとする神殿、神事、
精霊を宿す聖なる樹々や
イエスキリストの魂が宿る教会など、
祈りの中に囲まれ、育まれてきました。
「追憶が自らの血となり、目となり、表情となり、
名まえの分からぬものとなり、
もはや自身と区別することができなくなって、
初めてふとした偶然に、一編の詩の最初の言葉は、
それらの思い出の真ん中に、思い出の影から、
ぽっかりと生まれてくるものだ」
画の前で静かに、詩を読むように感じて欲しいと思います。
高里千世
「一編の詩のように」
会期:2021.3.25(木)〜30(火)
25(木)・26(金)・29(月) 12:00〜19:00
27(土)・28(日) 12:00〜18:00
30 (火) 12:00〜17:00
会場:ギャルリーワッツ
港区南青山5-4-44 ラポール南青山103
03-3499-2662