haseの精霊
名古屋は名駅のほど近くにひっそりと佇むギャラリーのhaseさんに、
2010年の「物質の循環展」で制作した精霊がいます。
haseさんは器の作家さんをはじめ、
福田匠さんなどのアートの作家さんや西浦裕太さんなどの彫刻家の方など、
さまざまな作家さんを扱っています。
ご存知の方も多いかもしれませんね。
その精霊でちょっと気になっていることがあります。
haseさんはもうそろそろオープンして4年が経とうとしていますが、
いろいろな作家さんの展示会の様子を見ていると、
いつも精霊が写っているのです。
ずっといて大丈夫なのか、作家さんの世界観を邪魔していないか、
かなり心配なところです。
ただ、この精霊のおかげでいろいろな方々と知り合える機会が増えました。
これは本当に有り難いことです。
彫刻は作り手の人間像が現れると良く聞きますが、
だんだんと僕の要素が抜けて来て、
haseの世界観が凝縮されはじめ、
主のような存在になってきているような気がします。
それで下げづらいのかもしれませんが、
ここは遠慮なくお願いしたいところです。