北アルプス
今週末からの開催となりました『design of alpine』。
先日北アルプスに行ってきましたが、爺ヶ岳から北部の山頂付近には、
まだ雪が多く残っているようでした。
今回は前回お伝えしたとおり、日本を代表する山岳写真家、
高山蝶研究家の田淵行男さんの代表作のひとつ、
『山の意匠』をテーマに作品を制作しています。
田淵さんは北アルプスの麓、安曇野に居を構え、
長い時は2週間も山に入り、その生物層などの調査や撮影を行なっていたそうです。
今回1点だけ制作した大判は、北アルプスで見られる高山植物を7種類、
そして、その7ヶ所の観察地点を地図に記しています。
白馬岳のコマクサ、立山のクモマキンポウゲ、薬師岳のタカネヤハズハハコ、
雲ノ平のハクサンコザクラ、八方尾根のクモマスミレ、常念岳と蝶ヶ岳のチングルマ、
そして槍ヶ岳天狗原のタニギキョウ。
どれも田淵さんが辿った稜線に咲く花たちです。
The plants of the Northern alps
A1size/8.5kg
Lucchiの作品などの詳細は、diaryをご覧下さい。