『design of alpine』Lucchi 高里千世、モリソン小林

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏山のまぶしさとたくましさ

 

高山植物の華やかさとみずみずしさ

 

短い夏に目にすることができる

 

尊くも果敢ない 山の意匠

 

 

 

 

 

一昨年の『around the sea』から毎年開催している高里との二人展ですが、

 

その『around the sea』では海のいきものや熱帯植物を、

 

昨年の『fragments』では野山で拾い集めたかけらを制作しました。

 

今回はおもに、夏の高山で見られる『山の意匠』をテーマに作品を制作します。

 

高里は版画などの他に山からインスピレーションを受けた、

 

Lucchiのコサージュなどのアクセサリーの新作を久方ぶりに、

 

僕もA5からA4くらいまでの小さな高山植物の額作品などを出展します。

 

 

 

 

 

 

『山の意匠』とは、昭和を代表する山岳写真家でもあり、

 

高山蝶研究家としても高名な田淵行男さんの著作で、代表作のひとつです。

 

 

 

初めて金属の植物作品を制作するにあたって、

 

「自然との共生と物質の循環」のコンセプトの元、

 

たくさんの書物を読みあさりましたが、

 

hikeさんに置いてあった田淵さんの写真集の、

 

圧倒的な臨場感のある山岳写真はもちろんのこと、

 

そのあたたかくも凛とした、孤高の志の綴る文脈に僕は魅了されました。

 

 

 

今回の『design of alpine』では、田淵さんが見た『山の意匠』への敬愛と、まだ見ぬ山々へのあこがれ、

 

そして実際に自分たちで山に登り、見て感じてきたものをかたちにしました。

 

alpineとはありますが、標高が高い山というわけではなく、

 

僕らにとってのalpineだと解釈していただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lucchi作品などの詳細は、diaryをご覧下さい。

 

http://lucchi.jp/diary/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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