2013年の回顧その3 「金属の像刻花」

 

 

 

 

 

 

いよいよ年の瀬ですね。

 

僕は毎年、12月も中盤を過ぎるとなんとなく気持ちが落ち着いてきます。

 

年内に納められる仕事を受けるのは11月前半までがリミットですので、

 

基本的に来年納めるための過程であったり、打合せであったりが主になり、

 

お正月を挟むことで皆さんが動かなくなることも相まって、

 

もろもろの事案に左右されることなく日々を過ごせるこの季節がとても気に入っています。

 

年内に片付けられることは片付けておきたい、大掃除はくまなく隅々まできっちりやっておきたいetc…..

 

年明けの方が時間の流れ方はゆっくりだと思うので、

 

年明けに分散してゆっくり片付けるのではだめなんでしょうか。。

 

僕は気持ちを整理するのが大事だと思いますので、身の回りのことくらいは、

 

引渡しなんかのおしりみたいな期限は決めないでおきたいと、常々思っている年末年始です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月はのべ13日間にわたって「金属の像刻花」を開催しました。

 

このタイトルは、2011年に名古屋carafeさんでの「春を謳う花」で、

 

DMに掲載されていた言葉です。

 

金属の植物シリーズで端的に表現出来る、なにかいい言葉はないかと考えていましたが、

 

「金属の像刻花」という言葉を見つけて、すんなりと決められました。

 

ただ、英語表記する場合にはなかなか「像刻」という言葉をうまく表せなくて困っています。

 

「metal flowers」「metal plants」あたりがシンプルでいいのでしょうが、どうでしょうか。。

 

どなたかうまい表現を思いつく方はご一報ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが「金属の像刻花」、大変多くの方にご来場いただきました。

 

皆さんお忙しい中、どうもありがとうございました。

 

今回もとても楽しいひとときを過ごすことができました。

 

 

 

「物質の循環3 ケルン」、「fragments」、そしてこの「金属の像刻花」。

 

2013年はそれぞれ3つの空間で個展を行いました。

 

作品ありきだけではなく、

 

空間全体で作品ひとつひとつを見せていくというスタイルが、

 

自分たちの世界観を伝えるために最も重要なことだということが、

 

再確認することが出来たのではないかと思います。

 

atelier galleryやhikeさん、haseさんのような空間以外でも、

 

carafeさんのようなインテリアショップや、

 

GEODESIQUEさん、GASA*さんのようなファッションブティックでも、

 

そしてホワイトキューブに囲まれたような現代アート的な空間であったとしても、

 

同じように表現することが大切だということを学んだ1年でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3回の個展をはじめ、atelier galleryでもたくさんの方に作品を閲覧していただくことができました。

 

重ねて御礼申し上げます。

 

作家としては、そのことが一番モチベーションを高めてくれるエレメンツです。

 

先の見えない白霧の中をひたすら彷徨うことになっても、

 

待っていてくれるからこそ、様々な状況に向き合っていけるのだと思います。

 

2014年はどんな作品を作ることができるのかとても楽しみです。

 

すっかり1年の締めくくりのようになってしまいましたが、

 

次回atelier galleryの1年を振り返って締めくくりといたしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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