「今日はパンにする日」
今週末13(土)から15(月)の3日間オープンする7月のatelier galleryは、
陶芸作家のyakimonoよこやまのお二人をお招きして、
「今日はパンにする日」を開催いたします。
パンは文明によって生まれたものですが、自然との営みによって育まれ、
共生してきたものです。
そんなたくさんの時間を与え続けてくれているパンですが、
今回参加する4人の作家たちに、こんな記憶を授けてくれました。
風に揺れる蒼蒼と生い茂った稲穂が夏の深い青空に映える、
太古から変わらない大地の雄大さ、
落穂を拾う農婦たちを包む夕暮れと、こどもたちが家路を辿るあぜ道、
石臼やレンガの釜と木べらの焦げた香り、
牛乳やチーズ、質素なスープを囲むやわらかな蝋燭の灯火と土壁の匂い、
そしてあたたかくて香ばしいパンの時間。
陶器をつくる工程は、パンをつくるそれと同じようです。
木を削ってつくられたスプーンやフォークも、
パンとの時間をやさしくしてくれます。
そのすがたを写し、刷り上げられた木の版画は、
そんな素朴な時間の尊さを教えてくれるようです。
今回はDMを制作しました。
都内では、現在開催中の『物質の循環展』会場のhikeさん、GEODESIQUEさん(共に中目黒)、
GASAさんの白金台店、3+Re²恵比寿店、吉祥寺shawn&megu、
そして、浅草橋のsyuroさんに置いていただいています。
暑さの厳しい日が続いていますが、
お時間ございましたら、お立ち寄りくだされば幸いです。
やきものよこやま:http://yokoyama01.exblog.jp/