アトリエギャラリーを始めたきっかけ

 

 

 

 

 

 

 

先日名古屋から、うつわhaseのオーナーさん夫婦がアトリエに来られました。

 

昨年のブログでもご紹介させていただきましたが、うつわときどきアートのお店で、

 

縁あって僕らが作らせていただきました。

 

その縁はおととし2011年の夏に、鎌倉由比ガ浜の招山さんにて行われた合同展に参加したことで生まれました。

 

『招き箱 夏篇』と題されたその展示会は、盟友の横浜のchikuniさん、spologumさんからのお誘いを受け、

 

少数でしたが出展させていただいていました。

 

そこへhaseのオーナーさんが来られて、流木の精霊をご購入されました。

 

僕らとしては、合同展というものは参加したことがなかったため、

 

少々勝手がわからず、chikuniさんにお任せ状態でした。ですが、こういった縁が生まれ、

 

お店作りまで依頼していただくことになったことで、いろいろな意識の変化がありました。

 

今まで参加してきた現代手工業の活動の中では、一度もこういった機会はありませんでしたが、

 

それはやはりグループの全体の趣向というか、

 

マーケットが異なっていたために僕らが興味を引けなかったのが原因でした。

 

作家なのか職人なのかという明確な線引きが、

 

クロスオーバーな活動をする僕らには出来ていなかったのかもしれません。

 

しかしchikuniさんやspologumさんといった作家としても活動する人たちと活動を共にしたことで、

 

特に明確な線引きをしなくても、待ち望んでいた縁が生まれたんだと思います。

 

これをきっかけに、その年の暮れにはGASA*にてsamuloさんとも展示会を共にすることができて新しい絆も生まれ、

 

そしてアトリエギャラリーのオープンへと気持ちをひとつにすることができました。

 

haseのオーナーさんには精霊が良いきっかけを運んできてくれたと言っていただいていますが、

 

僕らの方こそこの縁がなければ、アトリエギャラリーがオープンできたかわからないくらいのものでしたので、

 

とてもありがたいことでした。

 

 

 

 

 

 

 

うつわhaseさんでは、2012年5月12日のオープニング展の二階堂明弘さんを皮切りに、

 

6月にドイツに工房を持たれる李英才さん、7月はストールなどで有名な大谷敬司さん、

 

9月には小澤基晴さんと加藤かずみさんの二人の陶工展と萬田康文さんの写真展『MARE』、

 

10月は信楽の清岡幸道さん、11月は染付けの須藤拓也さんと田中由起子さんの写真展『rest in peace』、

 

そして12月は村木雄児さんという素晴しいラインアップで、ノンストップで走り続けた1年目の2012年でした。

 

今年は19日の土曜日から鈴木美汐さんと林さとみさんの二人の女性の陶工の展示会から始まります。

 

うつわhaseさんは新幹線の名古屋駅より徒歩10分以内の場所にあります。

 

お近くにお越しの際は、ぜひぜひ訪ねていただきたいと思います。

 

うつわhase:名古屋市中村区名駅5-10-7 花車ビル中館1F

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

 

http://www.utsuwahase.jp/

 

 

 

 

 

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