樺太一薬草

カラフトイチヤクソウ

Pyrola faurieana Andres

イチヤクソウ科イチヤクソウ属

絶滅危惧II類 VU

 

北海道、東北北部の常緑矮小低木の高山草原に自生します。

ツツジやガンコウランなどの低木が密生する土壌には、

菌類が深く関わっているようです。

菌類といえば、ラン科の植物というイメージがあるかと思います。

野生ランが自生する土壌は、菌類との共生なくしてありえません。

同じようなことが、ラン科以外の草本植物にも当てはまるケースが稀にあります。

このカラフトイチヤクソウ、そして近縁のエゾイチヤクソウなどは、

菌根菌との共存が不可欠です。

このように菌類との共存共生が必要な種が、

絶滅が危惧されるようになってしまうのは、

土壌が豊かではなくなってしまっている証しなのではないでしょうか。

 

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自然礼賛2021