木枠の雑草野草シリーズ
木枠の雑草野草シリーズ(2012)
こんにちは。
5月のatelier gallery は無事会期を終えました。
ご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございました。
さて、初夏を迎えて道端や野原では、雑草や野草がぐんぐん成長しています。
以前は雑草野草を中心に、作品を制作していた時期がありました。
ヤマケイ出版の野草ハンドブックや柳さんの雑草ノートなどを片手に観察に出かけていました。
身近な植物も、よく見るととても複雑な作りをしていて、
技術的に未熟な自分には、かなりハードルが高ったことを覚えています。
額縁は2009年から鉄枠だけではなくて、木でも制作していました。
下地も左官ではなく、紙などをエイジングしていたりと、
今考えるとバリエーションも豊富でしたね。
その後2014年に「design of alpine 山の意匠」で、
小さな高山植物を制作した際にもいくつか木枠を用いましたが、
なんとなく木枠は雑草野草シリーズが合っているような気がして、
それからは作っていません。
毎年春が来て、オオイヌノフグリやタンポポ、ナガミヒナゲシやハルジオンが咲くようになると、
木枠の雑草野草シリーズを思い出して、
また作ってみようかなと一瞬その気にはなりますが、
なかなかタイミングが合わない今日この頃です。