尾瀬の稚児百合

 

 

 

 

 

 

 

 

夏がくれば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空

 

 

 

 

いや、尾瀬は秋こそが素晴らしい、

 

いやいや、水芭蕉が咲き山に雪が残る初夏こそが尾瀬の景色などなど、

 

それぞれに思い描く尾瀬がありますね。

 

 

 

 

登山の経験がほとんどないという方々から、

 

植物に会えるおすすめのところを訊ねられるときは、

 

決まって尾瀬をおすすめしています。

 

鳩待峠〜山ノ鼻〜尾瀬ケ原の往復なら、

 

登りがほとんどないので日帰りができますので。

 

僕の両親が若い頃は、それこそ遥かな尾瀬と歌われたように、

 

いくつかの峠を夜通し歩いて越えて、

 

明け方にようやく辿り着くというアプローチだったそうです。

 

現在でも都心からのアクセスはそれなりにかかってしまいますが、

 

朝早くの新幹線に乗れば、お昼前には尾瀬ケ原でランチができます。

 

1泊できるのなら朝霧の立ちこめる幻想的な風景にも出会えますし、

 

尾瀬沼まで足を伸ばすこともできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾瀬の植生の豊富さは国内屈指です。

 

至仏山を含めると貴重な高山植物や林床の花、

 

湿地帯の植物に水生植物、絶滅危惧種のランなども数多く見ることができます。

 

 

 

鳩街峠からはじめは下りです。

 

下りが終わる頃にはたくさんの植物が周囲を取り囲んでいます。

 

神聖な空気が全身に優しく降り注いでいるのを感じられると思います。

 

 

 

どうして山にまで登るのですかと訊ねられることがあります。

 

たくさんの情報がすぐに手に入る昨今では、

 

花を作るために何時間もかけて遠方へ、

 

しかも重い荷物を背負って3,000Mの山々まで登るなどどいうことは、

 

あまり考えられないことなのかもしれません。

 

しかし、この尾瀬のようなところに行かれたら、

 

その理由を理解してもらえると思います。

 

 

 

僕は偶然にも植物を作るようになったことで、

 

いろいろな人が自分のatelier galleryや、

 

個展などに足を運んでくれるようになりました。

 

だから植物たちには、自分の足で会いに行かなければならないと思うようになりました。

 

何も話さない彼らだからこそ、

 

生命を直に感じなければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チゴユリは、エンレイソウやゴゼンタチバナ、

 

アマドコロやオオバタチツボスミレなどと一緒に咲いていました。

 

小さな植物なのですが、とても力強い葉っぱですので、

 

すぐに見つけることができます。

 

花期は5月中ごろから1ヶ月くらいで、

 

それを過ぎると赤い実をつけます。

 

その冬の雪の量によっては、7月中ごろまで花が見れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の「Forest Floor」では、このチゴユリも制作しました。

 

花期を過ぎて枯れかけた一株のチゴユリ、

 

尾瀬の夏の記憶とともに、いつでも思い出すことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稚児百合

 

Disporum smilacinum A. Gray

 

ユリ科チゴユリ属の多年草

 

日本各地の落葉樹林帯の林床に生えますが、

 

九州をはじめ、各地で生息域が減少しています。

 

 

 

A4S size(h282w282)

 

2014年6月 尾瀬鳩待峠〜山ノ鼻 標高1,600M付近にて

 

「Forest Floor」出展作品(2018年制作)

 

 

 

 

 

 

 

Forest Floorと3月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

春分を迎えました。

 

「Forest Floor」会期無事終了しました。

 

ご来場いただきました皆さまどうもありがとうございます。

 

 

今回はかなりタイトなスケジュールで四国〜関西と駆け抜けましたので、

 

9日の初日しか在廊できませんでしたが、

 

久しぶりの京都を楽しめたかなと思います。

 

minä perhonenさん京都店の皆さま2週間という長い期間大変お世話になりました。

 

どうもありがとうございます。

 

 

今回のDMの写真は、2014年の初夏に訪れた八ヶ岳の森です。

 

桜平の登山口からヤマオダマキ、ゴゼンタチバナ、リンネソウなどが咲く林道を歩き、

 

ヤツガタケアザミが咲く夏沢鉱泉、

 

グンナイフウロやキバナノコマノツメが咲くオーレン小屋を過ぎ、

 

稜線の山びこヒュッテまでの間の樹林帯で撮影しました。

 

麓の晴天から徐々に霧が立ちこめていく中でしたので、

 

硫黄岳の山頂では、残念ながら深い霧に覆われて眺望はありませんでしたが、

 

苔むす八ヶ岳の深い森を、いつも以上に実感できた山旅となりました。

 

 

「Forest Floor」は10年ほど前に制作した大判作品のタイトルです。

 

高山植物とまではいかない植物が主体となり、

 

ふかふかの落ち葉の下、雪解けをじっと待っていた植物たちで、

 

いつかイベントのテーマとして扱ってみたいと考えていました。

 

今回、皆川さんから葉っぱの大判を制作して欲しいという依頼がありましたので、

 

テーマは「Forest Floor」はいかがでしょうか、ということになりました。

 

「Forest Floor」にはまだまだたくさんの植物たちがいますので、

 

また扱ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月のatelier galleryは「Forest Floor」と会期が重なりましたが、

 

遠方からも含めて多くの方にご来場いただきました。

 

どうもありがとうございます。

 

今月は2015年制作の彫刻「天使たちの目から」を展示しました。

 

2016年の「記録集」の最後のページにも掲載されていますので、

 

すでに多くの方にご覧になっていただいていた彫刻だと思います。

 

今回は新しいものを彫るきっかけにしたいと考えまして、今月展示販売しました。

 

手元を離れることになりましたが、多くの時間を共に過ごすことができて、

 

とても感慨深い作品となりました。

 

以前同じような時間を過ごした作品がありまして、

 

「岡虎の尾」という植物作品でした。

 

今回の「天使たちの目から」は、その「岡虎の尾」の方の元へ行くことになりました。

 

オープンの前日に決めましたので、事前の告知などは行ないませんでしたが、

 

巡り合わせというか、引き寄せるものがあるのでしょうか。

 

大変なご縁を感じずにはいられません。

 

どうぞ作品たちのことをよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、来月4月のatelier galleryのオープンは調整中です。

 

決まり次第atelier galleryページにてお知らせします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月のatelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

先月の2月のatelier galleryは2018年最初ということもあって、

 

大変多くの方にご来場いただきました。

 

どうもありがとうございました。

 

3月のatelier gallery は今週末の17日(土)から3日間オープンします。

 

 

 

現在は京都にてイベントを開催中でして、

 

初日にはいつもatelier galleryにご来場されている方をはじめ、

 

4年ぶりに会った友人やもの作りの仲間たちから、

 

作品について何か変えたのかという指摘を受けました。

 

毎回いろいろと変えている部分はありますが、

 

2016年の記録集刊行展を境に、

 

何かという部分的なことではなくて、すべてを見直しました。

 

作品を作れば作るほど経営を圧迫してしまいまして、

 

作品を作る意欲までも失っていってしまうというような状況になり、

 

なんとか踏ん張ったというところですが、

 

振り返ると、いろいろと見通しが甘かったということですね

 

この辺りのいきさつは改めてここでお伝えしたいと思います。

 

 

 

さて、今月は京都のイベントに間に合わなかった作品を含めて、

 

大小サイズ違いで6点ほどご用意できそうですので展示します。

 

先日このblogでご紹介した両神山麓の節分草は、

 

わけあって非売としますが、

 

讃岐山脈の雪割一花や木曽駒ヶ岳の黒百合、

 

白馬岳の金星蘭など見応えがある作品かと思います。

 

作品の裏書きもご希望あればご覧いただけます。

 

それでは3月のatelier galleryもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香川〜大阪〜京都

 

 

車一杯に荷物を積み込んで、瀬戸内に浮かぶ香川県の豊島に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝一に出発して高速道路を走り続けて、

 

豊島に向かう最終のフェリーに乗るために、

 

岡山県の宇野港を目指しました。

 

港に着く頃にはもうすっかり真っ暗で、

 

大急ぎで3食分の食料を買い込み、

 

車とともに乗船しました。

 

夜の海はとても暗く静かでしたが、

 

学生の頃、沖縄の離島へ船で向かったときのことを思い出して、

 

とてもリラックスした気分になりました。

 

デッキに上がるとテレビで松田聖子さんが情熱的な歌唱を披露していましたが、

 

途中で電波が届かなくなってしまい、テレビまで真っ暗になってしまいました。

 

聖子さんの歌を思い出しながら島に着くと、

 

満天の星空が迎えてくれました。

 

 

 

翌日も朝から快晴で、

 

島猫たちものんびり春の陽射しを楽しんでいました。

 

現場作業も予定通り順調に進み、

 

巻き巻きで作業を進める職人さんたちに笑顔で見送られながら、

 

魅力的な美術館もアートオブジェも海の幸も堪能できずに、

 

フェリーに駆け込み乗船して、バタバタと島を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡山宇野港から再び高速道路を走り、

 

大阪は池田のクライアントさんのお店へと向かいました。

 

まだ日のあるうちに鉢塚にあるguriguriさんに到着すると、

 

落ち着いた雰囲気のカフェでお茶とケーキをいただき、

 

1階から4階までの広いお店を拝見させていただきました。

 

大阪にお越しになられる際には、

 

是非お立ち寄り下さい。

 

guriguriさんどうもありがとうございました。

 

再訪の際はどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

その後再び高速道路に乗り、

 

大阪市内のクライアントさんのお店へと向かいました。

 

大阪市内北浜のリバーサイドにあるセレクトショップのeuさんは、

 

スペソーと親交のあるGASA*さんとSPOLOGUMさん、

 

そしてminä perhonenさんを取り扱っているお店です。

 

高里がアクセサリーブランドのLucchiの活動をしていたときも、

 

ずっと取り扱ってくれていました。

 

僕の作品も9年ほど前の植物展で購入していただいていたり、

 

いろいろなつながりを持って下さっているクライアントさんです。

 

今回北浜店のあるビルの6階に新たにギャラリースペースを設けられて、

 

one-offテーブルを納品させていただきました。

 

追加のご依頼のために現調もしました。

 

明るくて楽しいオーナーさんとたくさんお話しをしながら、

 

おいしいランチをいただきました。

 

euさんどうもありがとうございました。

 

再訪の際はどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

砂糖醤油の甘い汁加減が苦手な僕にとっては、

 

久しぶりの大阪では舌鼓が止まらず、

 

胃袋にだけでなく、街も人も僕にやさしく感じました。

 

できればもう一泊というところでしたが、

 

だいちゃんに襟を掴まれながら大阪を後にして、

 

最終ミッションを遂行するべく京都へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか右折ができなくてウロウロしているうちに、

 

予定時刻を大幅に過ぎて、minä perhonenさんの京都店に到着しました。

 

由緒ある建物にあるお店は天井も高く、

 

なんとも素晴らしい空間が広がっていました。

 

巻きに巻いた設営も無事に終了して、

 

お店の方たちと京野菜たっぷりの夕食をいただきました。

 

とにかく関西は出汁がほんとうにおいしいです。最高です。

 

宴も数々のだいちゃん伝説で大爆笑の連続となりまして、

 

0時を過ぎるまで時間が気にならないくらいに、

 

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

初日を迎えた朝は、

 

自分たち以外全員欧米の方という祇園のスタバで朝食を取ると、

 

すぐ近くの八坂神社にお参りに行きました。

 

イベントは遠方からも友人知人の方や、

 

クライアントさんなどにお越しいただきました。

 

貴重なお時間をどうもありがとうございました。

 

会期は21日までとなっております。

 

今回は制作時間もかなり費やしました。

 

お時間ございましたらご高覧下さいませ。

 

 

 

初日を終え高速道路に乗り、京都を離れて帰路につきました。

 

道中、夕べお店の方たちの前で

 

「あんまり寝れないんですよ。睡眠時間はすごく少なくて大丈夫なんです。」

 

と豪語していただいちゃんがめちゃくちゃ眠そうに運転していました。

 

かなり危なかったので、ギャッツビーを顔にはたいてあげながらSAを待ちました。

 

しかしサービスエリアでだいちゃんが買った飲みものは、

 

眠気覚ましのコーヒーなどではなくておしるこでした。

 

意味がわかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Forest Floor」

 

会期:2018年 3月9日(金)~ 3月21日(水)

 

*3月15日(木)定休日

 

12:00〜19:00

 

作家在店日 3月9日(金)

 

会場:galleria

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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