展覧会の予定とステンドグラス再生産についての近況

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

本格的な夏山シーズンに入りましたね。

 

先日、長野県の中央アルプスへ行って来ました。

 

平日にも関わらず、駐車場は許容350台一杯の満車状態でした。

 

昨年のシーズンは、9月までぐつついた天気が多かったため、

 

縦走には向かないシーズンとなってしまいましたが、

 

今年はどんなシーズンになるのでしょうか。

 

 

 

さて、「自然礼賛」会期中に次回の展覧会の予定を聞かれましたが、

 

4月20日のblogでお伝えしました通り、

 

鎌倉は由比ガ浜の招山さんにて、9月15日(金)から24日(日)の会期で、

 

高里と中村とのスペソー3人展を開催いたします。

 

金属の植物フレーム作品、小さめなものを4、5点ほど出展します。

 

その後は来年2018年の年頭に、minä perhonenさんの京都店にて個展を開催する予定です。

 

ここまでで、なんとか掻き集めたステンドガラスの在庫は終了するかと思います。

 

 

 

これも4月の別のblogにてお伝えしていたのですが、

 

作品で使用しているステンドグラスが再生産されることが決まり、

 

早ければ今夏にも入荷のスケジュールが判明するのではと言われていましたが、

 

どうも当分先になりそうな雲行きとなっています。

 

入荷が決まり次第、その先のスケジュールと照らし合わせて、

 

展覧会の予定を決めていきたいと思っていますが、

 

さてさて、どうなるのでしょうか。

 

 

 

 

暑い日が続く中で、ついつい屋内に籠りがちになってしまう夏の日々ですが、

 

野山では緑が一層に力強さを増し、

 

高山では可憐な植物たちが短い夏を謳歌しています。

 

皆さま、どうぞ健やかにこの夏をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

自然礼賛

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

「自然礼賛」会期無事終了いたしました。

 

ご来場いただきました皆さま、

 

連日大変暑い中どうもありがとうございました。

 

初めてご来場された方は久地駅のローカルっぷりや、

 

産業廃棄物処理場の轟音に驚いた方も多かったのではないでしょうか。

 

ただ、ものすごく遠いイメージがあったのに以外と近かったという方も多く、

 

少しでも良い印象を持っていただけて良かったです。

 

 

 

 

 

今回の「自然礼賛」は、atelier galleryでは久しぶりの個展となりまして、

 

フレーム作品、立体作品、精霊に高里の絵画、

 

登山写真のスライドショーなど、フルスペックでご覧いただけたかと思います。

 

欲を言えば、新作の彫像を3、4点ご用意出来ればなお良かったかなと思います。

 

「自然礼賛」というタイトルをとても気に入っておりますので、

 

次回も「自然礼賛」でいきたいと思っています。

 

今回の作品は次なる作品集のために撮影のお時間をいただきますので、

 

atelier galleryの8月6日(日)〜8日(火)のオープンの際にもご覧いただける予定です。

 

お見逃しをされた方はこの機会にどうぞお越し下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日も落ちた最終日、最後にGASAの五十嵐さんと、

 

hikeの須磨さんがご来場されました。

 

僕が作家活動を始めるきっかけを与えてくれて、最初の頃から場を用意してくれた2人。

 

昨今は、時間の流れとともになくなってしまうものが多いので、

 

夕べはとても感慨深いひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仙丈薊

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

atelier galleryにて開催中の個展「自然礼賛」。

 

会期は中盤に入りました。

 

連日大変暑い中お越しいただいておりまして、

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

今回の作品リストの1番目は、大判の仙丈薊です。

 

制作途中で花と葉を何度も作り直しました。

 

以前にも入山した際に観察していたのですが、

 

何かが違うと、ずっと引っかかったものがあり、

 

自生する南アルプスに再度入山して、

 

とげ針や葉脈の形状を書き写し、

 

ようやく納得のいく作品となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仙丈薊(センジョウアザミ)

 

学名:Circium senjoense Kitam

 

size:w420 h825

 

 

 

日本固有の種で、南アルプスの亜高山帯から高山帯までに自生しています。

 

仙丈ヶ岳が基本標本ですが、北岳や鳳凰山にも多く見られます。

 

花期は7月頃からで、枯れたような色合いで咲きます。

 

他のアザミは割と鮮やかなピンク色に咲きますので、

 

少々独特なイメージがあります。

 

南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳、

 

その名を冠した女王のように気高いアザミです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自然礼賛」(しぜんらいさん)

 

会期:2017年 7月9日(日)〜17日(月・祝)会期中無休 12:00〜19:00

 

会場:special source atelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

 

自然礼賛

 

 

 

 

左:大山蓮華 中央:「黎明」高里千世

 

 

 

 

 

 

こんばんは。

 

「自然礼賛」無事初日を迎えることができました。

 

ご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございます。

 

本日は大変暑い中、遠方からもご来場いただきましてとても嬉しく思います。

 

皆さまにこの日を楽しみにしていただけていたことに感謝しています。

 

atelier galleryでこのボリュームで金属の植物展を行なうのは、

 

2013年の「金属の像刻花」以来となってしまいました。

 

4年の歳月の重みとうつろいを、ひしひしと感じています。

 

この歳月をともに支えてくださったすべての皆さまと神さまに、

 

感謝の祈りを捧げます。

 

 

 

 

 

冒頭の高里が今回のために描いた「黎明」。

 

盗掘が絶えなく、今では絶滅危惧種となってしまった大山蓮華をイメージして、

 

霧中の朝焼けの中で、様々な生きものが動き出す一瞬を捉えた作品です。

 

印象の大山蓮華と高里の抽象の絵画。

 

自然を礼賛するためには人間の感性が必要です。

 

人間の感性は時や様々な制限を超えて、

 

万物を讃えているということを表現できればと思いました。

 

どのような感性の表現であっても、

 

すべては自然礼賛に向かっていると僕たちは信じています。

 

皆さんの感性が感じたすべてのものは礼賛されるべきものといったら、

 

少々おおげさかもしれませんが、

 

そう願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先月の中ごろ、南アルプスに泊まりがけで行ってきました。

 

今回制作したセンジョウアザミやクルマバソウ、コウモリソウなど、

 

たくさんの植物たちを目にすることができましたが、

 

少しずつ自生している標高が高くなっていることに気づきました。

 

八ヶ岳で自生しているランやタンポポなどにも同じことが言えますが、

 

近い将来制作した作品の中で、この世界に存在しなくなっているであろう、

 

絶滅してしまう植物が少なくないことに気づきました。

 

すでに今まで制作した中でも、自生することは困難になってしまって、

 

管理が行き届いた植物園のようなところでしか見られない植物も現れてきてしまっています。

 

南アルプスの深い森の中を歩きながら、

 

これらの一連の作品は、長い年月を重ねることによって、

 

多くの気づきを与えてくれるものなのかもしれないと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1階では高里の絵画作品と、

 

中村大介の山びこを展示しています。

 

大変暑いですが、いや〜エアコン増設しましてかなり快適だと、

 

ご好評いただいております本年のatelier gallery。

 

皆さまお時間ございましたら、是非是非涼みにいらして下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

「自然礼賛」(しぜんらいさん)

 

会期:2017年 7月9日(日)〜17日(月・祝)会期中無休 12:00〜19:00

 

会場:special source atelier gallery

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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