精霊の彫像
最初に彫った精霊です。
この時の展示会から、
「自然との共生と物質の循環」というテーマを掲げて制作していますが、
当時はまだ麓を徘徊して、自然を理解しようとしていました。
現在は少しずつ標高を上げて、
自然への傾倒の範囲を広げています。
精霊の存在は、麓の雑木林から苔むす深い森や荒涼とした岩の海、
急峻なキレットやルンゼ、
そして、たおやかな稜線など至る所で感じることができます。
この2年、毎年1体しか彫っていませんが、
今年もなんとか1体は彫りたいと思っています。