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246号世田谷署交差点からほど近い、明薬通り沿いにある素敵なお店。

 

リニューアルオープンしたのは昨年の夏。

 

徐々に風合いが出てきたファサード木部のメンテナンスを行ないました。

 

ショップデザインは僕の尊敬する方で、

 

オーナーさんもショップの皆さんもとても素敵な方たちです。

 

カフェもありますのでお近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 

 

 

 

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

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「老齢」モリソン小林

 

 

 

 

 

 

今まで吹いていた風が止むと、海は静かになる。

 

それと同じで、激情が収まると、人間も穏やかになる。

 

結局無意味になるのが分かりきっているのに、

 

くだらないことを自慢していた自分の空しさが、

 

歳をとってやっと分かってくる。

 

若い時には、自惚れに眼が曇り、

 

つい見落としていたものごとの儚さが、

 

老人になってやっと分かってくるのだ。

 

 

 

エドマンド・ウォラー「老齢」より

 

 

 

 

 

 

 

carafeさんで開催させていただいている「Poems to Poets 詩人たちへの詩」。

 

会期は終盤に入りまして、27日(日)までの2日間となりました。

 

 

 

carafeさんでは今回で3回目ということで、初めて、彫刻と絵画展というかたちにしました。

 

小振りな作品が主体ではありますが、その分作品の存在感が出過ぎないため、

 

詩人たちの詩の世界観を、うまく表現できているのではないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

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「The Old age(老齢)」高里千世

 

 

 

 

 

 

この「老齢」という詩はおよそ400年前に書かれた、

 

神の御許に近づく人間への詩です。

 

魂を覆っている肉体が朽ちてゆくと、

 

人間というものは弱くなってさらに強くなり賢くなり、

 

新しい世界への入り口に立つに及んで、

 

ようやく両方の世界が同時に見えてくるという詩です。

 

 

 

僕ももちろん共感できたからこそ彫ったんですが、

 

こういうことを若いときに気づくことができる人が、

 

年月を重ねることの大切さを理解できるのだと感じます。

 

自分中心でものごとを考えていくと、

 

自分の弱さだけではなく、ストロングポイントまで分からなくなってしまいます。

 

耐え続けることができなくなってしまうのは、

 

魂を覆っているものの実態が見えないからなのかもしれません。

 

生があるうちは飛んでいくことはできない、

 

天使になることは誰もできないのだから、

 

人間は前だけを見続けて生きていくことはできないのでしょう。

 

「老齢」とは、単に歳を多く重ねたことを意味するのではなく、

 

古い世界と新しい世界の両方を同時に見ることができるようになる齢なのだと思います。

 

自分の弱さを理解できるようになる頃が老齢であり、

 

若くして老齢を知るということは、何よりも難しいことなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

モリソン小林と高里千世の二人展

 

会期:2015年9月12(土)〜27(日)11:00〜19:00  ※水・木は定休日

 

会場:carafe 名古屋市天白区鴻巣1-706 052-847-0509

 

詳しくは下記をご覧ください。

 

http://www.carafe-jp.com

 

http://www.carafediary.com

 

 

 

 

 

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だいちゃんとすっかり仲良くなったみーちゃんです。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「川口江里 器展」 ありがとうございました

 

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秋のシルバーウィークに合わせて7日間オープンしました9月のatelier gallery。

 

川口江里さんの器展、無事会期を終えました。

 

川口さんの慈愛に満ちた世界観に包まれた、

 

とてもしあわせな7日間でした。

 

 

 

福島県の南東に位置するいわき市は、

 

先の震災で多大な被害を受けました。

 

大変な状況は今もなお変わってはいませんが、

 

太平洋からの風向きにより原発の影響をほとんど受けなかったことで、

 

川口さんはなんとか作陶をつづけることができました。

 

 

 

陶芸に限らず作家活動を始めることは、とても難しいことではありませんが、

 

継続していくことは、何よりも難しいことです。

 

しかしそういったことにかけられる時間があるということは、

 

とても幸せなことなんだと思います。

 

今回、川口さんから伝えていただいたのは、

 

作家として生きていくことの大変さや、

 

作品に向き合うために自問自慰する思考云々ではなく、

 

純粋に大変なことは、生きつづけたいと願うことを、

 

日々叶えていくことではないかということです。

 

 

 

 

 

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この7日間、多くの方にご来場いただきまして、

 

どうもありがとうございました。

 

この素晴らしい機会を与えてくださった川口さん、そして稲葉さんに、

 

心より感謝しています。

 

 

 

 

 

 

川口江里 器展

 

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好天に恵まれそうな9月のatelier gallery、

 

川口江里さんの器展が始まりました。

 

とても人気のある作家さんだけに、

 

地味でローカルな駅、知名度が極度に低いギャラリーにもかかわらず、

 

初日から非常に多くの方にご来場していただいています。

 

 

 

スペソーは今回、よく川口さんの個展が開催できましたねと、

 

たくさんの方に言われますが、

 

自分たちでも本当にそう思います。

 

今回のような機会をいただけて、とても嬉しく思っています。

 

 

 

 

 

 

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久々の陶芸作家さんの個展ということと、DMの写真が印象的だったということで、

 

atelier galleryのお客さまもとても楽しみにされていた方が多く、

 

初日の早い時間からご来場いただいていますが、

 

あまりにも素敵な作品に感動されていました。

 

本当に素晴らしい作品ですので、ご覧いただいてとても嬉しいです。

 

 

 

初日、そして2日目の今日と、在庫数のお問い合わせをいただいています。

 

今回は330点ほどをご用意していただいていますのでまだ大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

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川口江里 器展

 

会期:2015年9月18日(金)〜24日(木)12:00〜19:00 ※会期中無休

 

会場:special source atelier gallery

 

川口さん在廊日:18(金)、19(土)、20(日)

 

お問い合わせ:044-813-0783

 

mapはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

川口江里 器展

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9月のatelier galleryは、

 

明日18日の金曜日から24日の木曜日までオープンします。

 

陶芸作家の川口江里さんをお迎えして、

 

会期中無休での器展の開催です。

 

 

 

 

 

DMの作品は、錆びた鉄のように見えます。

 

手にするととても軽く、本当に鉄の薄板でできているのではと、

 

しばらく眺めてしまいました。

 

今回の器展では、輪花をはじめ細長い角皿や程よい大きさのリム皿、

 

マドレーヌ皿や花掛けなど、種類も豊富に用意していただきました。

 

質感も鉄錆びのような鉄色のほかに、

 

白い器の貫入に渋が染み込んだものや青色のものなど、

 

経年の風合いを醸し出していて、とても趣があります。

 

 

 

たおやかな佇まい、そしてゆるやかな時間の流れを感じる川口さんの器たちが、

 

atelier galleryの空間に並びました。

 

皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。

 

 

 

 

 

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川口江里 器展

 

会期:2015年9月18日(金)〜24日(木)12:00〜19:00 ※会期中無休

 

会場:special source atelier gallery

 

川口さん在廊日:18(金)、19(土)、20(日)

 

mapはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

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今この時から、わたしは自分自身に命ずる、

 

限界や想像の境界線からはみ出よと。

 

自己の全的絶対の主人としてわたしは、

 

自分の望む所に赴き、他人の言っていることを良く尊重し、

 

彼らに耳を傾け、立ち停まり、探し求め、受け入れ、熟慮し、

 

優しく、だが否定し得ない意志の力で、

 

わたしを捉えようとする桎梏からわたし自身を解き放つ。

 

 

 

 

ウォルト・ホイットマン「大道の歌」より

 

 

 

 

 

 

 

アメリカが生んだもっとも素晴らしいものは、

 

おそらく自由だと思いますが、

 

僕はホイットマンの「草の葉」ではないかと思います。

 

この本をはじめて読んだのはかれこれ30年以上も前のことですが、

 

何度読み返してみても、あの当時とさして印象は変わりません。

 

なんでもないただの一冊の本なんですが、

 

大人でも子供でもリベラルな空気感を感じることができます。

 

時代的には内戦や奴隷問題などの諸問題を抱えてはいましたが、

 

未来を照らすかのように、解放された希望に満ちた光に溢れた書です。

 

 

 

今回DMに写された彫像の背景にあった高里の描いた絵画は、

 

この「草の葉」にある一篇、

 

「大道の歌」からインスピレーションを受けて描かれたものです。

 

日本語で「大道の歌」というと、微妙にニュアンスが違うということで、

 

画のタイトルはホイットマンの原題のまま。

 

「Song of the Open road」としました。

 

そして僕の彫刻の詩は、

 

フランスのピエール・ルヴェルディの「そして今は」。

 

海を渡って羽ばたいた自由のスピリッツを、

 

このふたつの絵画と彫刻から感じてもらえたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

モリソン小林と高里千世の二人展

 

 

 

会期

 

2015年9月12(土)〜27(日)

 

11:00〜19:00  ※水・木は定休日

 

 

 

会場

 

carafe

 

名古屋市天白区鴻巣1-706

 

052-847-0509

 

 

詳しくは下記をご覧ください。

 

http://www.carafe-jp.com

 

http://www.carafediary.com

 

 

 

 

 

 

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みーちゃんもお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

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彩りのある情景を描き、自然を讃え自由を謳歌し、希望を語る言葉の彫刻家。

 

詩人たちが紡いだ言葉のセンテンスから受けたインスピレーションを、

 

彫刻と絵画で表現します。

 

 

 

 

 

2年ぶりのcarafeさんでの展覧会が近づいてきました。

 

今回はおもに僕の彫刻作品と高里の絵画作品になります。

 

ひとつひとつの作品が、それぞれいろいろな詩からイメージして制作されています。

 

ルヴェルディ、リルケ、シャール、ホイットマンなどの詩です。

 

彫刻や絵画の作品においては、表題になる言葉が作品の世界観へ観るものを惹き込む大きな要素となります。

 

詩人が心の内側を漂泊し、言葉と言葉を紡いで映し出される斬新で美しいイマージュは、

 

今回の創作に向き合う上での大切な礎になりました。

 

 

 

「Poems to Poets 詩人たちへの詩」

 

会場:carafe 名古屋市天白区鴻巣1-706 052-847-0509

 

会期:2015年9月12日(土)〜27日(日)11:00〜19:00 ※水木定休日

 

 

 

 

 

CARAFEPOEMS

 

 

 

 

 

出展作品は彫刻作品と絵画作品のほか、

 

イギリスの詩人ウィリアム・ワーズワースの世界観より、

 

彼が愛した自然風景からイメージした金属の植物の額作品を出展します。

 

 

 

DMは下記店舗さまに置かせていただいています。

 

hase/a l’etage 名古屋市中村区名駅5-10-7 花車ビル中館1F

 

amiche 愛知県春日井市岩成台4-3-1

 

sora 静岡県三島市一番町14-8 一番町栄ビル2F

 

 

 

DMをご希望の方はこちらまでご連絡下さい。

 

TEL : 044-813-0783

 

お問い合わせメール

 

 

 

 

 

 

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