アール・ブリュット
ずっと観たかった企画展を観に、スペソーの近所の緑地へ。
山に比べればだけど、緑が多くて気持ちがいいので家族連れで賑わっていました。
階段を上ると、
パワースポットです。
美術の専門教育を受けていなくても、
独自の表現で自分の世界を築いた表現者たちのことを、
「アール・ブリュット(生の芸術)」と捉えた企画展が行なわれていました。
障害を持ちながらも作り続けている、様々な表現世界を持った作家さんたちの作品を観ることが出来ます。
「彼らの表現はノーマルな社会の分別では到底考えられない、
恐ろしい程の激しさを持っているのです。
それはかえって我々を根源的な感動に回帰させる異常な魅力です。」
太郎さんがそう語っていたように、僕も感動しました。
「何だ、これは!」
太郎さんがそう唸っていたように、僕も唸ってしまいました。
「芸術というものは、人間の根源に根ざしたエネルギーが生み出すものであって、
そこには定式も様式もなく、おのずから形づくられる形が生まれてくるだけ、
それだけ素朴で自由なものだ。」
太郎さんの言葉は、自分の芸術に対する見識を見つめ直して頭を整理することではなく、
もうごちゃごちゃでも全然いいから、自分を突き動かすものに従って、
一番自由だと感じるものを見つけなさいと言っているように思えました。