『物質の循環展Ⅲ ケルン』
本日29(土)より『物質の循環展Ⅲ ケルン』が始まります。
「自然との共生と物質の循環」をコンセプトにして、
第一回目は植物、二回目は蝶を制作しました。
自然の素材であり人間が精製した金属を用いて、
自然の中で生まれた普遍的なモチーフを制作することで、
「自然との共生と物質の循環」という概念を自分なりに体現しました。
今回の第三回目のケルンは、流木や倒木で制作しています。
素材は金属のように人間の手を介さない自然のものですが、
かたちは人間にしか表せられないものです。
自然の中に存在するものを、人間の意思によってかたちにする。
たとえ自然の悠久の時間軸によって崩れ落ちても、
人間がいる限り、何度でもかたちを表現していくことができます。
そしてそれは、ひとりの人間でも表現できるものであり、
かかわりあって生まれるものでもあり、
自然とともに存在していかなければ、かたちとして紡いでいけないものです。。。
相変わらず自分のことはうまく表現できませんが、
皆さんのご感想を、心よりお待ち致しております。