『BONES』骨は美しい
最初の物質の循環展に出展する彫像を制作していた時、動物の骨格を調べていました。
その時出会ったのが『BONES』という本でした。
それから1年後の2010年夏、その『BONES』の湯沢英治さんが、
『球根草花展』の前にGEODESIQUEさんで展示会を開催されていました。
僕は兄が考古学に携わっているということもあって、
骨は一般の方々に比べると、身近な存在でした。
博物館などでは、つい骨格標本を見続けてしまうクセもあります。
しかし湯沢さんの写真の中にいる骨格標本は、
僕が良く目にするそれらとは違って、リアルでした。
生育環境の説明や、ジオラマなどは彼らには必要なく、
骨の美しさが胸を打って、そこからすべてのイメージが湧いてくるように感じました。
その展示会後、湯沢さんに親しくしていただいくようになって、
先日、精霊の彫像の写真を撮影していただきました。
湯沢さんどうもありがとうございました。
『BONES』の続編『BAROCCO』も出ています。
息を飲む美しさです。
是非ご覧になってみて下さい。
湯沢さんのHPはこちら:http://www.eiji-yuzawa.com/
湯沢さんの写真展が、6月にGEODESIQUEさんにて、
開催される予定になっています。
詳細が分かり次第お伝えします。