メッセージボトル

 

 

僕の携帯電話の液晶が割れてから数ヶ月、かろうじてメールの文字を確認できますが、そろそろ替え時ですね。

 

学生の頃は、お金持ちのおじさんのクラウンにあったでっかい自動車電話が、かっこよく見えたものです。

 

当時、家にある電話は一台ですんで、友だちからの電話も、家族の隣でしゃべっていたのが懐かしく思えたりします。

 

子機が出来たときは、けっこう感動ものでしたしね。

 

今はどこの家族の間でも、家族が誰と話したりしてるのかなんてわからないんですよね。

 

僕は生まれた時から家に黒電話があった世代ですが、親の世代になると、

 

電話すら町の地主さんのところにしかなかったりしたそうで、

 

連絡を取り合う手段はもっぱら手紙だったそうです。

 

昔の手紙を大事にとってあって、たまに引っ張り出して見ている姿を見ると、楽しそうなんです。

 

悲しいかな現在の僕の場合、手紙を出すといったら展示会のDMか年賀状くらいというありさまです。

 

そんなことを考えていた時に、小さなガラス瓶と古い外国の手紙を見つけました。

 

海の向こうにいる、遠く離れた友人や家族に宛てた手紙を、

 

こんな小さなガラス瓶の中にしたためて流した人もたくさんいたんでしょうね。

 

 

 

 

 

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