ビンテージを扱う家具ショップには、名作と呼ばれる家具や名もないながらも見事な経年の風合いを醸し出している品々が、隠れ屋的な倉庫にひっそりと佇んでいます。しかし倉庫という環境は、必ずしも家具たちが安息できるものとは限りません。壁面を漆喰による左官で仕上げることによって防湿性を高め、カビなどによる2次的な経年劣化を防ぐ工事を施しています。既存のアルミサッシの壁面の前に壁を作り、小さな木枠の窓にステンドガラスを入れ、採光を最小限にして日焼けも防ぐようにしています。また、低い天井に邪魔にならないように照明器具や配管もコンパクトにしてあります。あくまでも倉庫として家具たちが安心してくつろげる空間をイメージして作りましたが、好みの音楽でも聞きながら、オーナーの好きな山やスキーの話を肴に、スコッチなんぞを嗜みたくなる空間でもあります。

  • warehouse of furniture shop
  • 2012/5 open
  • 目黒区某所
  • デザイン設計、内装施工、ステンドガラス木枠窓、エイジング他
  • 床面積24坪
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